スプレーや忌避剤だけでは、数日後に虫がカムバック…。
本気で減らすなら、発生源=地面と湿気に手を打つのが近道です。
この記事では、コンクリート(透水性含む)を活用した“根本対策”を、場所別の施工アイデア・勾配設計・DIY/プロの見極めまで、初心者にもわかりやすく解説していきます。

庭の虫対策はとても大変なものです。ぜひ、参考にしてください。
庭に虫が集まるのは“環境”が原因だった!
庭に虫が増えるのは「薬剤が足りないから」ではありません。
実は、土・隙間・湿気という3つの条件が重なった時、虫が快適に暮らせる“住処”が自然とできてしまうのです。
ここでは代表的な原因を具体的に見ていきましょう。
1. 湿った土と落ち葉が温床に
- 雨上がりや水はけの悪い土、落ち葉の堆積はナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデの大好物。
- とくに、腐葉土化した場所はエサと隠れ家が同時に揃うため、一気に数が増えます。
2. レンガや鉢、デッキ下の“隙間”
- ちょっとしたすき間はアリやゴキブリの通路に。
- ハチは穴や空間を利用して巣をつくり、シロアリも湿気を含んだ木材を好んで侵入します。
- つまり「暗くて人の目が届かない場所」が格好の繁殖スポット。
3. 水たまり・雨水の放置
- 放置されたバケツや鉢皿に溜まった水は、ボウフラの発生源。
- 数日で蚊が大量発生し、庭だけでなく家の中にも侵入してきます。
表面対処だけでは効果が薄い
市販の忌避剤や殺虫剤を使っても、根本の「住処」が残っていればすぐに復活。これではイタチごっこになってしまいます。
本当に解決するには…
- 落ち葉や雑草をこまめに処理
- デッキ下や鉢裏のすき間を塞ぐ
- 水はけ改善や水たまり防止
といった地面や構造そのものを変えることが最短ルートです。
なぜコンクリートが効く?:3つの根本メカニズム
「虫が出るたびに薬をまく」…
そんな対症療法では、根本的な解決にはなりません。そのため、コンクリートで庭の“環境そのもの”を変えると、虫の住処や条件がなくなり、再発リスクまで大幅に下げられます。
ここでは、その仕組みを3つの視点から解説していきます。
(1) 住処を消す : 土の露出を塞ぐ
虫たちは柔らかい土や有機物が混じった地面を繁殖の基盤にしています。そのため、コンクリートを打設すると、その“ベース”自体が消えるため、一気に住みにくい環境に変わります。
アリ
- 巣穴を掘る柔らかい土がなくなり、侵入や営巣が難しくなる
ダンゴムシ・ムカデ
- 落ち葉や湿った土が消え、餌場と隠れ場が同時に失われる
カメムシ
- 植栽まわりの密度が下がり、集まりにくくなる
👉「なぜ毎年同じ場所で虫が増えるのか?」の答えは、土が常に“開放されている”から。そこをコンクリートで覆うことで、そもそも虫が寄りつく舞台がなくなります。
(2) 隙間をなくす : 通り道を物理的に遮断
庭や外構にできがちな「ちょっとした隙間」も虫たちの温床です。
- デッキ下やレンガの目地
- 基礎まわりの土の隙間
- 家の裏手のデッドスペース
こうした人の目が届きにくい空間は、アリやゴキブリ、ハチ、シロアリが巣をつくるのに理想的な場所。そのため、コンクリートで面をつなげ、連続した平面に変えることで物理的に通路を断ち切ると、虫が侵入しづらくなります。
(3) 乾かす : 透水性コンクリートで“水たまりゼロ化”
虫が増える最大の要因のひとつが「水分」。とくに、蚊やナメクジは、水たまりや湿気のある環境を好みます。
- 透水性コンクリートを使えば、雨水が地中にすぐ浸透
- 表面に水が残らず、ボウフラやナメクジの温床ができない
- 泥はねやぬかるみも軽減され、庭全体が清潔に見える
結果として、庭は乾いた衛生的な空間に。薬剤では得られない“環境改善効果”が得られます。
コンクリートは「薬」よりも「場」を変える解決策
殺虫剤や忌避剤は一時的な対策にすぎません。しかし、根本的に虫を寄せ付けないためには、「土・隙間・湿気」という発生源を断つことが重要です。
コンクリートはただの舗装ではなく…
- 住処をなくす
- 通り道を遮断する
- 湿気を絶つ
という3つの構造対策を同時に実現できる、強力な“再発防止の武器”なのです。
👉 もし「庭にいつも虫が出て困る」「何度薬をまいても効果が続かない」という場合は、コンクリート施工を選択肢に入れてみましょう。そして、長期的に見れば、手間もコストも節約できる“最短ルート”になります。
どこを舗装する?:効果が高い3つの優先エリア
「庭全体を一気にコンクリート化するのは大変…」という方も多いはず。
しかし、実はすべてを覆う必要はなく、虫が集まりやすい“ホットスポット”だけを優先的に舗装するだけでも効果は抜群です。
ここでは特に効果が高い3つのエリアをご紹介していきます。
① テラス・パティオ(飲食ゾーン)
庭でバーベキューやお茶を楽しむ空間は、食べ物の匂いに誘われてアリやハエが集まりやすい場所。
舗装の効果
- 土の露出を減らし、アリが巣穴を作るのを阻止。
- 飲食後の食べこぼしも掃除しやすく、ハエの発生源を残さない。
+αメリット
- 屋外家具を安定して置け、まさに「屋外リビング」として活用できる。
👉 詳しい動線づくりやデザインの工夫は【パティオの作り方】でチェックしておくと安心です
② ゴミ置き場の周囲
生ゴミや食品パッケージを一時的に置くゴミ置き場は、ゴキブリやハエにとって最高の“レストラン”。
舗装の効果
- 土に染み込んだ汁や湿気を遮断し、虫が好む発酵環境を作らせない。
+αメリット
- 掃除や消毒がしやすく、嫌なニオイも軽減。
👉 ゴミ箱の下だけでもブロックやコンクリートを敷くだけで、格段に清潔さがアップします。
③ 室外機・屋外水栓の足元
エアコン室外機や水道蛇口の周辺は、結露や水漏れで常に湿気が溜まりやすいエリア。
舗装の効果
- 透水性コンクリートを使うことで水がすぐに地中に浸透し、水たまりが残らない。
+αメリット
- 泥はねや雑草の発生も抑えられ、メンテナンスが楽になる。
👉 とくに、夏場は「蚊の温床」になりやすい場所なので、舗装するだけで効果を実感しやすいポイントです。
ポイントは“狭い面積から始めること”
虫対策目的のコンクリート舗装は、まずは虫が出やすい3エリアを優先するのがコツ。そのため、庭全体を大がかりに工事しなくても、ピンポイント施工で十分に成果が得られます。
施工タイプの選び方
虫対策や使い勝手を考えると、「どの場所に、どの施工タイプが最適か」を見極めることが大切です。ここでは代表的な目的と場所別に、最適な舗装タイプをまとめました。
蚊・ぬかるみ対策(通路 / 駐車場)
推奨タイプ
- 透水性コンクリート
メリット
- 雨水を地中に吸収し、水たまりを作らない
- ぬかるみや泥はねを防ぎ、歩行や駐車も快適
- 雑草の発生も減少
注意点
- 施工時に下地勾配(排水計画)が必須
- 舗装厚みを確保しないと耐久性が落ちる
隙間の多いデッキ下 / レンガ目地
推奨タイプ
- 通常コンクリート+シーリング仕上げ
メリット
- 連続面ができるため、アリやゴキブリの通り道を物理的に遮断
- 小さな隙間がなくなり、虫の巣づくりを防ぐ
注意点
- 周囲との段差処理を考慮する必要あり
- 排水経路を塞がないよう注意
玄関〜アプローチ(景観重視)
推奨タイプ
- 透水性コンクリート+洗い出し
- 石調仕上げ
メリット
- 高級感のあるデザイン性を演出しつつ、透水性で防虫効果も確保
- 和モダンや洋風デザインとも相性が良い
注意点
- 仕上げムラが出やすくDIYは難易度高め
- 美観を重視するならプロ施工推奨
ポイント
- 実用性重視なら透水性コンクリート(駐車場・通路向き)
- 隙間対策なら通常コンクリ+シール(虫の侵入阻止が目的)
- 見た目も重視なら透水性+石調仕上げ(玄関まわりに最適)
👉 つまり、「水たまり・隙間・景観」のどれを優先するかで選ぶべき施工タイプが変わります。
ステップで分かる:基本施工フロー
虫対策のためのコンクリート舗装は、大規模な工事でなくても「虫が集まりやすい場所だけピンポイント施工」でも効果が出ます。
ここではゴミ置き場やデッキ下など、小規模DIY向けの基本手順を紹介していきます。
① 範囲を決める
まずは、虫が集中する“点”を優先しましょう。
- ゴミ置き場・・・ゴキブリやハエ対策
- デッキ下・・・アリ・ムカデ・シロアリの侵入防止
- 水栓・室外機周り・・・蚊やナメクジの温床回避
👉 「庭全体」ではなく「問題が出ている場所」から始めるのが効率的です。
② 掘削と下地づくり
- 土を掘る深さは10〜12cmが目安。
- これより浅いと強度不足やひび割れの原因に…
- 掘ったあとに砕石を敷き詰め、しっかり転圧して地盤を固めます。
- 転圧が不十分だと沈下して隙間ができ、結局虫が戻ってしまうので要注意。
③ 勾配設計(最重要ポイント!)
- 表面の水が滞留しないように、外側へ1〜2%の勾配をつける(1mで1〜2cmの高さ差)。
- この傾斜があるかないかで、「水たまりが残る=蚊やナメクジが再発」になるかが決まります。
👉 DIY最大の失敗はここ。水平=NGと覚えておきましょう。
④ 型枠・コンクリート打設
- 木材などで型枠を組み、生コンや透水性材料を流し込みます。
- 表面はコテで均して仕上げ。
- DIYでは「滑らかに整える」よりも「水が流れる勾配を保つ」ことを優先。
⑤ 目地・端部の処理
- 完全に仕上げた後、端部や目地のわずかな隙間にシリコンや防虫シール材を充填。
- この仕上げを忘れると、アリや小虫が“わずか数ミリ”の隙間から侵入してしまいます。
⑥ 養生と使用開始
- 打設後は2〜3日程度の養生が必要。
- 完全に乾く前に歩いたり物を置くとヒビの原因に…
- 養生を終えれば通行開始OK。
- これで「虫の住処がない空間」が完成します。
勾配が最大の成否ポイント
コンクリート施工で最も重要なのは“水を残さない”こと。
とくに、勾配不足はそのまま「水たまり=虫の復活」につながります。しかし、逆にここさえ押さえれば、小規模DIYでも十分に効果が実感できます。
👉 「もっと手軽に始めたい」という場合は、ゴミ箱下や室外機下に市販のコンクリート平板を置くだけでも効果アリ。小さな一歩から試してみるとよいでしょう。
DIYとプロ、どう使い分ける?
虫対策や見た目の改善にコンクリート施工を取り入れるとき、すべてをDIYで済ませるのは難しい部分もあります。
そのため、「小規模DIYで十分なケース」と「プロに任せるべきケース」を知っておくことで、失敗や無駄な出費を避けられます。
DIYが向くケース
スポット施工(60cm四方程度)
- ゴミ箱の下、室外機周り、デッキ下の隙間など、限られた範囲ならDIYでも可能。
鉢や小さな通路の下地
- 透水性平板を敷き詰める“セミDIY”方式なら、道具も少なく済み、初心者でも着手しやすい。
とりあえず試したい場所
- 「まずは虫が多い一点だけ」から始めたい人におすすめ。
ポイント
範囲が狭い分、施工失敗のリスクも小さいので、練習や体験としても最適。
プロが安心なケース
駐車場・玄関アプローチ
- 重さに耐える強度や美観が求められる場所。
- ひび割れや沈下は取り返しがつかないため、プロ施工が安心。
広範囲や複雑な排水設計が必要な場所
- 勾配を間違えると水たまりが残り、虫が再発。
- ここはプロの経験値がものを言う。
デザイン性を重視する場合
- 洗い出し仕上げや石調デザイン、目地設計は見た目を大きく左右します。
- DIYではムラが出やすく、後悔しやすい部分。
ポイント
一度施工すると長年使うものなので、失敗できないエリアやデザイン重視の場所はプロに任せるのがコスパ◎。
賢い選び方:相見積もりで“見える化”
プロに依頼する場合は、複数社から相見積もりを取るのが鉄則です。
- 勾配設計や下地の仕様がどう違うか
- デザイン仕上げの料金はどの程度か
- 総費用と保証内容は妥当か
を比較すれば、納得感のある選択ができます。
そして、プロに任せたいと思う方は、以下のリンクをご確認ください。
併用で効く!多層防虫のレシピ
コンクリートで虫の住処をなくしても、周辺環境が虫を呼び寄せてしまうと効果は半減します。
そこで重要なのが「多層防虫」。
“住処排除 × 周辺抑止 × ピンポイント対応”を組み合わせることで、虫を寄せつけにくい庭を長期的に維持できます。
① 防虫植物で“入口ガード”
おすすめ植物
- ラベンダー
- レモングラス
- ゼラニウム
- ローズマリー
設置場所
- 玄関・窓際・デッキ周辺など「虫が入りやすい境界」
効果
- 香り成分が蚊・ハエ・ゴキブリなどを寄せつけにくくする
👉 鉢植えにして動かせる形で配置すれば、季節や虫の出方に合わせて柔軟に使えます。
② ライトで“夜の集虫コントロール”
黄色LED
- 虫が見えにくい波長で夜間の飛来を抑制
誘引捕虫ライト
- 逆に虫をおびき寄せてキャッチする仕組み
👉 ポーチや庭での夜時間は「光源を工夫するだけ」で快適度が大きく変わります。そして、白色蛍光灯よりも虫の数が激減するのを実感できます。
③ ナチュラル忌避で“ピンポイント対応”
木酢液
- ナメクジやアリが嫌う香り成分で土壌の周囲に効果
精油スプレー(ハッカ・ユーカリ・ニーム)
- 網戸や外壁にシュッと吹くだけで蚊の寄りつきを低減
👉 化学殺虫剤を避けたい家庭でも安心して使えるのがメリット。
④ コンクリートで“住処そのものを排除”
- 落ち葉や湿気が溜まる土を覆い、虫が巣をつくる基盤をカット
- デッキ下や水栓周りなどの“虫ホットスポット”を消すことで、再発リスクを根本から減らす
多層防虫は「重ね技」で効く
- コンクリート=住処排除
- 植物・ライト・スプレー=周辺抑止
この2つを重ねることで、虫の数が一気に減り、しかも効果が長持ちします。
👉 つまり、「場を変える構造対策」と「寄せつけない環境づくり」の両輪が、最短で快適な庭をつくるレシピなのです。
急時・大量発生時はプロ駆除が最短ルート
薬剤やDIYで対応できるのはあくまで“小規模”な虫の発生まで。
とくに、ハチ・シロアリ・ゴキブリの大量発生といったケースでは、危険や再発リスクが高いため、プロに任せるのが一番安全で確実です。
なぜプロに頼むべき?
ハチ(スズメバチ・アシナガバチ)
- 巣に不用意に近づくと集団攻撃を受ける危険性大。
- プロは専用防護服と専用薬剤を使い、短時間で安全に駆除します。
シロアリ
- 地中や床下に巣を作り、木材を食い荒らすため表面だけ処理しても意味なし。
- 調査→駆除→予防施工まで一連で対応することで初めて再発を防げます。
ゴキブリ大量発生
- 卵や巣が見えない場所に潜んでいるため、家庭用スプレーでは一時的に減ってもすぐ復活。
- プロは侵入口や発生源を特定し、繁殖サイクルごと断ち切ります。
プロ駆除の流れ
現地調査
- どこに巣や発生源があるか徹底的に確認
駆除作業
- 巣の除去・薬剤散布・侵入経路封鎖を一気通貫
再発抑止
- 防除施工や定期点検まで含め、長期的に安心できる状態を維持
👉 自分でやるよりも「即日・根本・安全」。これがプロ駆除の最大メリットです。
すぐ来てほしいならこちら
「今まさに困っている」「今日中に対応してほしい」場合は、即日対応可能な業者を選びましょう。
害虫駆除110番(公式)
- 全国対応・24時間受付。
- 蜂やゴキブリからシロアリまで幅広く対応。
蜂バスター(公式)
- 蜂専門の駆除サービス。
- 迅速な駆除と巣ごとの根絶に強み。
このように、DIYで抑えられる範囲を超えた虫害は、「自力で戦う=危険+再発」につながります。
逆に、プロに頼むことで、最短で安全・確実に解決。「大量発生」や「ハチ・シロアリ系」は迷わずプロ駆除が正解です。
よくある質問
庭の虫対策やコンクリート舗装について調べていると、誰もが同じような疑問を抱きがちです。
- 「透水性と普通のコンクリート、どちらがいいの?」
- 「庭全体をコンクリにすると味気ないのでは?」
- 「芝や花壇は残したいけど虫が心配…」
ここでは、読者から特によく寄せられる質問をピックアップし、初心者にも分かりやすく解説していきます。
Q. 透水性と普通のコンクリ、どちらが虫対策に有利?
A. 基本的には透水性コンクリートの方が虫対策に有利です。
雨水が地中に浸透するため、水たまりが残らず、蚊やナメクジの発生を防ぎやすくなります。とくに、通路や駐車場、蛇行する水路まわりなど、水が溜まりやすい場所には透水性が効果的です。
ただし、普通のコンクリートでも勾配(1〜2%)をきちんと設ければ水は流れます。つまり、「透水性=万能」ではなく、どちらにしても設計段階で排水を考えることが最大のポイントです。
Q. 庭全体をコンクリにすると味気ないのでは?
A. すべてをコンクリートにすると確かに“無機質な印象”になりがちです。ですが、ポイント舗装+植栽帯という組み合わせで解決できます。
例えば…
- ゴミ置き場やデッキ下など“虫が集まる場所”だけをコンクリに
- 隣接部分に常緑低木やハーブを帯状に植える
とすることで、機能性と景観を両立できます。とくに、植栽は防虫植物(ラベンダー・ローズマリーなど)を選ぶことで、さらに虫対策とデザイン性が同時に高まります。
Q. 芝や花壇は残したいけど、虫が心配です…
A. 芝生や花壇をすべて潰してしまう必要はありません。ポイントは“虫が集中するゾーンだけ舗装する”こと。
- 透水性舗装を入れる場所・・・
建物際、動線(通路)、飲食スペースなど人が使う場所 - 芝生を残す場所・・・
庭全体の緑や景観を楽しむスペース
芝や花壇は、管理を丁寧にすれば虫を寄せにくくできます。例えば、芝なら【冬芝・夏芝の管理】で紹介しているように密度を高めると害虫がつきにくくなります。
このように…
- 透水性は水たまり防止で有利だが、勾配設計が最重要
- 庭全体をコンクリにしなくても、ポイント舗装+植栽帯で景観UP
- 芝や花壇は「管理の工夫」で虫を減らせる
👉 つまり、「全部コンクリ化」ではなく、場所ごとの使い分けが快適で見た目も良い庭づくりのコツです。
まとめ:「薬より場を変える」コンクリートで虫のいない庭へ
いかがでしたか?
要点
- 虫が集まる原因は「土・隙間・湿気」にあり
- コンクリート(特に透水性)で住処を排除し、乾燥環境を維持
- 成功のカギは勾配1〜2%・下地の転圧・隙間封鎖
- ハーブやライト、自然派スプレーなどの多層防虫と組み合わせると再発防止に効果大
今日からできる行動
- 虫が集まるスポットを3か所メモする(例:ゴミ箱下・デッキ下・水栓まわり)
- 部分舗装(透水性)の面積と勾配をラフに設計してみる
- 併用策として ハーブ苗+黄色LED+木酢液 をカートイン
- 失敗できない場所(駐車場・玄関)は、相見積もりを3社以上取って仕様比較
👉 まずは小さなポイント施工から始めるのがおすすめ。そのため、仕様と価格を比較しながら、あなたの庭に合った最適な方法を選びましょう。
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