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【冬の芝生手入れ完全ガイド】休眠期でも美しい芝を守るポイント

【冬の芝生手入れ法】寒さから芝を守るポイント ブログ
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冬になると芝生は休眠状態に入り、見た目が茶色くなったり成長が止まったりします。

そのため、「もう手入れは必要ないのでは?」と思う方も多いです。しかし、実はこの時期の管理が春の芽吹きや芝の密度に大きく影響します。

この記事では、冬の芝生手入れがなぜ必要なのか、具体的な管理方法(水やり・サッチング・雑草対策) を初心者にも分かりやすく解説していきます。

 

来春も青々とした芝庭を楽しむために、ぜひ参考にしてください。

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冬の芝生手入れが重要な理由

冬の芝生手入れが重要な理由

冬になると芝生は一見「休眠しているだけ」に見えてしまいます。しかし、実は根は生き続けており、気温の低下や乾燥、霜、さらには病害虫の影響を受けやすい非常にデリケートな状態にあります。

そのため、見た目には変化が少ないため油断しがちですが、この時期の管理を怠ると、春以降に取り返しのつかないダメージとなって現れてしまいます。

具体的には、以下のようなリスクが生まれます。

春の芽吹きが遅れる
  • 冬の間に根が弱ってしまうと、春になってもすぐに新芽を伸ばせず、再生に時間がかかります。
  • その結果、緑が戻るのが遅く、庭全体がまだらな見た目になってしまいます。
芝の密度が下がる
  • 元気がなくなった芝は密度が低下し、地面が見える状態に。
  • 隙間には雑草が侵入しやすくなり、せっかく整えた芝生が台無しになってしまいます。
病害虫リスクの増加
  • 冬にサッチ(枯れ葉や刈りカス)が溜まると、湿気やカビの温床に。
  • 灰色かび病や根腐れなどの病気が発生しやすく、春に芝生が一斉に枯れる原因になることもあります。

つまり、「冬は芝生が休んでいるから何もしなくても大丈夫」ではなく、むしろ冬のケアこそが春の美しさを左右する決め手なのです。

春に青々とした芝を楽しむためには、寒い季節こそ油断せず、根を守り環境を整えてあげることが大切です。

冬に控えたい作業と注意点

冬に控えたい作業と注意点

芝生は冬になると成長を休止し、表面的には動きが止まったように見えます。しかし実際には根が生き続けており、非常にデリケートな状態です。

なぜなら、この時期に普段と同じような手入れを行ってしまうと、かえって芝を弱らせてしまう危険があるからです。

とくに、以下の作業には注意が必要です。

芝刈りは不要
  • 冬の芝は葉が成長していないため、刈り込む必要はありません。
  • むしろ残された葉が霜や冷気から根を守る「天然のカバー」となっています。
  • 無理に刈り込むと根がむき出しになり、寒さに弱くなるだけでなく、春の芽吹きも遅れてしまいます。
施肥は控える
  • 冬は成長が止まっているため、肥料を与えても効果はほとんどありません。
  • それどころか、養分が吸収されず土中に残り、カビや病害の原因になることもあります。
  • 肥料は春の成長再開を待ってから与えるのが正解です。
頻繁な水やりは逆効果
  • 気温が低い冬は水分の蒸発が少なく、土が過剰に湿ったままになりやすい時期です。
  • そこにさらに水を与えると、夜間に凍結して根が傷む恐れや、根腐れのリスクが高まります。
  • 基本的には「土が完全に乾いたときに、午前中に軽く与える」程度が安心です。

このように、冬の芝生は「手をかけすぎないこと」が最大のポイントです。普段のように世話をしたい気持ちを抑え、「守る」「見守る」という意識で管理することが、春に美しい緑を取り戻す秘訣となります。

冬の水やり:乾燥対策がポイント

「水やり」冬の乾燥対策

冬の芝生は気温が下がることで成長がストップし、必要とする水分量もぐっと少なくなります。そのため、春や夏のようにこまめな水やりは必要ありません。

しかし、「まったく水やりをしなくていい」というわけではなく、冬ならではの乾燥対策が重要になります。とくに、晴天が続いたときや、風が強い日が多い地域では、思った以上に土中の水分が奪われてしまうことがあるのです。

水やりのタイミング

避けたい時間帯
  • 早朝や夜間の水やりは、霜や凍結を招きやすく、根を痛める大きな原因になります。
  • 冬に芝が弱る大きな要因のひとつが「凍結による根の損傷」です。
おすすめの時間帯
  • 日差しで気温が上がる「昼前後の暖かい時間帯」に行うのがベスト。
  • 凍結のリスクを減らしつつ、与えた水がしっかり地中に浸透していきます。

水やりの量

控えめが鉄則
  • 「たっぷりあげたほうがいい」と思いがちですが、冬は逆効果。
  • 過剰な水分は凍結や根腐れのリスクを高めます。
目安は“表面がしっとりする程度”
  • 全体に軽く行き渡るくらいで十分です。
  • ホースで勢いよくかけるのではなく、ジョウロや散水ノズルで優しく撒くと均等に潤います。

乾燥対策の工夫

  • 風が強いエリアでは、土の表面をマルチング(ワラやバークチップなど)で覆うと乾燥を防ぎやすくなります。
  • 特に鉢植えや芝生の端の部分は乾燥が早いので、部分的なチェックも忘れずに。

このように、冬の水やりのコツは「与える回数よりも、控えめで適切なタイミングを守ること」。そして、やりすぎは大敵ですが、必要なときに適量を与えるだけで、春の芝生の回復力に大きな差が出ます。

 

サッチングで通気性を改善

サッチングで芝の通気性を確保

芝生を健康に保つためには、水や肥料だけでなく「通気性」を確保することが欠かせません。ところが、芝の根元には枯れ芝や刈りカスが堆積し、これが“サッチ”と呼ばれる層となって空気や水の流れを妨げてしまいます。

なぜなら、サッチが溜まると、芝生が呼吸できなくなるだけでなく、病害虫やカビの温床となり、春の芽吹きにも悪影響を与えかねないからです。

そんなトラブルを防ぐために行うのが「サッチング」です。そのため、冬の時期に取り入れることで、根元が健全な状態に整い、春の芝生が力強く成長する準備が整います。

サッチとは?

「サッチ」とは、芝生の根元に溜まる枯れ芝や刈りカス、落ち葉などの有機物が層になったものを指します。そして、一見するとクッションのように柔らかく見えますが、これが厚くなると水や空気が根に届きにくくなり、通気性や排水性の悪化、カビや病害虫の発生を招きやすくなります。

そのため、放置していると見た目が悪くなるだけでなく、春の芽吹きも遅れてしまうため、定期的な除去が欠かせません。

タイミング

理想的なのは秋~冬前
  • 芝が休眠に入る前に一度行うのがベスト。
  • 冬の間、通気性を良い状態で保てます。
冬の終わりにも有効
  • 秋にできなかった場合でも、冬の間に軽くサッチングを行えば効果があります。
  • とくに、積雪の少ない地域や、落ち葉が多い庭では冬場の実施がおすすめです。

方法

道具を活用
  • 専用の「サッチングレーキ」や「熊手」を使うと効率的。
  • 芝生専用のエアレーターや電動のサッチ除去機を使う方法もあります。



やり方のコツ
  • 芝の表面を軽くかき取るイメージで行いましょう。
  • 力を入れすぎると芝の根を傷めるため注意が必要です。
後処理も大切
  • かき出したサッチや枯れ葉は必ずきれいに回収しましょう。
  • 堆肥化することも可能ですが、そのまま放置すると再び病害虫の原因になります。

メリット

  • 根元の通気性が改善し、芝生が呼吸しやすくなる
  • 水はけが良くなり、過湿による根腐れや病気を防ぐ
  • 湿気が減ることで害虫やカビの発生を予防できる
  • 春になると新芽がスムーズに伸び、緑が揃いやすくなる

このように、サッチングは少し面倒に感じるかもしれません。しかし、実際にやってみると芝生が驚くほど元気を取り戻します。

そして、冬の間に一度取り組むだけで、春の立ち上がりの早さや美しさに大きな差が出るので、冬のメンテナンスの中でも特におすすめの作業です。

冬の雑草対策

「雑草対策」冬場の芝生を守る

芝生が休眠している冬こそ、雑草が勢力を広げやすい季節です。とくに、寒さに強いスズメノカタビラやカラスノエンドウなどの冬雑草は、低温下でも元気に育ち、気づけば芝生を覆ってしまうこともあります。

そして、もし放置してしまうと、春の芽吹きのタイミングで芝が雑草に負けてしまい、美しい景観を損ねる原因に…

だからこそ、冬のうちから雑草対策を行うことが、春に健康で青々とした芝生を育てる秘訣となります。

冬でも雑草は生える

芝生が寒さで休眠している間も、実は雑草はしたたかに活動しています。

とくに、スズメノカタビラやカラスノエンドウなどの冬雑草は低温でも元気に育ち、春先までに勢力を広げてしまうのです。そのため、もし冬の間に放置すると、春になって芝生が再び芽吹く頃にはすでに雑草が優勢となり、芝が生育しにくくなってしまいます。

結果として、見た目の美しさを損ねるだけでなく、管理の手間も大幅に増えることになるのです。

雑草取りの方法

手作業で根ごと抜く
  • 雑草は根を残すとすぐに再生してしまうため、引き抜くときは根までしっかり取り除くことがポイントです。
  • 土が少し湿っている状態だと抜きやすく、再発防止にも効果的です。

 

除草剤の活用
  • どうしても手作業で取りきれない場合は、芝生専用の除草剤をピンポイントで使用するのがおすすめ。
  • 芝を傷めにくいタイプを選び、ラベルに記載された適量を守ることで安全に管理できます。


防草シートの活用

芝生エリアそのものには敷けませんが、隣接する花壇や通路、芝生の外周部に防草シートを敷くことで、雑草の侵入を大幅に減らすことができます。

とくに、芝と境界が接している部分は雑草が広がりやすいため、シートでブロックしておくと効果的です。さらに、砂利やウッドチップと組み合わせれば見た目も美しく、防草効果も長続きします。

 

このように、冬の雑草対策は「芝生が休んでいる間にライバルを減らしておく」ことが最大の目的です。そのため、冬のうちに雑草を抑えておくことで、春に芝生がスムーズに立ち上がり、美しい緑を取り戻しやすくなります。

冬の終わりに行う春準備

冬の終わりに行う春準備

冬の寒さがやわらぎ始める2月下旬〜3月は、芝生が再び成長を始める前の大切な準備期間です。

そのため、この時期にひと手間かけておくことで、春の芽吹きが一段とスムーズになり、庭全体が青々とした美しい芝で彩られます。

軽いサッチングやエアレーションで通気性を改善

冬の間に溜まったサッチ(枯れ芝や有機物)を軽く取り除くことで、根元の通気性と水はけが向上します。

さらに、エアレーション(地面に小さな穴を開けて空気を送り込む作業)を組み合わせることで、根が酸素を取り込みやすくなり、春の成長力をグッと引き出せます。

 

目土を薄く撒いて芝の均一性アップ

芝の表面に薄く目土を撒くことで、凹凸がならされて見た目がきれいになるだけでなく、根が新しい土に触れることで成長を促進します。

とくに、踏み固められた部分や芝が薄くなった部分には効果的で、春に一面の緑を揃える準備になります。

緩効性肥料を少量施す

冬の終わりに少量の緩効性肥料を与えておくと、芝生が春に成長を再開したときの立ち上がりがスムーズになります。

また、与えすぎると逆効果になるため「少なめ・控えめ」を意識するのがポイントです。

このように、冬の終わりにこうしたケアを取り入れておくことで、春には雑草に負けない元気な芝が一斉に芽吹き、庭全体が生き生きとした表情に変わります。

そのため、「春はもうすぐ」というワクワク感を楽しみながら、準備を進めてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

冬の芝生手入れは「やりすぎず、必要なポイントだけ押さえる」のがコツです。

  • 水やりは控えめに、乾燥が続くときだけ
  • サッチングで通気性を確保
  • 冬雑草は早めに処理
  • 春準備は冬の終わりに実施

そして、これらを実践することで、芝生はダメージを受けにくくなり、春には健康で密度の高い緑を取り戻せます。冬のひと手間が、1年を通して美しい芝庭を維持する秘訣です。

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