「芝刈り機を買いたいけど、どれを選べばいいの?」と迷っていませんか?
なぜなら、芝刈り機には手動・電動・エンジン式など種類が多く、庭の広さや目的によって最適なモデルが変わるからです。
この記事では初心者でも失敗しない芝刈り機の選び方を、種類ごとの特徴・メリット・おすすめモデルと合わせてわかりやすく解説していきます。

芝刈り機は刃や動力によって使い方が変わってきます。 ぜひ参考にしてください。
芝刈り機の選び方:3つの基本ポイント
芝刈り機を選ぶときは、まず次の3つを基準に考えると失敗しません。
1. 庭の広さに合ったタイプを選ぶ
小規模な庭(〜30㎡程度)
- 手動リール式や軽量の電動式が扱いやすい
中規模〜広い庭(30㎡以上)
- パワーのある電動式やエンジン式がおすすめ
芝生が100㎡以上
- 効率を重視して、走行タイプやコードレス式を検討
👉 庭の広さと作業時間をイメージしながら選ぶと、自分に合った機種がわかります。
2. 芝の状態や種類に合わせる
柔らかい芝(高麗芝や姫高麗芝など)
- リール式で細かく刈り込むと仕上がりがきれい
硬めの芝(西洋芝や雑草混じり)
- パワーのあるロータリー式やエンジン式が向いています
雑草が目立つ庭
- 芝刈りと一緒に雑草も処理できるタイプを選ぶと効率的
👉 芝の種類や密度を見て、仕上がり重視か効率重視かを判断しましょう。
3. 使う人の体力・好みに合わせる
静かで軽いほうが良い
- 手動リール式やコードレス電動式
作業効率を優先したい
- エンジン式や大型の電動式
扱いやすさと収納性を重視
- 折りたたみ式や軽量タイプ
👉 「誰がどのくらいの頻度で使うのか」を考えると、後悔しにくいです。
補足
芝刈り機の種類や使い方を工夫することで、芝生の見栄えや健康状態が大きく変わります。
動力タイプで選ぶ芝刈り機の種類
芝刈り機には「手動式」「電動式」「エンジン式」といった動力タイプがあり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。
そして、庭の広さや芝の種類、さらに「静かに使いたい」「効率よく作業したい」といった目的によって最適なタイプは変わります。
ここでは代表的な3種類の芝刈り機を取り上げ、初心者でも選びやすいように詳しく解説していきます。
手動式(リール式)
特徴
人力で刃を回転させて芝をカットするシンプルな仕組み。そのため、電源も燃料も不要で、もっとも環境にやさしい芝刈り機です。
メリット
静音性◎
- 音がほとんど出ないため、早朝や住宅密集地でも安心
低コスト
- 電気代やガソリン代がかからず、維持費がほぼゼロ
美しい仕上がり
- ハサミで切るように芝をカットするため、芝の断面がきれいで傷みにくい
メンテナンス簡単
- 複雑な構造がないので掃除や刃の手入れもラク
デメリット
体力が必要
- 押して進めるので、芝が密集している庭や面積が広いと負担が大きい
雑草や長い芝に弱い
- 伸びすぎた芝や硬い雑草はうまく刈れない
作業効率が低い
- 一度に広い範囲を処理するのは不向き
おすすめの人
- 小さな庭(〜50㎡程度)の方
- 高麗芝や姫高麗芝など柔らかい芝を育てている方
- エコ・コスト重視で維持費をかけたくない方
- 「運動しながら芝刈り」を楽しみたい方
電動式(コード式・充電式)
特徴
モーターの力で刃を回転させるタイプ。そして、スイッチを押すだけで動くので初心者でも扱いやすい芝刈り機です。
メリット
スピーディに作業可能
- 手動より効率的に刈れる
静音性もそこそこ
- エンジン式ほどの騒音はなく、住宅街でも使いやすい
扱いやすい軽量モデル多数
- 女性や高齢者でも無理なく操作できる
種類が豊富
- コード式は連続使用可能、充電式はコードレスで自由に動ける
デメリット
コード式
- 電源ケーブルが邪魔になり、取り回しに注意が必要
充電式
- バッテリー駆動時間に制限あり(20〜40分程度)
パワーは中程度
- 雑草が多い庭や密度の高い芝には物足りない場合も…
おすすめの人
- 中規模の庭(50〜200㎡程度)の方
- 芝刈りを効率よく済ませたい方
- 女性や高齢者など、軽さ・扱いやすさを重視する方
- コードレスで自由に作業したい方(充電式)、長時間作業したい方(コード式)
エンジン式(ガソリンタイプ)
特徴
ガソリンでエンジンを動かし、強力なパワーで刃を回転させるタイプ。そして、プロ仕様としても使われる最もパワフルな芝刈り機です。
メリット
圧倒的パワー
- 200㎡以上の広い庭や雑草混じりの芝も一気に処理可能
効率抜群
- 作業時間が大幅に短縮できる
豊富な機能
- 芝の収集バッグ、刈り高調整、マルチング機能など高性能モデルが多い
デメリット
重量がある
- 持ち運びや収納に手間がかかる
騒音が大きい
- 住宅街では使いにくい場合がある
メンテナンスが必要
- 燃料補給・オイル交換・部品メンテなど手間がかかる
価格が高め
- 初期費用も維持費も電動式より高い
おすすめの人
- 200㎡以上の広い庭を持つ方
- 雑草が多く、パワーを重視したい方
- プロ仕様の管理や本格的な芝生維持をしたい方
- 作業効率を最優先したい方
そして、「静音・エコ志向」なら手動式、「扱いやすさと効率のバランス」なら電動式、「広い庭や本格管理」ならエンジン式。
このように、庭の広さ・芝の状態・作業スタイルに合わせて選ぶと失敗しません。
刃のタイプで選ぶ芝刈り機
芝刈り機は「どんな刃で芝をカットするか」によって仕上がりや作業効率が大きく変わります。
そして、芝をきれいに整えたいのか、効率よく短時間で刈りたいのか、あるいは細部を美しく仕上げたいのか…
目的によって最適な刃のタイプは異なります。
ここでは代表的な「リール式」「ロータリー式」「バリカン式」の3種類を紹介し、それぞれの特徴やおすすめの使い方を詳しく解説していきます。
リール式(回転刃タイプ)
特徴
複数の刃がリール状に回転し、固定刃との間で芝を「ハサミのように」挟み込んでカットします。そのため、切り口がなめらかで、芝生を傷めにくいのが最大の魅力。
メリット
美しい仕上がり
- ゴルフ場やサッカー場のような均一できれいな芝生に整えられる
芝にやさしい
- 刃で切るため、断面が茶色く枯れにくい
静音性◎
- 手動・電動どちらでも比較的音が静か
デメリット
- 長めの芝や雑草が混じる庭には不向き
- 定期的に芝を刈る必要がある(こまめなメンテナンスが前提)
おすすめの人
- 芝を短く美しく保ちたい方
- 高麗芝・姫高麗芝など日本芝を育てている方
- 見た目の美しさを最優先したい方
ロータリー式(水平回転刃タイプ)
特徴
1枚または数枚の水平刃が高速で回転し、芝を叩き切る方式。とくに、芝だけでなく雑草も刈れるパワフルさが魅力です。
メリット
パワーが強い
- 硬い芝や雑草混じりでも対応可能
作業効率が高い
- 広い面積を短時間で処理できる
管理がラク
- 芝丈が長くなってしまっても一気に刈れる
デメリット
- 切り口がやや荒く、芝が茶色くなりやすい
- 騒音はリール式より大きめ
おすすめの人
- 中〜大規模の庭を持つ方
- 作業効率を重視する方
- 雑草が混じる芝生を整えたい方
バリカン式(直線刃タイプ)
特徴
直線刃を使ったハンディタイプ。とくに、壁際や花壇の縁取りなど、通常の芝刈り機が届きにくい細かい部分に最適です。
メリット
細部仕上げに便利
- 芝刈り機では刈り残しやすい場所をきれいに整えられる
操作が簡単
- 片手で扱える軽量モデルが多い
価格が手頃
- サブ機として導入しやすい
デメリット
- 広い面積を刈るには不向き
- バッテリー式は連続稼働時間が短め
おすすめの人
- 花壇・塀・壁際など細部まで美しく整えたい方
- メインの芝刈り機と組み合わせて使いたい方
- 初心者でも気軽に芝のメンテナンスをしたい方
このように…
- 「仕上がり重視」ならリール式
- 「効率とパワー重視」ならロータリー式
- 「細部の仕上げ」ならバリカン式
目的に合わせて組み合わせることで、理想の芝生管理が実現します。
おすすめ芝刈り機モデル
芝刈り機とひとことで言っても、手動式・電動式・バリカン式など種類はさまざま。さらに、メーカーやモデルごとに機能や仕上がりの特徴が違うため、「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはずです。
ここでは初心者から上級者まで人気の高いおすすめモデルをタイプ別に紹介していきます。そして、あなたの庭やライフスタイルに合った一台を見つける参考にしてください。
手動式おすすめ
ミラクルバーディーモアー GSB-2000M
(出典:楽天)
- ゴルフ場のような仕上がりを追求する方に最適。
- 切れ味が鋭く、芝の断面を美しく整えられます。
- 芝生を大切に育てたい方におすすめ。
キンボシ ハッピーファインモアーネクスト
(出典:楽天)
- 軽量設計で押しやすく、女性や初心者でも扱いやすいモデル。
- 小規模な庭で「まずは芝刈りを始めてみたい」という方にピッタリ。
バロネス LM4D
(出典:楽天)
- プロが使用するブランド「バロネス」の家庭用モデル。
- 高級感のある仕上がりで、家庭でも本格的な芝管理をしたい方におすすめ。
電動式おすすめ
京セラ LMR-2300
(出典:楽天)
- 安全設計が特徴で、誤作動防止機能付き。
- 広めの庭でも効率よく作業できるため、ファミリー世帯に人気のモデルです。
京セラ LM-2310
(出典:楽天)
- 刈高を19段階で細かく調整できる高性能タイプ。
- 季節や好みに合わせて芝丈をコントロールしたい方におすすめ。
キンボシ ティアラモアー GTM2800
(出典:楽天)
- 仕上がりの美しさと作業効率を両立した人気モデル。
- 日本芝・西洋芝どちらにも対応でき、庭全体をバランスよく整えられます。
バリカン式おすすめ
アイリスオーヤマ 充電式ハンディバリカン
(出典:楽天)
- 片手で使える軽量タイプ。
- 壁際や花壇の縁取りなど、通常の芝刈り機では届きにくい部分をきれいに仕上げられます。
- メイン機と併用すると芝生全体の完成度が一気に上がります。
このように…
- 「芝の美しさを最優先」なら手動式
- 「効率と調整機能」なら電動式
- 「仕上げ・細部ケア」ならバリカン式
用途や庭の広さに合わせて組み合わせることで、初心者でもプロのような仕上がりを目指せます。
プロに任せるという選択肢
「芝刈り機を買っても本当に使いこなせるだろうか…」「広い庭の手入れを一人でするのは大変」そんな不安を感じる方は、思い切ってプロに依頼するのも一つの方法です。
なぜなら、プロのサービスを利用することで、芝刈りはもちろん、草刈り・剪定・伐採までまとめてお任せでき、仕上がりも均一で安心だからです。
また、季節ごとの最適な手入れ方法を熟知しているため、芝生や庭木の健康を長期的に保つことができます。
さらに…
- 自分では難しい「高木の剪定」や「広範囲の草刈り」も対応可能
- 必要な道具や処分も含めて丸ごとお願いできる
- 定期的なメンテナンスプランも選べるため、常にきれいな庭をキープできる
といったメリットがあります。
そして、芝刈りの依頼なら…
剪定や伐採も依頼なら…
とくに、「休日はゆっくり過ごしたい」「失敗なく庭を維持したい」という方にとって、プロへの依頼は手間と不安を解消できる心強い選択肢となります。
まとめ:失敗しない芝刈り機選びのポイント
いかがでしたか?
芝刈り機選びで失敗しないためのポイントは…
- 庭の広さ・芝の状態・自分の体力に合わせて選ぶことが大切
- 動力タイプ(手動/電動/エンジン)の違いを理解する
- 刃の種類(リール式/ロータリー式/バリカン式)で仕上がりや作業効率が変わる
- おすすめモデルから目的に合った1台を選ぶ
- 「自分では大変そう…」と思ったら、プロに依頼するのも安心な選択肢
👉 今日からできる行動
- 自宅の庭の広さを測ってみる
- 芝の種類や状態を確認し、どのタイプが合うか候補を考える
- 気になるモデルを比較し、公式サイトで詳細をチェックする
このように、理想の芝生を育てるための第一歩は、あなたに合った芝刈り機を選ぶことから始まります。ぜひこの記事を参考に、ぴったりの1台を見つけてください。
関連記事:
- 剪定、伐採なら「お庭マスター」
- 【ガーデニング初心者必見!】誰でも簡単にできる!一年中「緑の芝生」を保つ3つの秘訣!
- 【雑草対策の決定版!】最新の除草剤&草取りグッズでお庭を美しく!
- 【芝生をやめたい!】手間を減らして美しい庭を実現する方法
- 【芝生にアリの巣ができたら?】徹底ガイドで対策と予防
- 【水不足で枯れた芝生の復活方法!】失敗しない水やりのコツ
- 【芝生のエアレーション】最適な時期とその重要性
- 【外構に芝生を!】費用を節約しながら素敵な庭を作る方法
- お庭のメンテナンスが簡単に!【お庭110番】の魅力
- 【芝生の元気がない原因と対策 ♪】美しい庭を取り戻す方法
- 【満足の草刈りサービス!】全国対応でお庭の手入れが楽々!
- 【冬の芝生手入れ法】寒さから芝を守るポイント
- 【高麗芝とは?】初心者向けステップバイステップガイド
- 【姫高麗芝とは?】初心者向けステップバイステップガイド
- 【TM9とは?】初心者でも簡単に育てられる省管理型芝生の完全ガイド
- 【西洋芝とは?】初心者向けステップバイステップガイド
- 【初心者向けガーデニングガイド!】庭作りの基本とおすすめ植物

コメント