美しい庭と言えば、多くの方が芝生の庭を思い浮かべると思います。
しかし、芝生は植物であるため「植えれば良い」「植えておしまい」というものではなく、定期的に手入れをしなくてはいけません。時には、病気にかかったり枯れてしまったりする可能性も考えられるでしょう。
そのため、芝生の手入れは困難だと判断した方の多くは「芝生以外で庭を綺麗にできないか」と考えるようです。

もちろん、芝生以外の方法でも、長く庭を美しく保つことは可能です。今回はその方法について紹介しましょう。
芝生以外で庭を綺麗にする方法とは?
芝生の手入れを避けたいと考えている方向けに、芝生を植える以外で庭を美しくする方法をまとめました。どの方法にもメリット・デメリットが存在するため、自分にぴったりの方法を見つけてください。
人工芝
除草処理をしてから防草シートで下処理後に人工芝を置くと、メンテナンスがほとんど不要かつ芝のような見た目の庭が手に入ります。
触り心地は天然芝と少し違うものの、今では非常に芝に近い見た目で劣化の少ない人工芝が多く販売されているのです。
下地がしっかりと施工されていれば、雑草が生えてくる問題も防げるでしょう。
全て自分での施工も可能ですが、下地だけでもプロに任せることをお勧めします。
砂利
砂利敷きでは、平らにした地面を踏み固め、防草シートを敷いた上に砂利を乗せていきます。しっかり下地処理をしないまま砂利を引いてしまうと、砂利の間から雑草が生えてしまうため、注意が必要です。
防草シートの隙間から雑草が生えてしまうことはありますが、何もしない状態よりも簡単に手入れできるでしょう。
自分での施工も可能ですが、軽い砂利を使ってしまうと防草シートが剥き出しになりやすいため、重さのある砂利を選ぶ必要があります。
土間コンクリート
最も効果の高い雑草対策である土間コンクリートは、自分での施工は困難ですが、半永久的に庭の手入れをする必要がなくなります。
庭の手入れを一切したくないと考えているのならば、土間コンクリートを検討するべきでしょう。
ただし初期費用が高く、夏には熱を持ちやすいという注意点もあります。特に庭が広い場合には、数百万円以上の費用が必要です。
また、施工部分に車が乗るかどうかでコンクリートの厚みが変わるため、費用にも差が出ます。
タイルやレンガ
土間コンクリートのように雑草対策として非常に有効で、洋風や和風などさまざまなデザインでおしゃれな庭を作れます。
自分でのDIYも不可能ではありませんが、難易度が高いというデメリットがあります。また、外注する場合には土間コンクリート以上に高額な費用が必要です。
芝生以外の植物
芝生のように庭全体を覆ってくれるような植物を「グランドカバー」と呼び、芝生よりも手入れが簡単なものもあります。
例えばイワダレソウ・タマリュウなどは繁殖力が強く、芝生に比べてハイスピードかつ簡単に庭全体を覆ってくれるでしょう。
芝生以外の植物であっても最低限の手入れは必要ですが、緑の庭に憧れているのなら、検討してみる価値があります。
まとめ:芝生以外で庭を綺麗に!どのような方法がある?
いかがでしたか?芝生以外で庭を綺麗にする方法には
・人工芝を敷く
・砂利を敷く
・土間コンクリートを敷く
・タイルやレンガを敷く
・芝生以外の植物を植える
などの方法があります。
自分の求める庭のデザインや予算によって、選択すべき手段が変わってくるでしょう。自分にぴったりの方法を見つけて理想の庭を手に入れてください。
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