「家にいながらバカンス気分を味わえたら…」
そんな願いを叶えてくれるのが 地中海風ガーデン です。
そして、温暖で乾燥した気候のスペインやイタリア、ギリシャなどの雰囲気を取り入れた庭づくりで、 手入れが簡単でおしゃれ なのが魅力。
また、初心者でも取り入れやすいデザインなので、植物や家具の選び方次第でグッと地中海らしさを演出することができます。
そこで、この記事では 初心者向けのステップバイステップガイド をご紹介していきます。
ぜひ参考にして、理想の地中海風ガーデンを実現してください!
🌿 なぜ地中海風ガーデンがおすすめ?
地中海風ガーデンは、南欧のリゾートのような雰囲気を自宅で楽しめるスタイルの庭です。
そのため、乾燥に強い植物を多く使い、シンプルな素材でまとめるため、手間がかからずおしゃれな仕上がりになります。とくに、日本の夏の暑さにも適応しやすい点が魅力です。
メリット
1. メンテナンスが楽
地中海風ガーデンでは、オリーブ・ラベンダー・ローズマリーなど乾燥に強い植物を中心に取り入れます。これにより、水やりの回数が少なくて済み、日々の管理が楽になります。
💡 ポイント
-
乾燥を好む植物が多いので、頻繁な水やりが不要
-
病害虫に強い種類も多く、農薬の使用を最小限に抑えられる
2. リラックス空間になる
南欧のリゾートをイメージした庭は、リラックス効果の高い空間を作りだしてくれます。
とくに、白い砂利やテラコッタの鉢、シンプルな石畳などを使うことで、明るく開放的な雰囲気を演出できます。
💡 ポイント
-
ラベンダーやハーブの香りで癒し効果UP
-
アイアンのガーデンチェアを置けば、さらに本格的な雰囲気に
3. 日本の気候にも適応可能
地中海風ガーデンで使用する植物は、乾燥に強く、暑さにも強いものが多いため、日本の夏にも適しています。
例えば、オリーブやアガベは高温に耐えながら、少ない水で育つので、猛暑の時期でも枯れにくいのが特徴です。
💡 ポイント
-
日本の夏の高温や日差しを活かせる植物を選ぶ
-
耐暑性があるユッカやローズマリーもおすすめ
4. DIYしやすい
地中海風ガーデンは、ナチュラルな素材を活かしたシンプルなレイアウトが基本です。
そのため、砂利・レンガ・テラコッタタイルなどを使うことで、
自分でも手軽に施工が可能で、プロに頼まずにDIYでおしゃれな庭づくりが楽しめます。
💡 ポイント
-
レンガや石材を使った小道を作る
-
ウッドフェンスやアーチで南欧の雰囲気をプラス
-
白やベージュのカラーを基調にして統一感を出す
デメリットと対策
1. 冬の寒さに弱い植物が多い
地中海性気候の植物は冬の寒さに弱いものが多く、日本の寒冷地では育ちにくいことがあります。
🔧 対策
-
鉢植えにして冬は室内へ移動(オリーブ・アガベなど)
-
防寒対策として、不織布やマルチングを活用
-
寒さに強い品種を選ぶ(例:耐寒性のあるラベンダー「ヒドコート」)
2. 日当たりが必要
地中海風ガーデンの植物は日光を好むため、日陰の多い庭では育ちにくいことがあります。
🔧 対策
-
半日陰でも育つシマトネリコやローズマリーを取り入れる
-
反射光を活用するため、白砂利を敷いて明るさを確保
-
鉢植えを移動して日光を確保する
このように、地中海風ガーデンは、手入れが楽で、おしゃれなリゾート風の雰囲気を演出できる庭のスタイルです。
とくに、乾燥に強い植物を活用しながら、シンプルなデザインを取り入れることで、DIYでも実現しやすく、日本の夏にも適しています。一方で、冬の寒さや日当たりの問題には鉢植えや防寒対策を活用することで対応可能。
そして、上手に植物や素材を選ぶことで、メンテナンスの手間を減らしながら、リラックスできる庭づくりができます。
さあ、 あなたもぜひ、地中海風ガーデンでおしゃれな空間を作ってみませんか?
地中海風ガーデンの作り方
地中海風ガーデンは、南欧のリゾートのような雰囲気を自宅で楽しめるおしゃれな庭のスタイルです。
とくに、乾燥に強い植物を中心に、白やテラコッタを基調としたデザインで、
メンテナンスの手間を抑えながらも美しい空間を作ることができます。
ここでは、初心者でもできるステップバイステップの作り方について詳しく解説していきます!
ステップ1:デザインを決める
まずは、理想の地中海風ガーデンのイメージを明確にしましょう。そして、統一感のあるデザインにするため、テーマカラーを決めるのがポイントです。
テーマカラー
-
ホワイト(白)・・・
明るく爽やかな印象を演出 -
ベージュ・テラコッタ・・・
温かみがあり、ナチュラルな雰囲気 -
ブルー・・・
地中海らしいアクセントカラー
レイアウトのポイント
-
ナチュラルな石畳やレンガの小道を作る・・・
庭に小道を作ると、奥行きが生まれ、デザイン性がアップします。 -
ウッドデッキやパーゴラ(藤棚)を設置する・・・
屋外でもくつろげるリラックス空間を作るのに最適。 -
リラックスできるテラススペースを確保する・・・
ガーデンチェアやテーブルを置いて、お茶を楽しめる空間に。 -
シンボルツリー(オリーブなど)を植える・・・
地中海風ガーデンの象徴的な植物を取り入れて、雰囲気を強調する。
📌 POINT
先に「どのエリアに何を配置するか」をスケッチすると、後の作業がスムーズになります!
ステップ2:地面のベースを作る
地中海風ガーデンでは、砂利やレンガ、敷石を使ったシンプルなデザインが特徴です。そのため、まずは地面を整えて雑草が生えにくい環境を作りましょう。
地面の準備手順
-
雑草の除去・・・
雑草をしっかり取り除く -
防草シートを敷く・・・
雑草対策として必須(耐久性の高いシートを選ぶと◎) -
砂利やレンガを敷く・・・
デザインに合わせた素材を配置
地面の素材例
素材 | 特徴 |
---|---|
砂利 | 乾燥地帯に合い、水はけがよくナチュラルな雰囲気を演出。 |
テラコッタタイル | 南欧らしい温かみのある色合いで、庭のアクセントに最適。 |
レンガ | アンティークな雰囲気を出せる。小道や花壇の縁取りにおすすめ。 |
📌 POINT
明るい色の砂利や石を選ぶと、より地中海風の雰囲気に!
ステップ3:植物を選ぶ
地中海風ガーデンには、乾燥に強く、シルバーリーフや鮮やかな花を咲かせる植物がぴったりです。
おすすめの植物
植物名 | 特徴 |
---|---|
オリーブ | 地中海風ガーデンの象徴。乾燥に強く育てやすい。シンボルツリーに最適。 |
ラベンダー | 香りがよく、紫の花が映える。日当たりの良い場所に最適。 |
ローズマリー | 料理にも使えるハーブ。常緑で丈夫なので、一年中楽しめる。 |
アガパンサス | 青紫の花が地中海らしい雰囲気を演出。暑さに強く、花壇におすすめ。 |
ユーカリ | シルバーリーフが美しく、乾燥に強い。香りがよく虫よけ効果も。 |
植栽のコツ
-
高低差を意識して配置する・・・
背の高い植物(オリーブ・ユーカリ)を後ろに、低い植物(ローズマリー・ラベンダー)を前に配置するとバランス◎ -
花の色を「ブルー・紫・白」に統一する・・・
青紫系の花と白系の花を組み合わせると、地中海の爽やかな雰囲気が際立ちます。 -
乾燥に強い植物を選ぶ・・・
地中海風ガーデンは水やりが少なくてもOKな庭を作るのがポイント!
📌 POINT
テラコッタ鉢に植えて配置すると、さらにおしゃれな雰囲気に!
ステップ4:家具や装飾を取り入れる
地中海風ガーデンを完成させるには、家具や装飾アイテムを取り入れて、より本格的な雰囲気を演出しましょう。
おすすめのアイテム
アイテム | 特徴 |
---|---|
テラコッタ鉢 | 地中海らしい温かみのある雰囲気に。 |
アイアン家具 | 黒や白のアイアン製テーブル&チェアでエレガントな雰囲気を演出。 |
ファウンテン(噴水) | リゾート感をプラスし、涼しげな印象に。 |
ガーデンライト | 夜でも雰囲気を楽しめるLEDランプやソーラーライト。 |
装飾のポイント
-
モザイクタイルをアクセントに使う・・・
テーブルや花壇の縁にカラフルなモザイクタイルを貼ると、地中海風に仕上がる。 -
ウォールデコレーションを取り入れる・・・
白壁にアイアンの装飾やブルーのタイルを飾ると、地中海の街並みのような雰囲気に。 -
ナチュラル素材のクッションやラグを活用・・・
屋外のチェアにクッションを置くと、さらに快適なリラックス空間に。
📌 POINT
夜はガーデンライトを灯して、ロマンティックな雰囲気を演出しよう!
このように、地中海風ガーデンは、乾燥に強い植物とナチュラルな素材を組み合わせることで、おしゃれで手入れが楽な庭を作ることができます。
ステップごとのポイント
-
デザインを決めて、テーマカラーを統一する
-
地面を整え、防草対策をしながら砂利やレンガを配置する
-
乾燥に強い植物を選び、色の統一感を意識する
-
家具や装飾を取り入れ、リゾート感を演出する
さあ、あなたもぜひ、地中海風ガーデンで癒しの空間を作ってみませんか?
地中海風ガーデンを美しく保つコツ
地中海風ガーデンは、乾燥に強い植物を多く使うため、手入れの手間が少ないのが特徴です。
しかし、美しい状態を維持するためには適切なメンテナンスが必要です。そのため、ここでは、水やり・剪定・雑草対策のポイントについて、詳しく解説していきます。
1. 水やりは控えめに(週1~2回程度)
水やりの基本ルール
地中海風ガーデンの植物は、もともと乾燥地帯で育つ種類が多いため、水の与えすぎは根腐れの原因になります。
-
基本は週1~2回程度、土が完全に乾いてからたっぷりと水をあげる
水やりのコツ
-
朝か夕方に水をあげる・・・
日中の水やりは蒸発しやすく、根が傷む可能性があるため避ける。 -
鉢植えの場合は受け皿の水を捨てる・・・
受け皿に水が溜まると根腐れの原因に。水はけを良くするために鉢底石を入れるのも◎ -
雨が少ない時期は観察を忘れずに・・・
夏の猛暑日が続く時は、葉の状態をチェックして、乾燥しすぎていないか確認。
📌 POINT
-
オリーブやローズマリーは乾燥に強いので、特に水やりは控えめに。
-
ラベンダーは湿気が苦手なので、土がしっかり乾いてから水を与える。
2. オリーブやラベンダーの剪定を適度に行う
剪定が必要な理由
-
風通しを良くして病害虫を防ぐ
-
樹形を整え、地中海風の美しい見た目を保つ
-
新しい芽の生長を促し、花や実つきを良くする
剪定のタイミング
植物名 | 剪定時期 | 剪定のコツ |
---|---|---|
オリーブ | 3月~4月 / 10月~11月 | 混み合った枝を間引く。上向きに伸びる徒長枝はカット。 |
ラベンダー | 花後(5月~6月) / 秋(9月~10月) | 花が終わったら1/3ほどカット。木質化した部分は避ける。 |
ローズマリー | 春(3月~4月) / 秋(9月~10月) | 形を整えながら、古い枝や枯れた部分をカット。 |
剪定のコツ
-
剪定は少しずつ、バランスを見ながら行う・・・
一気に切ると弱るので、数回に分けて調整するのがおすすめ。 -
ラベンダーは木質化した部分は剪定しない・・・
枝の根元近く(茶色くなっている部分)を切ると再生しにくくなる。 -
オリーブは内側に生える枝を剪定して風通しを良くする・・・
混み合った部分を間引くことで、病気予防&形をキレイにキープ。
📌 POINT
-
剪定後は「乾いた日陰」にしばらく置いて傷口を乾燥させると、病気予防になる。
-
剪定したラベンダーやローズマリーは乾燥させてハーブとして活用できる!
しかし、剪定は自分で行うと片付けのことまで考えなければいけません。そこで、剪定のプロに任せるという選択肢もあります。とくに、「剪定110番」はどんな木でも庭木1本から任せることができます。
詳しくは、公式サイトをご確認ください。
3. 雑草対策には砂利&防草シートを活用
雑草を防ぐための基本対策
地中海風ガーデンは、ナチュラルな砂利やレンガの敷き詰めが特徴です。しかし、そのままだと雑草が生えやすいため、しっかり対策をしておくことが大切です。
雑草対策の手順
-
雑草をしっかり取り除く(スコップなどで根ごと抜く)
-
防草シートを敷く(耐久性の高いものを選ぶと◎)
-
砂利や敷石を上から敷く
おすすめの砂利&敷石
素材 | 特徴 |
---|---|
白砂利 | 光を反射して明るい印象に。地中海風の雰囲気を強調。 |
テラコッタチップ | 暖かみのある色合いで、南欧風の庭にぴったり。 |
天然石の敷石 | ナチュラルな雰囲気を演出し、歩きやすい。 |
砂利敷きは、DIYでもできますが、業者に依頼することで綺麗に仕上げてくれます。そこで、おすすめの業者が「砂利110番」です。
また、「1平米あたり1,400円〜」という低価格で、
見積もり後の追加料金が発生しない安心な料金体系なので、安心して依頼することができます。
詳しくは、公式サイトをご確認ください。
雑草を防ぐポイント
-
防草シートは「透水性のあるもの」を選ぶ・・・
水は通すが雑草は防ぐタイプがベスト。 -
砂利の厚みは5cm以上にする・・・
砂利が少ないと、土に日光が当たり、雑草が生えやすくなる。 -
レンガやタイルで小道を作ると、雑草が生えにくい・・・
歩くエリアをレンガやタイルにすることで、手入れが楽になる。
また、「防草シート.com」なら、用途にあった防草シートを選ぶことができます。詳しくは、公式サイトをご確認ください。
📌 POINT
-
ウッドチップを敷くと、よりナチュラルな雰囲気に仕上がる
-
砂利の色を白やベージュにすると、より地中海風の雰囲気が増す
このように、地中海風ガーデンは、基本的にメンテナンスが楽ですが、
水やり・剪定・雑草対策を適切に行うことで、美しい庭を長く保つことができます。
そして…
-
水やりは週1~2回。乾いてからたっぷり与える
-
オリーブやラベンダーは定期的に剪定し、形を整えながら風通しを確保
-
防草シート+砂利を活用して、雑草の発生を防ぐ
このように、ひと手間を加えるだけで、地中海のリゾートのような庭をずっと楽しむことができます! 🌿✨
✨ まとめ:地中海風ガーデンでおしゃれな庭!
いかがでしたか?
地中海風ガーデンは、 初心者でも簡単に作れて、管理がしやすい のが魅力です。
-
乾燥に強い植物 を選び、 砂利やレンガを活用 する
-
白やブルーを基調としたカラーリング で南欧の雰囲気を演出
-
DIYで小さなスペースから始める ことも可能
ぜひ、あなたの庭でも 地中海リゾートのような空間 を作ってみてください!
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