「手入れが大変」「見た目が単調」…
そんな庭の悩みを解決してくれるのが、砂利と人工芝の組み合わせです。
この記事では、デザイン例・施工ポイント・おすすめ素材まで、初心者でもすぐ真似できる「砂利×人工芝の庭づくり」実践ガイドを解説していきます。

砂利と人工芝を組み合わせることで、様々なデザインが出来ます。ぜひ参考にしてください。
なぜ「砂利×人工芝」の庭が人気なのか?
機能性とデザイン性を一度に叶えられる…
これが、砂利と人工芝を組み合わせた庭が近年とくに選ばれている理由です。
「雑草が大変…」「緑のある庭にしたい」「でも手入れの時間はない」という人にとって、まさに理想的な組み合わせ。
とくに、プロの外構業者でも“コスパが良く、失敗しにくい施工プラン”として定番になっています。
砂利×人工芝のメリット
雑草対策◎
- 防草シート+砂利+人工芝の“3重バリア”で、日光が地面に届かず雑草がほぼ生えない。
- 夏の草取りストレスが激減します。
一年中グリーン
- 冬でも枯れない人工芝は、いつ見ても青々。
- テラスや窓から見える景色が明るくなり、リゾートのような雰囲気に。
メンテナンス最小限
- 芝刈り・散水・肥料すべて不要。
- 葉っぱや砂埃はほうき・ブロアで2~3分でサッと掃除できるので、忙しい人でもキレイを維持できます。
子ども・ペットに優しい
- クッション性が高く、転倒しても衝撃を吸収。
- 裸足でもチクチクせず遊べるため、家庭用ドッグランとしても人気です。
デザイン自由度が高い
- 白砂利×人工芝で爽やか、黒砂利×人工芝でスタイリッシュなど組み合わせは自由。
- 曲線デザインも簡単で、初心者でも“映える庭”が作れます。
👉 砂利選びのポイントは「防草シート」の質で決まります。
素材の特徴と選び方
庭づくりの仕上がりは、どんな素材を選ぶかで大きく変わります。
なぜなら、同じ「砂利」や「人工芝」でも、種類によって見た目・耐久性・手入れのしやすさが異なるからです。そのため、特徴を知って選ぶことが成功の第一歩です。
ここでは、初心者でも迷わず選べるように、代表素材のメリットや向いている使い方をわかりやすく解説していきます。
「雑草を減らしたい」「おしゃれな雰囲気にしたい」「メンテナンスを楽にしたい」など、あなたの目的に合う素材選びのヒントが見つかるはずです。
砂利の魅力
砂利は“敷くだけで機能性が一気に上がる”万能素材。
とくに、庭の悩みをまとめて解決しつつ、デザインも自由にアレンジできるため、外構でも長年人気の王道アイテムです。
雑草抑制効果
砂利を敷くと地面に日光が届かず、雑草が発芽しにくい環境が自然に形成されます。とくに、「防草シート+砂利」のW施工はプロも推奨する鉄板テク。
これにより、真夏でも草取りの頻度が大幅に減り、庭の管理がぐっとラクになります。
防犯効果
砂利は踏むと大きめの“ジャリッ”という音が鳴るため、侵入者への威嚇効果が高いのが特徴。そのため、裏庭、勝手口、窓下など“目の届きにくい場所”に敷くと安心度がアップします。
そして、防犯砂利は特に音が大きく、夜間も効果抜群。
水はけ抜群
砂利の隙間を通して雨水が地中へスッと浸透するため、水たまり・泥はね・ぬかるみを防止します。そのため、雨の翌日に靴が汚れにくく、掃除がイージーになる点もメリット。
また、テラス周りや犬走りにも最適です。
デザイン性
砂利は色・形・大きさのバリエーションが豊富で、庭のテイストに合わせて“雰囲気づくり”がしやすい素材です。
- 白川砂利・・・明るく清潔感があり和モダンに◎
- 那智黒石・・・深い黒が高級感を演出。モダン外構の鉄板
- ミックスカラー・・・自然な風合いでナチュラルガーデン向き
- イエロー系砂利・・・南欧風・リゾート風にマッチ
とくに、人工芝・植物・外壁色との相性次第で、庭の印象がガラッと変わります。
人工芝の魅力
人工芝は「見た目の美しさ×メンテナンスの少なさ」が両立する、現代の庭づくりで欠かせない人気素材。とくに、忙しい家庭や小さな子どもがいる家に選ばれる傾向があります。
一年中青々
人工芝は季節に左右されず、冬でも青々とした美しい景観をキープできます。
そのため、「冬に枯れた庭が暗く見える」という悩みがなくなり、リビングからの眺めがいつでも明るく、リゾートのような雰囲気に。
手入れ不要
天然芝のような芝刈り・水やり・施肥が不要で、日々の管理コストがほぼゼロに。
とくに、落ち葉やほこりはブロアやほうきで数分で掃除できるため、忙しい人でもキレイな庭を簡単に維持できます。
クッション性
人工芝はふわっとしたクッション性があり、転倒時の衝撃を軽減。そのため、子どもが裸足で走り回ったり、ペットが遊んだりするスペースとしても人気です。
とくに、ふんわり感を重視するなら芝丈30〜35mmのロングタイプを選ぶと快適さがアップします。
人気のデザイン実例
砂利と人工芝の組み合わせは、選ぶ色や形、敷き方によって庭の印象が大きく変わります。
なぜなら、同じ素材でも、コントラストを活かしたモダンスタイルから、落ち着いた和モダン, 曲線を使ったナチュラルガーデンまで、表現できるデザインはさまざまだからです。
ここでは、実際に人気のあるレイアウトや組み合わせを紹介しながら、「自分の庭に取り入れるならどのデザインがしっくりくるか?」イメージを膨らませやすいように、具体的な実例を元に解説していきます。
あなたの庭にぴったりの“映えるデザイン”がきっと見つかります。
① 白砂利 × 緑の人工芝:明るくモダンで清潔感たっぷり
白砂利の持つ“光を反射する明るさ”と、人工芝の鮮やかなグリーンが美しいコントラストを生み、北欧風・モダン外構・シンプルデザインと相性抜群。
- 写真映えする明るい庭にしたい
- 玄関アプローチを爽やかに見せたい
- 家の外壁が白・グレー系
という方に特に人気です。
また、植栽(オリーブ・シマトネリコなど)やガーデンライトを追加すると、夕方〜夜にかけて柔らかな陰影が生まれてホテルライクな雰囲気に。
そのため、初めての外構DIYでも取り入れやすい王道デザインです。
② 黒砂利 × 茶系人工芝:ナチュラル&和モダンの落ち着き
黒砂利の深く引き締まった色味に、茶系人工芝の自然なブラウンが加わることで、「落ち着き × 温かみ」のバランスがとれた上質な空間を演出します。
- 和風庭園・和モダンが好き
- 外壁がブラウン系/木調サイディング
- ウッドデッキや縁側と合わせたい
こんな方にとても人気の組み合わせです。
那智黒石など光沢のある黒砂利を使えば高級感がさらにアップ。とくに、和風植栽(モミジ・南天・下草)を添えると、四季の移ろいが感じられる癒しの庭になります。
③ 曲線レイアウトで柔らかな印象に仕上げるデザイン
人工芝を“ゆるやかな曲線”で敷くと、直線では出せない柔らかさが生まれ、自然の風景のような動きやリズム感がプラスされます。
- お子さんが遊ぶスペース
- ペットの走り回るドッグラン
- 目隠しフェンスと調和するデザイン
といった実用面ともマッチし、庭が格段に使いやすくなるのが特徴。
さらに、曲線の内側に小さな花壇を作ったり、低いポールライトを配置すると、夜には光のラインが芝の曲線を美しく照らし、幻想的なナイトガーデンに変わります。
とくに、SNSでも人気が高い「映える庭」に仕上げやすいデザインです。
機能的な庭にする素材の使い分け
砂利と人工芝は、それぞれに異なる強みを持つ優秀な庭素材です。
だからこそ、「歩く場所」「くつろぐ場所」など目的ごとに使い分けることで、庭の使い勝手が驚くほど向上します。
そのため、同じ10㎡の庭でも、素材の配置次第で
- 歩きやすさ
- 安全性
- 見た目の統一感
- 家族の過ごしやすさ
が大きく変わります。
ここでは、砂利と人工芝を“どこに・どう配置すると快適になるのか”を、具体的な使い方とともにわかりやすく紹介していきます。
歩く場所には「砂利」
砂利は“歩くためのスペース”に最適な素材です。
水はけが良いので、雨の日でも靴が汚れにくい
- 水たまりを作りにくく、玄関まわりや犬走り、家の裏側なども常にサラッと快適。
防犯砂利を使えばセキュリティも強化
- 踏むとジャリッと音が鳴るため、不審者への抑止効果が高く、夜も安心感がアップします。
色によって雰囲気を大きく変えられる
- 白→明るく爽やか
- 黒→スタイリッシュで引き締まる
- ピンク→優しい印象で洋風ガーデンにぴったり
など、外壁やフェンスの色と合わせると統一感のある外構に仕上がります。
このように、砂利は敷くだけで「歩きやすさ」「防犯」「おしゃれ」の3つを同時に叶えられる、コスパの高い素材です。
くつろぎスペースには「人工芝」
「座る」「寝転ぶ」「遊ぶ」など、ゆったり過ごすスペースには人工芝が最適です。
芝刈り・水やり不要で、いつでも清潔
- 天然芝のような管理が必要なく、ブロアでサッと掃除するだけ。
裸足で座れる柔らかさで、家族の遊び場にぴったり
- ピクニックマットなしで寝転べるクッション性があり、子どもの遊び場・ペットスペース・DIYリビングとしても人気です。
一年中グリーンで、眺めが良くなる
- 冬でも枯れず常に明るい景観が楽しめるため、リビングからの眺望もアップ。
とくに、リビング前の“アウトドアリビングスペース”や、朝日が気持ちいい東側庭には人工芝がよく映えます。
+αで楽しむ演出アイデア
砂利と人工芝で“使いやすい庭”が整ったら、次はちょっとした工夫で雰囲気をさらに格上げしてみましょう。
とくに、照明や植物などの小さなアイテムを加えるだけで、庭は昼と夜でまったく違う表情を見せ、「歩くだけの庭」から「眺めて楽しむ庭」へと変化します。
ここでは、初心者でも簡単に取り入れられるワンランク上の演出アイデアを紹介していきます。
少しの追加で、あなたの庭がぐっと特別な空間に変わります。
照明で“夜の庭”を美しく演出
庭は昼だけでなく、夜もライトアップ次第でまったく別の表情を見せてくれます。
そのため、照明をうまく取り入れることで、小さな庭でも“高級感のある演出”や“癒しの光景”を簡単に作れるのが魅力です。
ソーラーライトで省エネ&自動点灯
- 配線不要で設置が簡単。
- 夕方になると自動で点灯するため、手間ゼロで“ほのかな光の小道”が完成します。
- 人工芝や砂利沿いに並べるだけで雰囲気がUP。
スポットライトで植栽や樹形をドラマチックに照らす
- オリーブ・シマトネリコ・コニファーなど、樹形の美しい植物を下から照らすと、影が壁に投影されてホテルのような立体感が生まれます。
- 砂利の反射光も加わって、夜の庭が一気に特別な空間に変わります。

季節の植物をプラスして“暮らしの彩り”を演出
砂利+人工芝の組み合わせはメンテナンスが楽な反面、単調に見えやすいことも。とくに、そこに季節ごとの花を少し加えるだけで、庭全体が生き生きと華やかになります。
春
- チューリップ
- 人工芝のグリーンに鮮やかな赤・黄・ピンクが映え、庭が一気に春色に。
夏
- マリーゴールド
- 強い日差しでも元気に咲き、明るいビタミンカラーが夏の庭を盛り上げます。
秋
- コスモス
- ふわりと揺れる姿が、人工芝の上で軽やかな動きをプラス。
- 優しい雰囲気に。
冬
- ビオラ
- 寒さに強く、冬でも花を絶やさない頼もしい存在。
- 暗くなりがちな季節のアクセントに◎
また、鉢植えや小さな花壇に取り入れるだけでも、四季を感じる庭へ簡単にグレードアップできます。
DIYでもできる!施工のコツ
砂利や人工芝の施工は、一見むずかしそうに見えても、実は基本の手順さえ押さえれば初心者でもきれいに仕上げられるDIY向きの作業です。
そして、プロのような仕上がりに近づけるためのポイントは、材料選びと下地づくり、そして“ちょっとしたひと手間”。
ここでは、初めての人でも失敗しにくいように、砂利・人工芝それぞれの施工で押さえるべきコツをわかりやすく解説していきます。
このポイントを意識するだけで、庭の完成度がぐっと上がります。
砂利の施工ポイント
砂利は見た目こそシンプルですが、下地づくりが仕上がりを左右する重要ポイントです。
防草シートを下に敷く(重ね10cm目安)
- シートを隙間なく敷くことで、砂利の下から雑草が突き抜けるのを防止。
- 重ね幅は10cmほど確保すると“スキマから生える”トラブルを防げます。
縁石・エッジ材で区切ると崩れ防止に
- 砂利は横から散らばりやすい素材。
- エッジ材で庭の境界を区切ると、雨・風でも形が崩れず、見た目がグッと整います。
- 人工芝との境界にも使うとより美しく仕上がります。
厚み5〜7cmで防草&安定性UP
- 厚さが薄いとシートが露出したり、歩くたびに地面が見えてしまうことも。
- 5~7cmの厚みで敷くと歩行性も良く、ふかふかせず歩きやすい安定した仕上がりになります。
人工芝の施工ポイント
人工芝はコツさえ押さえれば、DIYでもプロ級の仕上がりが叶う素材です。
芝丈20〜35mmの自然色タイプを選ぶ
- 短すぎると硬く、長すぎると寝やすくなるため、20~35mmが最も自然で扱いやすい範囲。
- 2~3色ミックスの人工芝は光の当たり方で“本物の芝のような陰影”が出ておすすめです。
U字ピン+専用テープでしっかり固定
- 人工芝は風でめくれやすいため、端から30〜40cm間隔でU字ピンを打つと安定感UP。
- 芝同士のつなぎ目には専用テープを使うと、継ぎ目が目立たず滑らかに仕上がります。
最後にブラシで芝を立たせて仕上げ
- 施工後は芝が寝ている状態なので、デッキブラシで逆方向にとかすとふんわり自然に。
- このひと手間で“プロ施工のような立体感”が生まれます。
このように、DIYでも、下地づくり+固定+仕上げブラシを丁寧に行うだけで、驚くほど美しい庭に仕上がります。
そのため、「初めての庭DIY」にも挑戦しやすい組み合わせです。
まとめ:砂利×人工芝で“手間ゼロ×癒しの庭”を手に入れよう
いかがでしたか?
要点まとめ
- 砂利は防草・排水・防犯の3つに強く、歩く場所の快適性をアップ
- 人工芝は一年中きれいで、子ども・ペットにも優しい安全な素材
- 2つを組み合わせることで、デザイン性・使い勝手・メンテナンス性が一気に向上
- DIYでも施工できるため、費用を抑えながら自分好みの庭づくりが可能
今日からできる行動
- 庭の日照と動線をチェック
- 防草シート・砂利・人工芝を比較
- まずは小さな区画から試す
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