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【芝桜の育て方】初心者でもできる植え方とおしゃれな庭づくり

【芝桜の育て方】初心者でもできる植え方とおしゃれな庭づくり ブログ
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芝桜は初心者向け?まず“失敗しない3原則”

春に一斉開花して地面を花のじゅうたんにする芝桜。丈夫で手間が少なく、初心者でも育てやすい多年草です。

そして、成功のカギはこの3つ…

  • ①適期に植える
  • ②日当たり×排水を確保
  • ③梅雨前に刈り込む。

これさえ押さえれば、長く美しい景観を維持できます。そこで、この記事では、芝桜の育て方について解説していきます。

 

満開の芝桜は、庭を美しい景観に変えてくれます。ぜひ、参考にしてください。

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  1. 芝桜とは:特徴と基本情報をわかりやすく解説
    1. 芝桜の基本情報
          1. 開花時期
          2. 耐寒性
          3. 耐暑性
          4. 好む環境
          5. 生育
    2. 芝桜の魅力(メリット)
          1. 丈夫で手間がかからない
          2. 雑草を抑える効果
          3. デザイン性が高い
    3. 芝桜を育てるときの注意点
          1. 蒸れに弱い
          2. 植えすぎに注意
          3. 夏の管理がポイント
  2. 芝桜の植え付けのコツ(時期・場所・土・手順)
    1. 1. 適した時期:春と秋がベストシーズン
          1. 春(3〜4月)
          2. 秋(9〜10月)
    2. 2. 場所選び:日当たり・風通し・排水が決め手
          1. おすすめの場所
          2. 避けたい場所
    3. 3. 土づくり:軽くて水はけの良い土を
          1. 市販の培養土
          2. 重い土の場合
          3. 水はけチェック方法
    4. 4. 苗の間隔と植え方:広がりを計算しながら
          1. 株間
          2. 植え付けの手順
    5. 「日当たり・風通し・水はけ」が成功のカギ
  3. 芝桜を植えた後の管理(定着〜初年度)
    1. 1. 水やり:定着期とその後でやり方を変える
          1. 定着期(植え付け〜2週間ほど)
          2. 定着後(根付いたあとの管理)
    2. 2. 雑草対策:芝桜が覆うまでの辛抱
          1. 小さいうちに抜く
          2. マルチングの活用
    3. 3. 霜対策:寒冷地の初年度は念入りに
          1. おすすめの霜よけ方法
    4. 初年度のケアでその後がラクになる
  4. 芝桜を長持ちさせるメンテナンス(年間ルーティン)
    1. 1. 水やり:「控えめ」が基本
          1. 地植えの場合
          2. 鉢植えの場合
    2. 2. 肥料:ほんのひと押しで花つきアップ
          1. 春(3〜4月)
          2. 秋(9〜10月)
    3. 3. 刈り込み:梅雨前が最大のポイント
          1. タイミング
          2. 刈り込み方
          3. 随時カット
    4. 年間ルーティンのイメージ
    5. ちょっとしたケアで毎年絶景に
  5. 芝桜でよくある失敗とその対策
    1. 失敗1:水はけが悪く根腐れする
          1. 対策
    2. 失敗2:夏の蒸れで株が枯れる
          1. 対策
    3. 失敗3:植えたばかりの苗が雑草に負ける
          1. 対策
    4. 病気メモ:うどんこ病に注意
          1. 対策
    5. 失敗は「環境」が原因のことが多い
  6. 「おしゃれな庭づくり」芝桜を活かしたデザイン3選!
    1. ① フラワーカーペット風:広い面を敷き詰めるデザイン
          1. 色の配置を工夫
          2. 法面や土手に最適
          3. 植え方の工夫
    2. ② 花のアプローチ:小道の両側に添える
          1. レンガ・敷石と組み合わせ
          2. カーブを描く動線
          3. ウェルカムロードとして
    3. ③ 石・ウッドチップMIX:ナチュラルガーデン風
          1. ロックガーデンの目地に
          2. 枕木やウッドチップ沿いに
          3. 通気性・景観アップ
    4. 芝桜は「配置の工夫」で庭の主役になる
  7. 芝桜の増やし方:挿し木と株分けで広げるコツ
    1. ① 挿し木(挿し芽)で増やす
          1. 適期
          2. 手順
    2. ② 株分けで増やす
          1. 適期
          2. 手順
    3. 庭を彩る“花のじゅうたん”を自分で増やそう
  8. 芝桜:季節ごとの管理
    1. 春(3〜5月):植え付け&開花シーズン
          1. すること
          2. ポイント
    2. 梅雨前(5〜6月):花後の刈り込みが必須
          1. すること
          2. ポイント
    3. 夏(7〜8月):乾燥対策と整枝
          1. すること
          2. ポイント
    4. 秋(9〜10月):植え付け&株分け適期
          1. すること
          2. ポイント
    5. 冬(11〜2月):休眠期は基本ノーケア
          1. すること
          2. ポイント
    6. 「季節のひと手間」で花じゅうたんが長持ち
  9. まとめ:芝桜で庭を彩るコツ
          1. 関連記事:

芝桜とは:特徴と基本情報をわかりやすく解説

芝桜とは

芝桜(Phlox subulata)は、北アメリカ原産のグラウンドカバー植物です。名前に「芝」や「桜」と入っていますが、実際には芝生でも桜でもありません。

また、低く広がる性質を持ち、地面を覆うように広がっていく姿が特徴的で、春になると一面に花を咲かせるため「花のじゅうたん」とも呼ばれます。

そのため、庭や公園で大規模に植えられることも多く、開花シーズンには観光名所になるほど人気の高い植物です。

芝桜の基本情報

開花時期
  • 4〜5月。
  • 短期間に一気に咲き揃い、庭を一面のカラフルなじゅうたんに変えてくれる
耐寒性
  • 強い。
  • 寒冷地でも冬越しでき、雪にも負けずに翌春芽吹く
耐暑性
  • やや弱い。
  • とくに、夏の蒸れや長雨が苦手で、風通しや水はけの工夫が必要
好む環境
  • 日当たりの良い場所+水はけの良い土壌。
  • 乾燥気味を好む傾向あり
生育
  • 横に素早く広がり、草丈は5〜15cmと低め。
  • 自然と群生しやすい

芝桜の魅力(メリット)

丈夫で手間がかからない
  • 植え付け後は比較的放任でも元気に育ち、初心者にも育てやすい。
雑草を抑える効果
  • 地面をびっしり覆うため、光を遮って雑草の繁殖を防ぐ。
デザイン性が高い
  • ピンク、白、紫などカラフルな花色があり、他の花や低木との相性も良い。
  • 花壇や玄関アプローチ、石垣の隙間などに植えると美しく演出できる。

芝桜を育てるときの注意点

蒸れに弱い
  • 過湿・密植・風通しの悪さは大敵。
  • とくに、梅雨〜夏場は蒸れて株が傷みやすい。
植えすぎに注意
  • 一気に広がる性質があるため、最初から密に植えると風通しが悪くなる。
  • 間隔をあけて植えるのがおすすめ。
夏の管理がポイント
  • 高温多湿に弱いので、夏は半日陰の環境や排水性の良い土作りが欠かせない。

このように、芝桜は「春の絶景」を作り出せる人気植物です。そして、ポイントは 日当たり・風通し・水はけ の3つ

そのため、ここを押さえておくことで、初心者でも失敗しにくく、毎年庭いっぱいに花のじゅうたんを楽しむことができます。


芝桜の植え付けのコツ(時期・場所・土・手順)

芝桜の植え付けのコツ

芝桜は一度根付けばぐんぐん広がる丈夫な植物です。しかし、植え付けのスタートを間違えるとその後の成長に大きく影響してしまいます。

ここでは初心者でも失敗しにくい植え付けのポイントを時期・場所・土・手順ごとに解説していきます。

1. 適した時期:春と秋がベストシーズン

春(3〜4月)
  • 気温が安定し、根が動きやすい季節。
  • 梅雨前に定着できるので安心。
秋(9〜10月)
  • 夏の暑さが落ち着き、冬に向けてしっかり根を張れる。
  • 翌春に花を楽しめるのも魅力。

👉 ポイント:
猛暑の夏や厳寒の冬は植え付けに不向き。根が弱って枯れるリスクが高いため避けましょう。

2. 場所選び:日当たり・風通し・排水が決め手

芝桜は「明るく乾きやすい環境」を好みます。

おすすめの場所
  • 南向きの花壇、石垣の上や斜面、玄関アプローチの縁取りなど。
避けたい場所
  • 壁際や庭の隅 → 空気がこもって蒸れやすい
  • 低地や粘土質 → 雨水が溜まりやすく、根腐れの原因になる

👉 ワンポイント:
石垣や傾斜地に植えると、自然に垂れ下がりながら花のじゅうたんを作るので観賞価値も高まります。

3. 土づくり:軽くて水はけの良い土を

芝桜は湿気に弱いため、「サラサラした土」が理想です。

市販の培養土
  • そのまま使ってもOK。
重い土の場合
  • 腐葉土+川砂(または細粒砂利)を混ぜる
  • 通気性と排水性を同時にアップ
水はけチェック方法

前日に水をたっぷりまき、翌日まで水が溜まっていたら改良が必要。また、レンガや軽石を混ぜるのも効果的です。

4. 苗の間隔と植え方:広がりを計算しながら

芝桜は横に広がる植物なので、最初から密に植える必要はありません。

株間
  • 20〜30cmが目安
  • 密植しすぎる → 風通しが悪く蒸れやすい
  • 空けすぎる → すき間から雑草が生えやすい
植え付けの手順
  1. 穴掘り・・・根鉢の1.5〜2倍の穴を掘る
  2. 根ほぐし・・・根鉢のまわりを軽くほぐし、伸びやすくする
  3. 植え付け・・・地際を周囲の土と同じ高さに合わせる
  4. たっぷり灌水・・・植え付け直後はしっかり水を与えて活着を促す
  5. マルチング・・・バークチップやウッドチップを敷いて乾燥防止・泥はね防止

👉 ひと工夫:マルチング材を敷くと見た目もおしゃれになり、雑草も生えにくくなります。

「日当たり・風通し・水はけ」が成功のカギ

芝桜は条件さえ合えば放任でもよく育つ丈夫な植物です。とくに、最初の植え付け時に環境を整えることが、毎年春に美しい花のじゅうたんを楽しむ秘訣です。


芝桜を植えた後の管理(定着〜初年度)

芝桜を植えた後の管理

芝桜は一度根付いてしまえば丈夫で育てやすい植物です。しかし、植え付け後の最初の1年はとても大切な時期です。

そのため、この期間にしっかりケアしてあげることで、その後は毎年春に美しい「花のじゅうたん」を楽しむことができます。

ここでは、水やり・雑草対策・冬越しのポイントを詳しく紹介していきます。

1. 水やり:定着期とその後でやり方を変える

定着期(植え付け〜2週間ほど)

根がまだ十分に張っていないため、乾燥は大敵です。そのため、表土が乾かないように、毎日〜隔日で水やりしましょう。

とくに、春や秋でも晴天が続くと土が乾きやすいので要注意。

定着後(根付いたあとの管理)

地植え

  • 基本的に雨まかせでOK。
  • 乾燥に強いため、真夏の長い乾燥期以外はほとんど水やり不要です。

鉢植え

  • 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。
  • 水切れしやすいので特に夏場はこまめにチェックを。

👉 ポイント:
「少量を毎日」よりも「たっぷりを数日に1回」のほうが根が深く張りやすく、丈夫な株に育ちます。

2. 雑草対策:芝桜が覆うまでの辛抱

芝桜は横に広がって地面を覆う性質があるため、成長が進めば雑草も生えにくくなります。しかし、植え付けから数ヶ月はまだ土が見えているため、雑草が入り込みやすい時期です。

小さいうちに抜く
  • 小さな雑草は根が浅く、簡単に抜けます。
  • 放置すると芝桜より勢いよく伸びてしまうので早めに対処。
マルチングの活用
  • バークチップやウッドチップを株の周囲に敷いておくと、雑草を抑えつつ乾燥防止にも役立ちます。

👉 ワンポイント:
芝桜が地面を覆うまでに雑草を抑えてあげると、その後の管理がぐっと楽になります。

 

3. 霜対策:寒冷地の初年度は念入りに

芝桜は耐寒性が強く、関東以西では特に霜よけをしなくても冬越し可能です。

ただし、植え付けたばかりの苗はまだ根が十分に張っていないため、寒冷地では冬の霜や雪で傷むことがあります。

おすすめの霜よけ方法
  • わらや落ち葉を株元にかぶせて保温
  • バークチップで根元を覆って冷えを防ぐ
  • 寒冷地では不織布をトンネル状にかけて保護

👉 ポイント:
2年目以降は霜対策なしでも元気に育つことが多いですが、初年度だけは少し手をかけてあげると安心です。

初年度のケアでその後がラクになる

芝桜は「植えたら放っておいても大丈夫」というイメージがありますが、最初の1年はちょっとした手助けが必要です。

  • 水やりは 根付くまで丁寧に
  • 雑草は 小さいうちに除去
  • 寒冷地は 初年度だけ霜よけをプラス

そして、この3つを意識することで、翌年の春にはびっしりと花を咲かせ、庭を鮮やかに彩ってくれるでしょう。


芝桜を長持ちさせるメンテナンス(年間ルーティン)

メンテナンス

芝桜は一度根付けば手間が少なく、毎年楽しめる丈夫な植物です。

ただし、「放置しても咲く」からといって完全に放っておくと、株が蒸れて弱ったり、花つきが悪くなったりします。そこで大切なのが、年間を通じてのちょっとしたメンテナンス。

ここでは、水やり・肥料・刈り込みを中心に、1年のルーティンを紹介していきます。

1. 水やり:「控えめ」が基本

地植えの場合
  • 根がしっかり張った後は、雨だけで十分育ちます。
  • ただし、真夏に雨が全く降らず、土がカラカラに乾いたときは注意。
  • 朝や夕方の涼しい時間帯に、株元へたっぷり水を与えてあげましょう。
鉢植えの場合
  • 鉢は乾燥が早いため、表土が乾いたら鉢底から水が出るまでしっかり与えるのが基本。
  • ただし、「過湿」は根腐れの大きな原因。
  • 受け皿に水を溜めっぱなしにするのはNGです。

👉 ポイント:芝桜は乾燥には強いけれど、蒸れに弱い植物。そのため、水やりは「少なめ・メリハリ」を意識すると健康に育ちます。

 

2. 肥料:ほんのひと押しで花つきアップ

芝桜はやせ地でも育つため、基本的に肥料は控えめで大丈夫です。そのため、与えすぎると茎葉ばかり伸びて蒸れの原因になるので注意しましょう。

春(3〜4月)
  • 開花前に緩効性肥料を少量まくと、花つきが良くなります。
  • 花壇や鉢の表面にぱらっと撒く程度で十分です。
秋(9〜10月)
  • 冬越しに備えてごく少量追肥。
  • 肥料をあげすぎると冬に弱るので「ほんのひと押し」のイメージで。

👉 ポイント:肥料は「少なめ・タイミング重視」。やりすぎない方が長持ちします。

3. 刈り込み:梅雨前が最大のポイント

芝桜を長持ちさせるために最も大切なのが「刈り込み」です。

なぜなら、花後にそのまま放置すると、茎葉が絡み合って蒸れ、株が傷んで翌年の花つきが悪くなるからです。

タイミング
  • 花後(5〜6月)〜梅雨入り前
刈り込み方
  • 地表から5〜10cmを目安にふんわり整える
  • 密集している部分は間引いて風通しを確保
随時カット
  • 伸びすぎた枝はその都度カットして形を整え、通気性をキープ

👉 ポイント:刈り込みは「見た目を整える」だけでなく、「蒸れ防止」と「株の更新」にも効果的。そして、翌年も花をびっしり咲かせる秘訣です。

年間ルーティンのイメージ

  • 春(3〜4月)・・・開花前に少量の肥料 → 水やりは控えめ
  • 初夏(5〜6月)・・・花後すぐに刈り込み&風通し改善
  • 夏(7〜8月)・・・水やりは真夏の乾燥時のみ → 蒸れに注意
  • 秋(9〜10月)・・・冬越しに軽く追肥 → 株の状態をチェック
  • 冬(11〜2月)・・・基本放任 → 寒冷地は株元を保護

ちょっとしたケアで毎年絶景に

芝桜は「手間がかからない」植物ですが、年に数回の水やり・肥料・刈り込みの工夫だけで、花つきや株の健康が大きく変わります。

そして、ポイントは“蒸れを防ぐこと”と“与えすぎないこと”。

この年間ルーティンを押さえれば、毎年春には庭いっぱいに広がるカラフルな花のじゅうたんを楽しむことができます。


芝桜でよくある失敗とその対策

失敗とその対策

芝桜は丈夫で育てやすい植物ですが、植え付けや管理を少し間違えると「枯れてしまった…」「思ったより広がらない…」といった失敗につながります。

ここでは、初心者がつまずきやすいポイントと、その解決策を詳しく紹介していきます。

失敗1:水はけが悪く根腐れする

芝桜は「乾燥には強いが湿気に弱い」植物です。そのため、水はけの悪い土に植えると、根が常に湿った状態になり、根腐れを起こして株が弱ってしまいます。

対策
  • 土の改良・・・
    庭土が重い場合は、腐葉土と砂(または細粒の砂利)を混ぜてサラサラの土にする。
  • 盛土・高畝・・・
    地面より少し高い位置に植えると、水はけが改善されやすい。
  • 鉢植えの場合・・・
    必ず排水穴のある鉢を使い、鉢底石を敷いて水はけを確保。

👉 ポイント:植え付け前に「水やりチェック」を行い、翌日まで水たまりが残るなら必ず改良しましょう。

失敗2:夏の蒸れで株が枯れる

芝桜は梅雨〜真夏の蒸し暑さが大の苦手。

とくに、花後に刈り込みをせず、茎葉が込み合ったままにしておくと、風通しが悪くなり蒸れて枯れ込みやすくなります。

対策
  • 梅雨前の刈り込み・・・
    花後(5〜6月)に地表から5〜10cmで軽く刈り込み、通気性をアップ。
  • 間引き・・・
    密集した部分は思い切って株を減らす。風が抜けるだけで夏越しがぐっと楽に。
  • 植え方の工夫・・・
    最初から密植せず、株間を20〜30cm空ける。

👉 ポイント:「蒸れ対策=夏の生死を分ける」と覚えておきましょう。

失敗3:植えたばかりの苗が雑草に負ける

芝桜は広がると雑草を抑える力を発揮します。しかし、定着までの数ヶ月は逆に雑草のほうが強く、苗が負けてしまうことがあります。

対策
  • こまめな除草・・・
    小さいうちに抜いてしまえば楽。放置すると根が深くなり、芝桜より優先して育ってしまう。
  • マルチング・・・
    バークチップやウッドチップを株の周りに敷くと、雑草抑制&乾燥防止の一石二鳥。
  • 防草シート・・・
    広範囲に植える場合はシートを敷いて穴をあけ、そこから芝桜を植える方法も有効。

👉 ポイント:最初の数ヶ月を丁寧に管理するだけで、その後は放任でも雑草知らずの花じゅうたんに。

病気メモ:うどんこ病に注意

芝桜は比較的病気に強いです。しかし、込み合いや過湿環境では「うどんこ病」が発生しやすくなります。葉に白い粉をまぶしたような症状が出るのが特徴です。

対策
  • 風通しの確保・・・刈り込み・間引きで環境改善
  • 症状部の早期除去・・・見つけ次第カットして拡大を防ぐ
  • 薬剤対処・・・被害が広がる場合は、園芸用のうどんこ病対応薬剤をピンポイントで使用

👉 ポイント:病気は「予防」が第一。蒸れさせないことが最大の防御です。

失敗は「環境」が原因のことが多い

芝桜のトラブルの多くは「水はけが悪い」「蒸れやすい」「雑草に負ける」といった環境要因がほとんどです。つまり、最初に土や場所を工夫し、刈り込みや除草といったシンプルな管理を続ければ、失敗をぐっと減らせます。

👉 芝桜を長持ちさせるコツは、「乾かし気味・風通し・余裕を持った植え方」これさえ守れば、毎年安定して美しい花のじゅうたんを楽しむことができます。


「おしゃれな庭づくり」芝桜を活かしたデザイン3選!

芝桜を活かしたデザイン

芝桜は「春の花じゅうたん」として有名ですが、ただ植えるだけではもったいない植物です。

なぜなら、花色や広がり方を工夫すれば、ナチュラルにもモダンにも変化し、庭の印象を大きく左右するからです。

ここでは、芝桜を活かしたおしゃれな庭づくりのアイデアを3つ紹介していきます。

① フラワーカーペット風:広い面を敷き詰めるデザイン

芝桜を広い範囲に植え付け、一面に咲かせるスタイルです。

色の配置を工夫
  • 単色でまとめても美しいですが、ピンク・白・紫などを帯状やブロックごとに植えると、模様のようにデザインできます。
  • また、グラデーション配置にすることで、まるで花の絵画のような景観に。
法面や土手に最適
  • 雑草抑制と景観向上を同時に叶えられるため、管理もラク。
  • 斜面に広がる芝桜は、見下ろしても見上げても圧巻の美しさです。
植え方の工夫
  • 大面積に植える場合は株間を少し広め(30cm程度)にして、蒸れを避けつつ自然に埋まるのを待ちましょう。

👉 見頃の春には「自宅にプライベート公園がある」ような気分を味わえます。

② 花のアプローチ:小道の両側に添える

芝桜はレンガや石との相性が抜群。そのため、小道やアプローチ沿いに植えるだけで、歩くたびに華やかな気分になれます。

レンガ・敷石と組み合わせ
  • 小道の両脇に芝桜を植えると、硬い素材の冷たさを和らげ、温かみのある雰囲気に。
カーブを描く動線
  • 直線ではなく曲線に沿わせると、より自然でロマンチック。
  • とくに、玄関までのアプローチにおすすめです。
ウェルカムロードとして
  • 春に満開を迎えた芝桜が訪れる人を出迎える景色は、ガーデン全体の印象を格上げしてくれます。

👉 アプローチに花があるだけで「おもてなしの庭」に早変わりします。

 

③ 石・ウッドチップMIX:ナチュラルガーデン風

芝桜はグラウンドカバーとしてだけでなく、素材との組み合わせでより洗練された空間を演出できます。

ロックガーデンの目地に
  • 石と石の隙間に植えれば、花が自然にあふれ出すように広がります。
  • 乾燥にも強いため、ロックガーデンとの相性は抜群です。

 

枕木やウッドチップ沿いに
  • 点で植えた芝桜が徐々に広がり、やがて面を覆う流れが楽しめます。
  • ナチュラルな木材とカラフルな花の対比も魅力的。
通気性・景観アップ
  • 石やチップとの組み合わせは“抜け”を生み、見た目が重たくならないだけでなく、蒸れの予防にもつながります。

👉 素材と芝桜の色合いを組み合わせることで、自然と調和した居心地のよいガーデンが完成します。

 

芝桜は「配置の工夫」で庭の主役になる

芝桜は広げ方や組み合わせ次第で、庭の印象をがらりと変える力を持っています。

  • 広い面でダイナミックに
  • 小道沿いでおもてなしの雰囲気に
  • 石や木材と合わせてナチュラルに

👉 あなたの庭の広さや雰囲気に合わせて、ぜひ芝桜を「デザインの主役」として取り入れてみましょう。


芝桜の増やし方:挿し木と株分けで広げるコツ

芝桜の増やし方

芝桜は一度植え付けると毎年楽しめる丈夫な植物ですが、さらに株を増やして庭いっぱいに広げたいときは「挿し木」と「株分け」が有効です。また、どちらも比較的簡単にでき、初心者でも挑戦しやすい方法です。

ここでは、それぞれのやり方とポイントを詳しく紹介していきます。

① 挿し木(挿し芽)で増やす

芝桜の茎を切り取って新しい苗に育てる方法です。そのため、少しの株からたくさん増やしたい人におすすめ。

適期
  • 花後(5〜6月) … 生育が盛んな時期で成功率が高い
  • 秋(9〜10月) … 冬に向けて根を張り、翌春には元気な株に育つ
手順
  1. その年に伸びた元気な芽を5〜10cmほど切り取る
  2. 下葉を数枚取り除き、清潔で水はけの良い挿し木用土(赤玉土小粒や挿し木用培養土)に挿す
  3. 明るい日陰に置き、乾かさないように保湿管理
  4. 2〜3週間ほどで発根。根が十分伸びたら小鉢に植え替え、徐々に日当たりへ慣らす

👉 ポイント:挿し木は「清潔さ」と「湿度管理」がカギ。そして、ビニールで覆うと発根しやすくなりますが、蒸れに注意しましょう。

② 株分けで増やす

既に大きく育った株を小分けにして植え直す方法です。そして、混み合った株を整理しつつ、増やせる一石二鳥のやり方です。

適期
  • 9〜10月(秋がベスト)
  • 夏の暑さが和らぎ、冬に向けて根をしっかり張れる時期が最適。
手順
  1. 大株をスコップで掘り上げる
  2. 根を傷めないように手でほぐしながら、いくつかの小株に分ける
  3. それぞれを通常の植え付け手順(株間20〜30cm・水はけ良い土)で植える
  4. たっぷり水を与えて、乾燥と蒸れに注意しながら管理

👉 ポイント:株分けは「リフレッシュ効果」もあり、古株の更新や蒸れ防止につながります。そのため、数年に一度の定期ケアとして取り入れると、長く美しい株を保てます。

庭を彩る“花のじゅうたん”を自分で増やそう

  • 挿し木・・・小さな株を増やしたい人、たくさん株を作りたい人向き
  • 株分け・・・大株の整理と同時に増やしたい人向き

どちらも特別な道具は必要なく、家庭のガーデニング環境で実践可能です。

👉 少しずつ増やしていけば、やがて庭全体が芝桜のカラフルな花じゅうたんに!


芝桜:季節ごとの管理

季節ごとの管理

芝桜は年中手がかからない植物ですが、季節ごとに“ちょっとしたケア”をすることで長く美しく育ちます。ここでは、年間を通じた管理ポイントをご紹介していきます。

春(3〜5月):植え付け&開花シーズン

すること
  • 植え付け適期、開花鑑賞、開花前の薄い追肥
ポイント
  • 気温が安定して根が伸びやすく、苗を植えるのにベストシーズン。
  • 開花直前に緩効性肥料を少量与えると花つきがアップします。
  • 春の芝桜は「庭の主役」。
  • 写真を撮るならこの時期が最高です。

梅雨前(5〜6月):花後の刈り込みが必須

すること
  • 花後の刈り込み・間引き(蒸れ予防の最重要タイミング)
ポイント
  • 花が終わったら、そのまま放置すると茎葉が絡み合って蒸れ、夏に枯れ込みやすくなります。
  • 地表から5〜10cm残す程度に刈り込み、密集部分は間引いて風通しを確保。
  • これをするかどうかで、翌年の花つきが大きく変わります。

夏(7〜8月):乾燥対策と整枝

すること
  • 乾燥時のみ朝夕に補水/密集部の軽い整枝
ポイント
  • 芝桜は暑さにやや弱いですが、蒸れさえ防げば問題なく越夏できます。
  • 基本は雨まかせで水やり不要ですが、真夏に雨が全く降らないときは朝夕に補水を。
  • 伸びすぎて通気性が悪くなったら軽く整枝すると安心です。

秋(9〜10月):植え付け&株分け適期

すること
  • 植え付け・株分け/薄く追肥/雑草整理
ポイント
  • 秋は春に次ぐ植え付けシーズン。
  • 大株は株分けで整理しながら数を増やすのもおすすめ。
  • 冬越しに備えて緩効性肥料をほんの少し与えると、翌春に元気な花を咲かせます。
  • 雑草もこの時期に整理しておくと、来春の管理がぐっと楽に。

冬(11〜2月):休眠期は基本ノーケア

すること
  • 寒冷地では新植株の霜よけ/基本は休ませる
ポイント
  • 芝桜は耐寒性が強く、多くの地域では冬もそのまま越せます。
  • ただし、植え付けて間もない株は寒さに弱いため、ワラや不織布で軽く覆っておくと安心。
  • その他は特に作業は不要で、株をしっかり休ませる時期です。

「季節のひと手間」で花じゅうたんが長持ち

芝桜の管理は難しくありませんが、

  • 春・・・植え付けと追肥
  • 梅雨前・・・刈り込みで蒸れ防止
  • 夏・・・乾燥チェック
  • 秋・・・株分けと追肥
  • 冬・・・霜よけ(必要な地域のみ)

👉 この流れを押さえるだけで、毎年庭いっぱいの花じゅうたんを楽しめます。


まとめ:芝桜で庭を彩るコツ

いかがでしたか?

芝桜は丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめの植物です。そして、大切なのは次の3つのポイント。

  • 植え付けは春か秋に
  • 環境づくりは日当たり&水はけ重視
  • 花後の刈り込みを梅雨前に必ず

また、芝桜を楽しむ工夫もたくさんあります。

  • 広い面に植えてフラワーカーペット風
  • 小道の両側に並べて花のアプローチ
  • 石やウッドチップと組み合わせてナチュラルに

さらに、挿し木や株分けで少しずつ株を増やすことで、庭全体を花のじゅうたんにすることも夢ではありません。

👉 ポイントを押さえれば、毎年春にカラフルでおしゃれな景色をつくれるのが芝桜の魅力です。

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