ガーデニングをしていると「せっかく花が咲いたのに虫に食われてしまった」「気付かぬうちに葉っぱが虫食いだらけになっていた」などのトラブルが発生する場合があります。
大切に育てていたお花が、害虫に食べられてしまうのは、非常に残念なことです。
今回は、ガーデニングの害虫対策について、すぐに取り組めるものをまとめました。

ガーデニングの害虫被害に困っているのなら、ぜひ参考にしてください。
ガーデニングに害虫が発生してしまう理由とは?
そもそも、なぜガーデニングに害虫が発生してしまうのでしょうか?まずはその理由について説明しましょう。
連鎖障害
同じ場所で何度も同じ植物を育て続けていると、土壌の養分が減少する・いつの間にか害虫が増えるという連鎖障害が起こります。
連鎖障害は野菜を育てる時に注意が必要な点ですが、ガーデニングにも同じ障害が発生することを知っておきましょう。
乾燥・湿気
水はけの悪い湿った場所・いつも乾燥している場所は、それぞれの環境を好む害虫が集まりやすくなります。どちらの環境の場合にも、適切な対策が必要でしょう。
日当たり
日当たりの悪い場所では、植物の害虫に対する抵抗力が弱まってしまいます。その結果、害虫が発生しやすくなるでしょう。
誰にでもできるガーデニングの害虫対策とは?
害虫対策と言うと、多くの労力が必要なのではないかと考える方が多いですが、ここではガーデニング初心者の方でも、取り組みやすい害虫対策を紹介していきます。
同じ場所に同じ植物を植え続けない
ガーデニングの連鎖障害を予防するために、毎年違う植物を植えるまたは植える場所を変えるようにしましょう。このような取り組みを輪作と呼び、害虫を防ぐだけでなく、土壌を良い状態に保つためにも有効な手段です。
毎年違う植物が植えられることで、特定の微生物が土壌に増え続けてしまう状態を防ぎます。
常に葉っぱを湿らせておく
霧吹きを使って日常的に葉っぱを湿らせておくと、乾燥を好む害虫が発生しにくくなります。すでに発生してしまった害虫も、水分で除去できる場合もあるでしょう。
この対策は、乾燥しがちな場所にあるガーデニングに有効です。葉っぱを湿らせる時には、裏表の両面に水を吹きかけるようにしてください。
日当たりを良くする工夫をしておく
植物は日光を浴びることで害虫への抵抗力を強めます。ガーデニングをする際には、植物を植える場所の日当たりをよく考えるべきでしょう。
また、植物が密集しすぎてお互いの葉っぱが重なると、日当たりが良い場所でもその影によって、日当たりの悪い部分ができてしまいます。
葉っぱが増え過ぎてしまったら剪定するなどの方法で、日陰を減らすようにしてください。
日頃からよく観察しておく
日頃からよく植物を観察しておくと、まだ害虫の被害が少ないうちから対策が取りやすくなります。
気がついたらガーデニングが虫食いだらけになっていたような状態を防ぐためにも、日々の観察が大切です。
まだ早い段階であれば、虫を取り除くだけで害虫被害を減らせるでしょう。
まとめ:ガーデニングの害虫対策を簡単解説!
いかがでしたか?自分でできる害虫対策には
・同じ場所に同じ植物を植え続けない
・常に葉っぱを湿らせておく
・日当たりを良くする工夫をしておく
・日頃からよく植物を観察する
などがあります。
どの対策も簡単に行えるものですが、多くの害虫に効果が得られるでしょう。
大切なガーデニングを害虫から守るためには、紹介したような対策を習慣化させるようにしてください。
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