冬になると芝生が茶色くなり、「このまま放っておいて大丈夫?」と不安になりますよね。
実は冬の管理次第で、春の芝生の仕上がりは大きく変わります。
この記事では、冬にやるべき水やり・肥料・霜対策・NG行動を初心者向けに整理し、春に後悔しない芝生ケアの正解を解説していきます。

適切なケアをされた芝生はとても美しいものです。ぜひ、参考にしてください。
なぜ冬の芝生ケアが重要なのか?【春の出来は冬で決まる】
冬の芝生は、見た目だけを見ると「茶色くなって動きが止まっている状態」に見えます。
そのため…
- どうせ春になれば勝手に緑になる
- 冬は何もしなくていい
- 触らない方が安全
と考えてしまいがちです。
しかし、実際には冬の芝生管理は「春の仕上がりを左右する準備期間」。
この時期の扱い方ひとつで、春に「一気に青くなる芝生」か「まだらで回復が遅い芝生」かが決まってしまいます。
芝生は冬でも「完全に休んでいない」
冬になると芝生の葉は成長を止め、色も茶色っぽく変化します。
そのため、この状態を見て「枯れている」と思われがちですが、多くの場合、芝生は枯死しているわけではありません。
実際には…
- 地上部分(葉) → ほぼ成長停止
- 地下部分(根) → ゆっくり活動を継続
という状態になっています。
👉 つまり冬の芝生は、春に一気に芽吹くためのエネルギーを、根に蓄えている最中。
とくに、この時期に根が弱ると…
- 春の発芽が遅れる
- 生えムラが出る
- 病気・害虫に負けやすくなる
といったトラブルにつながります。
👉 「冬は何もしない」ではなく、「根を弱らせない管理」が正解なのです。
冬にダメージを受ける3つの原因(乾燥・霜・過湿)
冬の芝生がダメージを受ける原因は、大きく分けて次の3つです。
① 乾燥:見落とされがちだが最も多い原因
冬は気温が低く、蒸発が少ないため乾燥していないように感じます。
しかし、実際には…
- 冷たい北風
- 雨や雪が少ない期間
- 表土だけが乾き続ける状態
によって、土中の水分がじわじわ失われていきます。
👉 乾燥が続くと根が弱り、春の立ち上がりが極端に遅くなります。
② 霜:「踏むだけ」で芝生が傷む
霜が降りた芝生は、葉の表面に水分が凍りついた非常にデリケートな状態です。
このときに…
- 歩く
- 自転車を通す
- 子どもやペットが踏む
だけで、葉の細胞が壊れ、その跡が春まで残ることがあります。
とくに、霜害は一度起きると回復に時間がかかるため、「霜=放置」ではなく「霜=触らない」が重要です。
③ 過湿:水の与えすぎが根を殺す
冬は水が乾きにくいため…
- 水やりのしすぎ
- 排水の悪さ
- 雪解け水の滞留
が原因で、根が呼吸できなくなりやすくなります。
そして、これが続くと…
- 根腐れ
- 病原菌の繁殖
- 雪腐病などの発生
につながり、春になっても芝生が元気に戻らない原因になります。
冬を放置すると春に起きるトラブル
冬の芝生ケアを何もせずに放置すると、春に次のような問題が起こりやすくなります。
- 芝生が一斉に緑にならず、まだらになる
- 一部だけ生えず、土が見えたままになる
- 病気や害虫が一気に表面化する
- 回復に時間がかかり、管理が大変になる
とくに、初心者の方ほど「春になったのに、思っていた芝生と違う…」と感じやすいポイントです。
逆に言えば、冬に最低限の正しい管理をしておくだけで、春の芝生は驚くほど整います。
冬の芝生の正しい水やり【やりすぎが一番危険】
冬の芝生管理で、初心者が最も迷いやすいのが「水やり」です。
見た目は成長していないため、「水は必要ないのでは?」と思いがちですが、完全に水やりを止めてしまうのも、毎日あげるのも、どちらもNGです。
冬の水やりで大切なのは、「乾かしすぎない、でも湿らせすぎない」こと。このバランスを理解できると、春の芝生の仕上がりが大きく変わります。
冬でも水やりが必要な理由
冬は気温が低く、雨や雪もあるため、「自然に水分は足りている」と思われがちです。しかし、実際には、次のような理由で芝生は冬でも乾燥しやすい状態になります。
- 冷たく乾いた風が地表の水分を奪う
- 雨が少ない期間が続く
- 表面だけ湿って、中の土は乾いている
芝生は冬でも地下の根がゆっくり活動を続けているため、この時期に極端な乾燥が続くと…
- 根が弱る
- 春の芽吹きが遅れる
- 生えムラが出やすくなる
といったトラブルにつながります。
👉 つまり冬の水やりは、「成長させるため」ではなく「根を弱らせないため」に必要なのです。
水やりの頻度とベストな時間帯
水やりの基本頻度
冬の水やりは、定期的に行うものではありません。
目安はとてもシンプルで…
- 土を触って乾いていると感じたときだけ
- 雨・雪がしばらく降っていない場合のみ
で十分です。
とくに、チェックしたいのは…
- 日当たりが良い場所
- 風が当たりやすい場所
- 建物の南側
これらは、冬でも意外と乾燥しやすいポイントです。
ベストな時間帯は「午前中」
冬の水やりは必ず午前中に行いましょう。
なぜなら、理由は…
- 日中に気温が上がり、水が凍りにくい
- 土が適度に乾く時間を確保できる
- 霜や凍結による根・葉のダメージを防げる
からです。
逆に、夕方〜夜の水やりは、「凍結 → 細胞破壊 → 春までダメージが残る」という最悪の流れを引き起こすことがあります。
そのため、水量は「しっかり濡らす」必要はなく、土がうっすら湿る程度で十分です。
❌ 冬の水やりでよくある失敗例
ここからは、実際に多い失敗例と「なぜダメなのか」をセットで見ていきましょう。
❌ 毎日水をあげる
「乾燥が怖いから」と毎日水をあげてしまうのは、冬の代表的な失敗です。なぜなら、冬は水が蒸発しにくいからです。
そのため、水を与えすぎると土が常に湿った状態になり…
- 根が酸素不足になる
- 根腐れを起こす
- 病原菌が繁殖しやすくなる
結果として、春になっても芝生が元気に戻らない原因になります。
👉 冬の水やりは「回数」ではなく「状態」で判断するのが正解です。
❌ 夕方〜夜に水やりをする
日中忙しく、つい夕方や夜に水をあげたくなる気持ちはよく分かります。しかし、冬の芝生にとって、これは非常に危険です。
- 水分が凍結しやすい
- 霜と重なり、葉や根の細胞を傷つける
- 朝には踏み跡のようなダメージが残る
一度傷んだ芝生は、春まで回復しないこともあります。
👉 冬は「午前中以外は水やりしない」と覚えておきましょう。
❌ 排水不良を無視する
水やり量が少なくても、排水が悪い場所では過湿状態になりやすいのが冬の特徴です。
- 土が粘土質
- 低い場所に水が溜まる
- 雪解け水が抜けにくい
そのため、こうした場所では、水やり以前に…
- 水が溜まっていないか
- 土がドロドロしていないか
を確認することが重要です。
👉 排水不良を放置すると、「根腐れ・雪腐病・春の生育不良」につながり、回復に時間と手間がかかります。
このように、冬の芝生の水やりは…
- 毎日やらない
- 午前中だけ
- 乾いているときだけ少量
この3つを守るだけで、失敗の多くは防げます。
冬の芝生に肥料は必要?【与え方を間違えると逆効果】
冬の芝生を見ると、「元気がなさそうだから肥料をあげた方がいいのでは?」と感じる方は少なくありません。
しかし、芝生の肥料は、与えれば元気になるものではなく、時期を間違えると逆効果になります。とくに、冬は「肥料の種類・タイミング」を間違えると、春の芝生に深刻な影響が出ることも…
そのため、まずは「冬に肥料が必要な場合」と「不要な場合」をしっかり切り分けましょう。
冬に肥料が必要なケース・不要なケース
冬に肥料が「必要なケース」
次のような条件に当てはまる場合は、冬用肥料を適切に使うことで春の仕上がりが良くなります。
- 晩秋(11月前後)までに施肥できる
- 芝生が大きく弱っていない
- 土の状態が極端に悪くない
- 春に向けて「根を強くしたい」目的がある
👉 この場合の肥料は、成長促進ではなく「冬越しの体力づくり」が目的です。
❌ 冬に肥料が「不要なケース」
一方、次のような場合は、無理に肥料を与えない方が安全です。
- 真冬(1〜2月)に入っている
- 芝生がすでに弱りきっている
- 霜・凍結が頻繁に起きる地域
- 排水不良で土が湿りがち
とくに、この状態で施肥すると…
- 栄養を吸収できず無駄になる
- 根や微生物のバランスが崩れる
- 病気・根腐れの原因になる
など、回復どころかダメージを増やす結果になりがちです。
👉 冬は「やらない判断」も立派な管理です。
冬用肥料の選び方(リン・カリ重視)
冬の芝生に使う肥料で、最も重要なのは成分バランスです。
冬に必要な栄養素とは?
- リン(P) → 根の発達を助け、春の芽吹きを支える
- カリウム(K)→ 細胞を強くし、寒さ・病気への耐性を高める
これに対して…
-
窒素(N)→ 葉の成長を促す
👉 窒素は春〜夏には必要ですが、冬にはほとんど不要です。
肥料選びの目安
冬用肥料は、次のような表示を目安にしましょう。
- 「秋冬用」「寒肥対応」
- N(窒素)が控えめ
- P・Kが多め
👉 具体的には、「N:P:K=低:中:高」の配合が理想です。
また、即効性の強い肥料より、ゆっくり効く緩効性タイプの方が、冬越しには向いています。
❌ NG施肥例:窒素過多・真冬の追肥
ここからは、初心者がやりがちな「失敗パターン」を見ていきましょう。
❌ 窒素が多い肥料を使う
芝生が茶色いと、「葉を元気にしたい」と思ってしまいがちですが、冬に窒素を多く与えると…
- 葉だけ無理に伸びる
- 寒さに弱くなる
- 霜で傷みやすくなる
という悪循環が起きます。
👉 結果として、春に枯れ跡が目立つ芝生になってしまいます。
❌ 真冬に追肥をする
1〜2月の寒さが厳しい時期に肥料を追加するのは、ほぼ意味がありません。
- 芝生が栄養を吸収できない
- 土に残った肥料が病原菌のエサになる
- 春に肥料焼けを起こす可能性がある
と、リスクの方が大きくなります。
👉 冬の施肥は「晩秋までに終える」が鉄則です。
❌ 弱った芝生を肥料で回復させようとする
すでに…
- 病気が出ている
- 根腐れしている
- 生えムラが激しい
状態の芝生に肥料を与えても、回復は期待できません。
👉 この場合は、「水やり・排水・病害虫対策を優先」し、肥料は春まで待つ方が結果的に近道です。
このように、冬の芝生の肥料は…
- 必要なケースだけ使う
- リン・カリ重視で選ぶ
- 真冬は何もしない
この判断ができれば、失敗はほぼ防げます。
害虫・病気対策:冬でも油断すると春に後悔する
「寒いから、冬は害虫も病気も心配ない」そう思って芝生を放置してしまうと、春になってから一気にトラブルが表面化することがあります。
なぜなら、冬の芝生は「害虫や病気が活動を止めているだけの状態」だからです。そのため、条件がそろえば、春の気温上昇と同時に一斉に動き出します。
だからこそ冬は、「駆除よりも増やさない管理」が重要になります。
冬に潜む害虫・病気(雪腐病・シバツトガ)
雪腐病(スノーモールド)
冬〜早春にかけて発生しやすい、芝生特有の病気です。
特徴
- 雪や霜が解けたあとに発生しやすい
- 芝生が茶色〜灰色に変色する
- 円形・まだら状に広がる
そして、原因は…
- 湿った状態が長く続く
- 風通しが悪い
- 落ち葉や刈りカスを放置
といった「冬の環境管理不足」。
👉 放置すると、春になっても回復せず、張り替え・補修が必要になるケースもあります。
シバツトガ(幼虫)
冬でも注意が必要な芝生害虫の代表例です。
特徴
- 冬は地表や根元で越冬
- 春になると一気に活動開始
- 葉や茎を食害し、芝生がまだらに枯れる
そして、冬の間に気づかず放置すると…
- 春に突然芝生が薄くなる
- 原因が分からず対処が遅れる
といった失敗につながります。
👉 「春に突然出た」のではなく、「冬から潜んでいた」これが多くの家庭で起きている現象です。
予防の基本は「乾燥 × 通気」
冬の害虫・病気対策で最も重要なのは、薬剤ではなく環境づくりです。
なぜ「乾燥」と「通気」が効くのか?
- 病原菌は湿った環境を好む
- 害虫は隠れ場所が多いと増えやすい
つまり…
- 常に湿っている
- 落ち葉・刈りカスが溜まっている
- 空気がこもる
こうした状態が、冬の間に被害を仕込んでしまう原因になります。
冬にやっておきたい予防ポイント
- 落ち葉・枯れ芝をこまめに除去
- 水やりのやりすぎを避ける
- 排水不良の場所を放置しない
- 芝生の上に物を置きっぱなしにしない
👉 これだけでも、雪腐病・害虫の発生リスクは大きく下げられます。
自分で対処できない場合の判断基準
冬の時点で、次のような状態が見られる場合は、自己判断で様子見を続けるのは危険です。
業者相談を検討した方がいいサイン
- 芝生が部分的に溶けたように変色している
- ぬめり・異臭がある
- 毎年同じ場所が春に枯れる
- 害虫か病気か判断がつかない
👉 こうしたケースでは、原因を間違えると対策も逆効果になりがちです。
プロに相談するメリット
害虫駆除110番 などの専門サービスを使うと…
- 害虫か病気かを正確に診断
- 芝生の状態に合った対処法を提案
- 無理な薬剤散布を避けられる
- 再発防止まで含めて相談できる
というメリットがあります。
👉 「いきなり駆除」ではなく、「判断材料を集める」使い方が、冬の芝生管理では失敗しにくいポイントです。
このように、冬の害虫・病気対策は…
- 潜んでいる前提で管理する
- 乾燥と通気を意識する
- 迷ったら早めに判断を仰ぐ
これだけで、春のトラブルは大幅に減らせます。
霜・雪から芝生を守る冬の特別ケア
冬の芝生トラブルで、実は最も多い原因が「霜」と「雪による物理ダメージ」です。
そのため、水やりや肥料に気を配っていても、この2つを軽視すると、春に「なぜか芝生がまだら…」という結果になりがちです。
とくに、霜や雪の怖さは、一度のミスが、数か月後まで影響すること。だからこそ、正しい知識で「触らない・傷つけない」管理が重要になります。
霜で芝生が傷む仕組み
霜は、夜間〜早朝にかけて、芝生の葉や表面の水分が凍結してできるものです。このとき芝生は、見た目以上に非常に繊細な状態になっています。
なぜ霜が危険なのか?
- 葉の表面にできた氷の結晶が細胞を傷つける
- 朝日で急激に溶けると、さらに細胞が破壊される
- 傷んだ部分は回復せず、茶色い跡として残る
👉 つまり霜害は、「寒さそのもの」より「凍結と解凍の繰り返し」が原因です。
そして、このダメージは地上部だけでなく、根元にも影響し、春の芽吹きが遅れたり、生えムラの原因になったりします。
❌ 霜が降りた朝にやってはいけない行動
霜が降りた朝にやってしまいがちな行動が、芝生ダメージを決定的にする原因になります。
絶対に避けたいNG行動
- 芝生の上を歩く
- 自転車や台車を通す
- 子ども・ペットを遊ばせる
- 車のタイヤが芝に乗る
霜が付いた芝生は、例えるならガラス細工のような状態。
👉 踏んだ瞬間に細胞が壊れ、その踏み跡が春まで消えないことも珍しくありません。
「少しなら大丈夫」は通用しないのが霜の怖さです。
霜が降りた朝の正しい対応
- 芝生には一切立ち入らない
- 日が当たって霜が完全に溶けるまで待つ
- どうしても通る必要がある場合は芝生以外を迂回
これだけで、霜害の大半は防げます。
積雪時の正しい除雪方法
雪は柔らかく見えますが、積もると芝生を長時間押しつぶす重りになります。
とくに、注意したいのが…
- 雪が何日も残る
- 同じ場所に雪を寄せ続ける
といったケースです。
積雪が芝生に与える影響
- 芝生が押しつぶされ、通気不足になる
- 湿った状態が続き、雪腐病が発生しやすくなる
- 春に溶けたあと、芝生が腐ったように見える
👉 「雪は自然に溶けるから放置でOK」と思いがちですが、条件次第では放置が失敗につながります。
芝生を傷めない除雪のコツ
- プラスチック製のスコップや柔らかい道具を使う
- 一気に削らず、表面から少しずつ除雪する
- 芝生の上に雪を山積みにしない
- 雪は庭の端や芝生以外の場所へ移動
👉 金属製スコップや力任せの除雪は、芝生の表面を削り、春の回復を遅らせる原因になります。
このように、霜・雪対策で覚えておきたいのは…
- 霜が降りたら「触らない」
- 雪は「優しく・溜めない」
- 一度のミスが春まで残る
という3点です。
冬の終わりにやるべき準備【春の立ち上がりを良くする】
冬を越えた芝生は、まだ本調子ではありません。しかし、このタイミングでの準備次第で、春の芝生は…
- 一気に青くなる
- いつまでもまだらのまま
- 病気・害虫が広がる
と、大きく差が出ます。
そのため、冬の終わりは「ダメージをリセットし、成長スイッチを入れる準備期間」。そして、ここでひと手間かけることで、春の管理が驚くほどラクになります。
枯れ芝・落ち葉の除去と通気改善
まず最優先で行いたいのが、芝生表面の整理です。
なぜなら、冬の間に溜まった…
- 枯れた芝
- 落ち葉
- 細かなゴミ
を放置すると、春になっても…
- 新芽に日光が当たらない
- 空気がこもる
- 病原菌が残りやすい
といった悪影響が出るからです。
正しい除去のポイント
- レーキ(熊手)で表面を軽くなでる程度
- 芝生を引き抜かないよう優しく
- 土が濡れている日は作業しない
👉 ここでの目的は、刈ることではなく「通気と日当たりを回復させること」です。
そして、この作業だけでも、春の芽吹きがスムーズになり、芝生全体が均一に立ち上がりやすくなります。
病害虫チェックと早期対処
次に行うのが、芝生全体の健康チェックです。なぜなら、冬の間に潜んでいたトラブルは、春の気温上昇とともに一気に表面化してしまうからです。
チェックすべきポイント
- 円形・まだら状の変色がないか
- 芝生が溶けたように見える部分はないか
- 土が異常に柔らかく、ぬめりや臭いがないか
- 毎年同じ場所だけ調子が悪くならないか
とくに、これらが見られる場合…
- 雪腐病
- 根腐れ
- 害虫の食害
が始まっている可能性があります。
早期対処が重要な理由
春は芝生の回復力が高い時期ですが、初期対応を逃すと被害は一気に拡大します。
- 軽症 → 自然回復・部分対処でOK
- 放置 → 張り替え・大規模補修が必要
という差が出るため、「少しおかしいかも?」の段階で気づくことが重要です。
春の肥料・水やり計画の立て方
最後に、春に向けた管理計画づくりを行いましょう。そして、ここでのポイントは、いきなりやらないこと。
春の肥料計画
- 気温が安定して10℃以上になってから開始
- 冬用ではなく「春用肥料」を使用
- 窒素を適度に含んだものを選ぶ
しかし、焦って早く施肥すると…
- 肥料焼け
- 病気の発生
- 成長ムラ
の原因になります。
春の水やり計画
- 冬の乾燥状況を確認
- 最初は「少なめ・間隔長め」からスタート
- 芝生の反応を見ながら徐々に調整
👉 春は「たっぷり・毎日」ではなく、「しっかり・間隔を空けて」が基本です。
このように、冬の終わりにやるべきことは…
- 芝生表面をリセットする
- 小さな異変を見逃さない
- 春の管理を“計画的”に始める
この3つだけ。
そして、この準備ができていれば、春の芝生は自然と勢いよく立ち上がり、「今年は管理がラクだな」と感じられるはずです。
まとめ:冬の芝生ケアで春の仕上がりはここまで変わる
いかがでしたか?
冬の芝生ケアは、特別な作業を増やすことではありません。
そのため、「やりすぎない水やり」「間違えない肥料」「踏まない・湿らせない」この3つを守るだけで、春の芝生は驚くほど変わります。
もし…
- すでに病気や虫が出ている
- 原因が分からず不安
- 春に失敗したくない
という場合は、冬のうちに判断材料だけ集めておくのも一つの選択です。そして、正しい冬管理ができれば、春の芝生は必ず応えてくれます。
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