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【冬の芝生ケア完全ガイド】水やり・肥料・霜対策で春に差がつく理由

【冬の芝生ケアの究極ガイド!】美しい緑の芝生を維持する方法 ♪ ブログ
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冬になると芝生が茶色くなり、「このまま放っておいて大丈夫?」と不安になりますよね。

実は冬の管理次第で、春の芝生の仕上がりは大きく変わります。

この記事では、冬にやるべき水やり・肥料・霜対策・NG行動を初心者向けに整理し、春に後悔しない芝生ケアの正解を解説していきます。

 

適切なケアをされた芝生はとても美しいものです。ぜひ、参考にしてください。

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  1. なぜ冬の芝生ケアが重要なのか?【春の出来は冬で決まる】
    1. 芝生は冬でも「完全に休んでいない」
    2. 冬にダメージを受ける3つの原因(乾燥・霜・過湿)
          1. ① 乾燥:見落とされがちだが最も多い原因
          2. ② 霜:「踏むだけ」で芝生が傷む
          3. ③ 過湿:水の与えすぎが根を殺す
    3. 冬を放置すると春に起きるトラブル
  2. 冬の芝生の正しい水やり【やりすぎが一番危険】
    1. 冬でも水やりが必要な理由
    2. 水やりの頻度とベストな時間帯
          1. 水やりの基本頻度
          2. ベストな時間帯は「午前中」
    3. ❌ 冬の水やりでよくある失敗例
          1. ❌ 毎日水をあげる
          2. ❌ 夕方〜夜に水やりをする
          3. ❌ 排水不良を無視する
  3. 冬の芝生に肥料は必要?【与え方を間違えると逆効果】
    1. 冬に肥料が必要なケース・不要なケース
          1. 冬に肥料が「必要なケース」
          2. ❌ 冬に肥料が「不要なケース」
    2. 冬用肥料の選び方(リン・カリ重視)
          1. 冬に必要な栄養素とは?
          2. 肥料選びの目安
    3. ❌ NG施肥例:窒素過多・真冬の追肥
          1. ❌ 窒素が多い肥料を使う
          2. ❌ 真冬に追肥をする
          3. ❌ 弱った芝生を肥料で回復させようとする
  4. 害虫・病気対策:冬でも油断すると春に後悔する
    1. 冬に潜む害虫・病気(雪腐病・シバツトガ)
      1. 雪腐病(スノーモールド)
          1. 特徴
      2. シバツトガ(幼虫)
          1. 特徴
    2. 予防の基本は「乾燥 × 通気」
          1. なぜ「乾燥」と「通気」が効くのか?
          2. 冬にやっておきたい予防ポイント
    3. 自分で対処できない場合の判断基準
          1. 業者相談を検討した方がいいサイン
          2. プロに相談するメリット
  5. 霜・雪から芝生を守る冬の特別ケア
    1. 霜で芝生が傷む仕組み
          1. なぜ霜が危険なのか?
    2. ❌ 霜が降りた朝にやってはいけない行動
          1. 絶対に避けたいNG行動
          2. 霜が降りた朝の正しい対応
    3. 積雪時の正しい除雪方法
          1. 積雪が芝生に与える影響
          2. 芝生を傷めない除雪のコツ
  6. 冬の終わりにやるべき準備【春の立ち上がりを良くする】
    1. 枯れ芝・落ち葉の除去と通気改善
          1. 正しい除去のポイント
    2. 病害虫チェックと早期対処
          1. チェックすべきポイント
          2. 早期対処が重要な理由
    3. 春の肥料・水やり計画の立て方
          1. 春の肥料計画
          2. 春の水やり計画
  7. まとめ:冬の芝生ケアで春の仕上がりはここまで変わる
          1. 関連記事:

なぜ冬の芝生ケアが重要なのか?【春の出来は冬で決まる】

なぜ冬の芝生ケアが重要なのか?

冬の芝生は、見た目だけを見ると「茶色くなって動きが止まっている状態」に見えます。

そのため…

  • どうせ春になれば勝手に緑になる
  • 冬は何もしなくていい
  • 触らない方が安全

と考えてしまいがちです。

しかし、実際には冬の芝生管理は「春の仕上がりを左右する準備期間」

この時期の扱い方ひとつで、春に「一気に青くなる芝生」か「まだらで回復が遅い芝生」かが決まってしまいます。

芝生は冬でも「完全に休んでいない」

冬になると芝生の葉は成長を止め、色も茶色っぽく変化します。

そのため、この状態を見て「枯れている」と思われがちですが、多くの場合、芝生は枯死しているわけではありません。

実際には…

  • 地上部分(葉) → ほぼ成長停止
  • 地下部分(根) → ゆっくり活動を継続

という状態になっています。

👉 つまり冬の芝生は、春に一気に芽吹くためのエネルギーを、根に蓄えている最中。

とくに、この時期に根が弱ると…

  • 春の発芽が遅れる
  • 生えムラが出る
  • 病気・害虫に負けやすくなる

といったトラブルにつながります。

👉 「冬は何もしない」ではなく、「根を弱らせない管理」が正解なのです。

冬にダメージを受ける3つの原因(乾燥・霜・過湿)

冬の芝生がダメージを受ける原因は、大きく分けて次の3つです。

① 乾燥:見落とされがちだが最も多い原因

冬は気温が低く、蒸発が少ないため乾燥していないように感じます。

しかし、実際には…

  • 冷たい北風
  • 雨や雪が少ない期間
  • 表土だけが乾き続ける状態

によって、土中の水分がじわじわ失われていきます。

👉 乾燥が続くと根が弱り、春の立ち上がりが極端に遅くなります。

② 霜:「踏むだけ」で芝生が傷む

霜が降りた芝生は、葉の表面に水分が凍りついた非常にデリケートな状態です。

このときに…

  • 歩く
  • 自転車を通す
  • 子どもやペットが踏む

だけで、葉の細胞が壊れ、その跡が春まで残ることがあります。

とくに、霜害は一度起きると回復に時間がかかるため、「霜=放置」ではなく「霜=触らない」が重要です。

③ 過湿:水の与えすぎが根を殺す

冬は水が乾きにくいため…

  • 水やりのしすぎ
  • 排水の悪さ
  • 雪解け水の滞留

が原因で、根が呼吸できなくなりやすくなります。

そして、これが続くと…

  • 根腐れ
  • 病原菌の繁殖
  • 雪腐病などの発生

につながり、春になっても芝生が元気に戻らない原因になります。

冬を放置すると春に起きるトラブル

冬の芝生ケアを何もせずに放置すると、春に次のような問題が起こりやすくなります。

  • 芝生が一斉に緑にならず、まだらになる
  • 一部だけ生えず、土が見えたままになる
  • 病気や害虫が一気に表面化する
  • 回復に時間がかかり、管理が大変になる

とくに、初心者の方ほど「春になったのに、思っていた芝生と違う…」と感じやすいポイントです。

逆に言えば、冬に最低限の正しい管理をしておくだけで、春の芝生は驚くほど整います。

冬の芝生の正しい水やり【やりすぎが一番危険】

正しい水やりと肥料の基本

冬の芝生管理で、初心者が最も迷いやすいのが「水やり」です。

見た目は成長していないため、「水は必要ないのでは?」と思いがちですが、完全に水やりを止めてしまうのも、毎日あげるのも、どちらもNGです。

冬の水やりで大切なのは、「乾かしすぎない、でも湿らせすぎない」こと。このバランスを理解できると、春の芝生の仕上がりが大きく変わります。

冬でも水やりが必要な理由

冬は気温が低く、雨や雪もあるため、「自然に水分は足りている」と思われがちです。しかし、実際には、次のような理由で芝生は冬でも乾燥しやすい状態になります。

  • 冷たく乾いた風が地表の水分を奪う
  • 雨が少ない期間が続く
  • 表面だけ湿って、中の土は乾いている

芝生は冬でも地下の根がゆっくり活動を続けているため、この時期に極端な乾燥が続くと…

  • 根が弱る
  • 春の芽吹きが遅れる
  • 生えムラが出やすくなる

といったトラブルにつながります。

👉 つまり冬の水やりは、「成長させるため」ではなく「根を弱らせないため」に必要なのです。

水やりの頻度とベストな時間帯

水やりの基本頻度

冬の水やりは、定期的に行うものではありません。

目安はとてもシンプルで…

  • 土を触って乾いていると感じたときだけ
  • 雨・雪がしばらく降っていない場合のみ

で十分です。

とくに、チェックしたいのは…

  • 日当たりが良い場所
  • 風が当たりやすい場所
  • 建物の南側

これらは、冬でも意外と乾燥しやすいポイントです。

ベストな時間帯は「午前中」

冬の水やりは必ず午前中に行いましょう。

なぜなら、理由は…

  • 日中に気温が上がり、水が凍りにくい
  • 土が適度に乾く時間を確保できる
  • 霜や凍結による根・葉のダメージを防げる

からです。

逆に、夕方〜夜の水やりは、「凍結 → 細胞破壊 → 春までダメージが残る」という最悪の流れを引き起こすことがあります。

そのため、水量は「しっかり濡らす」必要はなく、土がうっすら湿る程度で十分です。

❌ 冬の水やりでよくある失敗例

ここからは、実際に多い失敗例と「なぜダメなのか」をセットで見ていきましょう。

❌ 毎日水をあげる

「乾燥が怖いから」と毎日水をあげてしまうのは、冬の代表的な失敗です。なぜなら、冬は水が蒸発しにくいからです。

そのため、水を与えすぎると土が常に湿った状態になり…

  • 根が酸素不足になる
  • 根腐れを起こす
  • 病原菌が繁殖しやすくなる

結果として、春になっても芝生が元気に戻らない原因になります。

👉 冬の水やりは「回数」ではなく「状態」で判断するのが正解です。

❌ 夕方〜夜に水やりをする

日中忙しく、つい夕方や夜に水をあげたくなる気持ちはよく分かります。しかし、冬の芝生にとって、これは非常に危険です。

  • 水分が凍結しやすい
  • 霜と重なり、葉や根の細胞を傷つける
  • 朝には踏み跡のようなダメージが残る

一度傷んだ芝生は、春まで回復しないこともあります。

👉 冬は「午前中以外は水やりしない」と覚えておきましょう。

❌ 排水不良を無視する

水やり量が少なくても、排水が悪い場所では過湿状態になりやすいのが冬の特徴です。

  • 土が粘土質
  • 低い場所に水が溜まる
  • 雪解け水が抜けにくい

そのため、こうした場所では、水やり以前に…

  • 水が溜まっていないか
  • 土がドロドロしていないか

を確認することが重要です。

👉 排水不良を放置すると、「根腐れ・雪腐病・春の生育不良」につながり、回復に時間と手間がかかります。

このように、冬の芝生の水やりは…

  • 毎日やらない
  • 午前中だけ
  • 乾いているときだけ少量

この3つを守るだけで、失敗の多くは防げます。

冬の芝生に肥料は必要?【与え方を間違えると逆効果】

冬の芝生に肥料は必要?

冬の芝生を見ると、「元気がなさそうだから肥料をあげた方がいいのでは?」と感じる方は少なくありません。

しかし、芝生の肥料は、与えれば元気になるものではなく、時期を間違えると逆効果になります。とくに、冬は「肥料の種類・タイミング」を間違えると、春の芝生に深刻な影響が出ることも…

そのため、まずは「冬に肥料が必要な場合」と「不要な場合」をしっかり切り分けましょう。

冬に肥料が必要なケース・不要なケース

冬に肥料が「必要なケース」

次のような条件に当てはまる場合は、冬用肥料を適切に使うことで春の仕上がりが良くなります。

  • 晩秋(11月前後)までに施肥できる
  • 芝生が大きく弱っていない
  • 土の状態が極端に悪くない
  • 春に向けて「根を強くしたい」目的がある

👉 この場合の肥料は、成長促進ではなく「冬越しの体力づくり」が目的です。

❌ 冬に肥料が「不要なケース」

一方、次のような場合は、無理に肥料を与えない方が安全です。

  • 真冬(1〜2月)に入っている
  • 芝生がすでに弱りきっている
  • 霜・凍結が頻繁に起きる地域
  • 排水不良で土が湿りがち

とくに、この状態で施肥すると…

  • 栄養を吸収できず無駄になる
  • 根や微生物のバランスが崩れる
  • 病気・根腐れの原因になる

など、回復どころかダメージを増やす結果になりがちです。

👉 冬は「やらない判断」も立派な管理です。

冬用肥料の選び方(リン・カリ重視)

冬の芝生に使う肥料で、最も重要なのは成分バランスです。

冬に必要な栄養素とは?
  • リン(P) → 根の発達を助け、春の芽吹きを支える
  • カリウム(K)→ 細胞を強くし、寒さ・病気への耐性を高める

これに対して…

  • 窒素(N)→ 葉の成長を促す

👉 窒素は春〜夏には必要ですが、冬にはほとんど不要です。

肥料選びの目安

冬用肥料は、次のような表示を目安にしましょう。

  • 「秋冬用」「寒肥対応」
  • N(窒素)が控えめ
  • P・Kが多め

👉 具体的には、「N:P:K=低:中:高」の配合が理想です。

また、即効性の強い肥料より、ゆっくり効く緩効性タイプの方が、冬越しには向いています。

❌ NG施肥例:窒素過多・真冬の追肥

ここからは、初心者がやりがちな「失敗パターン」を見ていきましょう。

❌ 窒素が多い肥料を使う

芝生が茶色いと、「葉を元気にしたい」と思ってしまいがちですが、冬に窒素を多く与えると…

  • 葉だけ無理に伸びる
  • 寒さに弱くなる
  • 霜で傷みやすくなる

という悪循環が起きます。

👉 結果として、春に枯れ跡が目立つ芝生になってしまいます。

❌ 真冬に追肥をする

1〜2月の寒さが厳しい時期に肥料を追加するのは、ほぼ意味がありません。

  • 芝生が栄養を吸収できない
  • 土に残った肥料が病原菌のエサになる
  • 春に肥料焼けを起こす可能性がある

と、リスクの方が大きくなります。

👉 冬の施肥は「晩秋までに終える」が鉄則です。

❌ 弱った芝生を肥料で回復させようとする

すでに…

  • 病気が出ている
  • 根腐れしている
  • 生えムラが激しい

状態の芝生に肥料を与えても、回復は期待できません。

👉 この場合は、「水やり・排水・病害虫対策を優先」し、肥料は春まで待つ方が結果的に近道です。

このように、冬の芝生の肥料は…

  • 必要なケースだけ使う
  • リン・カリ重視で選ぶ
  • 真冬は何もしない

この判断ができれば、失敗はほぼ防げます。

害虫・病気対策:冬でも油断すると春に後悔する

害虫・病気管理

「寒いから、冬は害虫も病気も心配ない」そう思って芝生を放置してしまうと、春になってから一気にトラブルが表面化することがあります。

なぜなら、冬の芝生は「害虫や病気が活動を止めているだけの状態」だからです。そのため、条件がそろえば、春の気温上昇と同時に一斉に動き出します。

だからこそ冬は、「駆除よりも増やさない管理」が重要になります。

冬に潜む害虫・病気(雪腐病・シバツトガ)

雪腐病(スノーモールド)

冬〜早春にかけて発生しやすい、芝生特有の病気です。

特徴
  • 雪や霜が解けたあとに発生しやすい
  • 芝生が茶色〜灰色に変色する
  • 円形・まだら状に広がる

そして、原因は…

  • 湿った状態が長く続く
  • 風通しが悪い
  • 落ち葉や刈りカスを放置

といった「冬の環境管理不足」。

👉 放置すると、春になっても回復せず、張り替え・補修が必要になるケースもあります。

シバツトガ(幼虫)

冬でも注意が必要な芝生害虫の代表例です。

特徴
  • 冬は地表や根元で越冬
  • 春になると一気に活動開始
  • 葉や茎を食害し、芝生がまだらに枯れる

そして、冬の間に気づかず放置すると…

  • 春に突然芝生が薄くなる
  • 原因が分からず対処が遅れる

といった失敗につながります。

👉 「春に突然出た」のではなく、「冬から潜んでいた」これが多くの家庭で起きている現象です。

予防の基本は「乾燥 × 通気」

冬の害虫・病気対策で最も重要なのは、薬剤ではなく環境づくりです。

なぜ「乾燥」と「通気」が効くのか?
  • 病原菌は湿った環境を好む
  • 害虫は隠れ場所が多いと増えやすい

つまり…

  • 常に湿っている
  • 落ち葉・刈りカスが溜まっている
  • 空気がこもる

こうした状態が、冬の間に被害を仕込んでしまう原因になります。

冬にやっておきたい予防ポイント
  • 落ち葉・枯れ芝をこまめに除去
  • 水やりのやりすぎを避ける
  • 排水不良の場所を放置しない
  • 芝生の上に物を置きっぱなしにしない

👉 これだけでも、雪腐病・害虫の発生リスクは大きく下げられます。

自分で対処できない場合の判断基準

冬の時点で、次のような状態が見られる場合は、自己判断で様子見を続けるのは危険です。

業者相談を検討した方がいいサイン
  • 芝生が部分的に溶けたように変色している
  • ぬめり・異臭がある
  • 毎年同じ場所が春に枯れる
  • 害虫か病気か判断がつかない

👉 こうしたケースでは、原因を間違えると対策も逆効果になりがちです。

プロに相談するメリット

害虫駆除110番 などの専門サービスを使うと…

  • 害虫か病気かを正確に診断
  • 芝生の状態に合った対処法を提案
  • 無理な薬剤散布を避けられる
  • 再発防止まで含めて相談できる

というメリットがあります。

👉 「いきなり駆除」ではなく、「判断材料を集める」使い方が、冬の芝生管理では失敗しにくいポイントです。


 

このように、冬の害虫・病気対策は…

  • 潜んでいる前提で管理する
  • 乾燥と通気を意識する
  • 迷ったら早めに判断を仰ぐ

これだけで、春のトラブルは大幅に減らせます。

霜・雪から芝生を守る冬の特別ケア

霜・雪から芝生を守る

冬の芝生トラブルで、実は最も多い原因が「霜」と「雪による物理ダメージ」です。

そのため、水やりや肥料に気を配っていても、この2つを軽視すると、春に「なぜか芝生がまだら…」という結果になりがちです。

とくに、霜や雪の怖さは、一度のミスが、数か月後まで影響すること。だからこそ、正しい知識で「触らない・傷つけない」管理が重要になります。

霜で芝生が傷む仕組み

霜は、夜間〜早朝にかけて、芝生の葉や表面の水分が凍結してできるものです。このとき芝生は、見た目以上に非常に繊細な状態になっています。

なぜ霜が危険なのか?
  • 葉の表面にできた氷の結晶が細胞を傷つける
  • 朝日で急激に溶けると、さらに細胞が破壊される
  • 傷んだ部分は回復せず、茶色い跡として残る

👉 つまり霜害は、「寒さそのもの」より「凍結と解凍の繰り返し」が原因です。

そして、このダメージは地上部だけでなく、根元にも影響し、春の芽吹きが遅れたり、生えムラの原因になったりします。

❌ 霜が降りた朝にやってはいけない行動

霜が降りた朝にやってしまいがちな行動が、芝生ダメージを決定的にする原因になります。

絶対に避けたいNG行動
  • 芝生の上を歩く
  • 自転車や台車を通す
  • 子ども・ペットを遊ばせる
  • 車のタイヤが芝に乗る

霜が付いた芝生は、例えるならガラス細工のような状態。

👉 踏んだ瞬間に細胞が壊れ、その踏み跡が春まで消えないことも珍しくありません。

「少しなら大丈夫」は通用しないのが霜の怖さです。

霜が降りた朝の正しい対応
  • 芝生には一切立ち入らない
  • 日が当たって霜が完全に溶けるまで待つ
  • どうしても通る必要がある場合は芝生以外を迂回

これだけで、霜害の大半は防げます。

積雪時の正しい除雪方法

雪は柔らかく見えますが、積もると芝生を長時間押しつぶす重りになります。

とくに、注意したいのが…

  • 雪が何日も残る
  • 同じ場所に雪を寄せ続ける

といったケースです。

積雪が芝生に与える影響
  • 芝生が押しつぶされ、通気不足になる
  • 湿った状態が続き、雪腐病が発生しやすくなる
  • 春に溶けたあと、芝生が腐ったように見える

👉 「雪は自然に溶けるから放置でOK」と思いがちですが、条件次第では放置が失敗につながります。

芝生を傷めない除雪のコツ
  • プラスチック製のスコップや柔らかい道具を使う
  • 一気に削らず、表面から少しずつ除雪する
  • 芝生の上に雪を山積みにしない
  • 雪は庭の端や芝生以外の場所へ移動

👉 金属製スコップや力任せの除雪は、芝生の表面を削り、春の回復を遅らせる原因になります。

このように、霜・雪対策で覚えておきたいのは…

  • 霜が降りたら「触らない」
  • 雪は「優しく・溜めない」
  • 一度のミスが春まで残る

という3点です。

冬の終わりにやるべき準備【春の立ち上がりを良くする】

冬の終わりにやるべき準備

冬を越えた芝生は、まだ本調子ではありません。しかし、このタイミングでの準備次第で、春の芝生は…

  • 一気に青くなる
  • いつまでもまだらのまま
  • 病気・害虫が広がる

と、大きく差が出ます。

そのため、冬の終わりは「ダメージをリセットし、成長スイッチを入れる準備期間」。そして、ここでひと手間かけることで、春の管理が驚くほどラクになります。

枯れ芝・落ち葉の除去と通気改善

まず最優先で行いたいのが、芝生表面の整理です。

なぜなら、冬の間に溜まった…

  • 枯れた芝
  • 落ち葉
  • 細かなゴミ

を放置すると、春になっても…

  • 新芽に日光が当たらない
  • 空気がこもる
  • 病原菌が残りやすい

といった悪影響が出るからです。

正しい除去のポイント
  • レーキ(熊手)で表面を軽くなでる程度
  • 芝生を引き抜かないよう優しく
  • 土が濡れている日は作業しない

👉 ここでの目的は、刈ることではなく「通気と日当たりを回復させること」です。

そして、この作業だけでも、春の芽吹きがスムーズになり、芝生全体が均一に立ち上がりやすくなります。

病害虫チェックと早期対処

次に行うのが、芝生全体の健康チェックです。なぜなら、冬の間に潜んでいたトラブルは、春の気温上昇とともに一気に表面化してしまうからです。

チェックすべきポイント
  • 円形・まだら状の変色がないか
  • 芝生が溶けたように見える部分はないか
  • 土が異常に柔らかく、ぬめりや臭いがないか
  • 毎年同じ場所だけ調子が悪くならないか

とくに、これらが見られる場合…

  • 雪腐病
  • 根腐れ
  • 害虫の食害

が始まっている可能性があります。

早期対処が重要な理由

春は芝生の回復力が高い時期ですが、初期対応を逃すと被害は一気に拡大します。

  • 軽症 → 自然回復・部分対処でOK
  • 放置 → 張り替え・大規模補修が必要

という差が出るため、「少しおかしいかも?」の段階で気づくことが重要です。

春の肥料・水やり計画の立て方

最後に、春に向けた管理計画づくりを行いましょう。そして、ここでのポイントは、いきなりやらないこと。

春の肥料計画
  • 気温が安定して10℃以上になってから開始
  • 冬用ではなく「春用肥料」を使用
  • 窒素を適度に含んだものを選ぶ

しかし、焦って早く施肥すると…

  • 肥料焼け
  • 病気の発生
  • 成長ムラ

の原因になります。

春の水やり計画
  • 冬の乾燥状況を確認
  • 最初は「少なめ・間隔長め」からスタート
  • 芝生の反応を見ながら徐々に調整

👉 春は「たっぷり・毎日」ではなく、「しっかり・間隔を空けて」が基本です。

このように、冬の終わりにやるべきことは…

  • 芝生表面をリセットする
  • 小さな異変を見逃さない
  • 春の管理を“計画的”に始める

この3つだけ。

そして、この準備ができていれば、春の芝生は自然と勢いよく立ち上がり、「今年は管理がラクだな」と感じられるはずです。

まとめ:冬の芝生ケアで春の仕上がりはここまで変わる

いかがでしたか?

冬の芝生ケアは、特別な作業を増やすことではありません。

そのため、「やりすぎない水やり」「間違えない肥料」「踏まない・湿らせない」この3つを守るだけで、春の芝生は驚くほど変わります。

もし…

  • すでに病気や虫が出ている
  • 原因が分からず不安
  • 春に失敗したくない

という場合は、冬のうちに判断材料だけ集めておくのも一つの選択です。そして、正しい冬管理ができれば、春の芝生は必ず応えてくれます。

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