庭木の剪定を始めたいけれど、「どの道具を選べばいいの?」「間違った使い方で木を傷めない?」と不安になりますよね。
実は、剪定の失敗の多くは道具選びと使い方の勘違いが原因です。
この記事では、初心者でも安心して使える剪定ツールの選び方から、やってはいけない例まで、失敗しないポイントをわかりやすく解説していきます。

庭木の剪定を、しっかり行うことで、美しい庭木の維持が出来ます。
ぜひ、参考にしてください。
そもそも剪定はなぜ必要?【やらないとどうなるか】
「見た目を整えるための作業」と思われがちな剪定ですが、実はそれだけではありません。
剪定は、「庭木を弱らせないための予防ケア」でもあります。逆に言えば、剪定をしないことで、気づかないうちに庭木は少しずつ不調になっていきます。
まずは、剪定をしないことで起きやすいトラブルから見ていきましょう。
剪定しないと起きる3つのトラブル
① 樹勢が弱り、元気のない木になる
枝が伸び放題になると、栄養や水分が枝先まで分散されてしまいます。
その結果…
- 葉の色が薄くなる
- 新芽が出にくくなる
- 花や実が減る
といった「なんとなく元気がない状態」に。
とくに、初心者の方は…
👉 「水や肥料が足りないのかな?」
と勘違いしがちですが、原因は剪定不足というケースがとても多いです。
② 病害虫が発生しやすくなる
枝が混み合うと、木の内部に…
- 風が通らない
- 日光が当たらない
- 湿気がこもる
という環境が生まれます。
これは、カビ・病気・害虫にとって最高の環境。とくに、アブラムシ・カイガラムシ・うどんこ病などは、こうした状態で一気に広がります。
👉 そのため、「気づいたときには被害が広がっていた…」という失敗の多くは、剪定で風通しを確保していれば防げたケースです。
③ 見た目が崩れ、庭全体がだらしなく見える
剪定をしないと…
- 枝が好き勝手な方向に伸びる
- バランスが崩れる
- 隣の木や建物にかかる
といった状態になります。
すると、「庭自体は手入れしているのに、なぜか雑然として見える」という印象に。とくに、玄関周りや道路沿いの庭木は、剪定の有無で第一印象が大きく変わります。
剪定で得られる本当のメリット【木が長生きする理由】
剪定の本当の価値は、見た目以上に“木の寿命”に関わる点にあります。
枝を減らす=木を弱らせる、ではない
初心者の方がよく心配するのが、「枝を切ると、木がかわいそう…」ですが、実は逆です。
なぜなら、不要な枝を減らすことで…
- 栄養が必要な枝に集中する
- 新芽が出やすくなる
- 回復力・成長力が高まる
という状態になるからです。
👉 これは、人で言えば「無駄な体力消耗を減らし、体調を整える」ようなイメージです。
剪定=木の“健康診断”でもある
剪定作業をすることで…
- 枯れ枝
- 病気の兆候
- 虫の被害
に早く気づけるようになります。とくに、放置していれば見逃してしまう異変も、剪定中に発見できれば軽いうちに対処可能。
👉 結果として、大きなトラブルを未然に防ぎ、木を長く育てられるのです。
「毎年少しずつ剪定」が一番失敗しにくい
一度も剪定せずに放置すると、いざ切ろうとしたときに・
- 太すぎて切れない
- 切りすぎてしまう
- 樹形が一気に崩れる
といった失敗が起きやすくなります。
そのため…
👉 毎年少しずつ整える剪定
が、初心者にとって最も安全で、木にも優しい方法です。
初心者がまず知るべき剪定の基本ルール
剪定は「道具」よりも先に、基本ルールを知っているかどうかで結果が大きく変わります。とくに、初心者が失敗しやすいのが…
- いつ切ればいいのか分からない
- 切りすぎてしまう
という2点です。
まずはこの2つを整理しておきましょう。
剪定のベストな時期はいつ?
剪定には「いつ切ってもOK」なわけではなく、木の状態に合った時期があります。そのため、時期を間違えると、木に大きな負担をかけてしまいます。
基本的な剪定時期の目安
なぜ時期が重要なのか?
- 成長期に強く切る → 体力を奪う
- 寒い時期に切る → 回復が遅れる
- 芽が動いた後に切る → 花や実を減らす
つまり、剪定は「木の体調が安定している時期」に行うのが鉄則です。
初心者の方は…
👉 春の新芽前 or 落葉後の冬剪定
このどちらかを選ぶと、大きな失敗が起きにくくなります。
やりすぎ剪定がNGな理由【切りすぎると翌年どうなる?】
初心者が一番やってしまいがちなのが、「せっかくだから、思い切って切ってしまう」ことです。しかし、剪定は切れば切るほど良い作業ではありません。
切りすぎると起きる3つの悪影響
① 翌年、枝ばかり伸びて花や実が減る
強く剪定すると、木は「ダメージを受けた!」と判断し、枝葉の回復を最優先します。
その結果…
- 葉は茂る
- 枝は勢いよく伸びる
- でも花や実はほとんど付かない
という状態に。
👉 「去年よりボサボサなのに、花が少ない…」これは剪定しすぎの典型例です。
② 木が弱り、病害虫に狙われやすくなる
剪定でできた切り口は、「木にとっての傷口」。
そのため、切りすぎると…
- 回復が追いつかない
- 切り口から菌が入る
- 樹勢が落ちる
という悪循環に入りやすくなります。
結果として…
- 害虫が付きやすい
- 病気が治りにくい
という状態になってしまいます。
③ 樹形が崩れ、修正に数年かかる
一度切りすぎた枝は、元に戻せません。
これにより…
- バランスが崩れる
- 不自然な位置から枝が出る
- 修正に2〜3年かかる
というケースも珍しくありません。
そのため、初心者ほど…
👉 「少し物足りないかな?」くらいで止める
のが、結果的に一番きれいに仕上がります。
失敗しにくい剪定量の目安
迷ったら、まずはこの基準を意識してください。
- 全体の2〜3割まで
- 太い枝は無理に切らない
- 枯れ枝・交差枝・内向き枝を優先
これだけでも、「切りすぎて失敗した…」というリスクは大きく減ります。
庭木剪定ツールはこの3種類でOK
「剪定道具って種類が多すぎて、結局どれを買えばいいの?」初心者の方が一番つまずくポイントです。
結論から言うと、最初に必要なのは次の3種類だけで十分です。
- 剪定ばさみ
- 枝切りばさみ
- 高枝切りばさみ
この3つを正しく使い分けるだけで、ほとんどの家庭の庭木剪定はカバーできます。
では、それぞれの役割と「向いている作業」を見ていきましょう。
剪定ばさみ:細枝・花・果樹向け
剪定ばさみは、もっとも出番が多い基本の道具です。
主な用途
- 細い枝(小枝・新梢)
- 花がら摘み
- 果樹の軽い剪定
- 混み合った枝の間引き
なぜ初心者に必須なのか?
剪定ばさみは…
- 切る位置を細かく調整できる
- 力を入れすぎずに切れる
- 失敗しても修正しやすい
という特徴があります。
そのため…
👉 「剪定の感覚をつかむ練習用」として最適です。
❌ 逆にNGなのは、太い枝を無理に切ろうとすること。枝が潰れて切り口が汚くなり、木を傷める原因になります。
枝切りばさみ:太枝を無理なく切る
枝切りばさみは、剪定ばさみでは切れない太さの枝用の道具です。
主な用途
- 太さ2〜3cm以上の枝
- 樹形を整える剪定
- 果樹・庭木の整理
なぜ必要?
初心者がよくやってしまうのが、「剪定ばさみで何とか切ろうとする」という行為。
これをすると…
- 何度も刃を入れる
- 枝が裂ける
- 木に大きなダメージ
につながります。
👉 枝切りばさみはテコの原理で切れるため、少ない力で、きれいな切り口を作れます。
そのため、「太い枝は枝切りばさみ」これは、剪定で失敗しないための基本ルールです。
高枝切りばさみ:脚立不要で安全
高枝切りばさみは、安全対策のための道具と考えてください。
主な用途
- 背の高さ以上の枝
- 脚立を使わずに剪定したい場所
- 家の周り・道路沿いの庭木
初心者こそ使うべき理由
剪定で一番危険なのは…
- 脚立の上で無理な姿勢になる
- 腕を伸ばして切ろうとする
こうした作業です。
しかし、高枝切りばさみを使えば…
- 地面に立ったまま剪定できる
- 転倒・落下のリスクを大幅に減らせます。
👉 「届きそうだから脚立で…」は、初心者ほど避けたい判断です。
剪定ツール3種類の比較表
覚え方のコツ
- 細い枝 → 剪定ばさみ
- 太い枝 → 枝切りばさみ
- 高い枝 → 高枝切りばさみ
👉 この3つを覚えるだけで、道具選びで迷う時間が一気に減ります。
剪定ツールの選び方【初心者が失敗しやすいポイント】
剪定ツールは、一度買うと数年使うもの。
しかし、初心者ほど…
- 「とりあえず安いものでいいかな」
- 「見た目がシンプルだから」
- 「よく分からないからセット商品で」
といった理由で選び、あとから後悔しがちです。
ここでは、初心者が特につまずきやすい3つのポイントを整理していきます。
❌ 安さだけで選ぶと失敗する理由
「初めてだから安いものでいい」この考え方が、実は一番失敗につながりやすい選び方です。
安価な剪定ツールに多い問題点
- 刃の切れ味が悪い
- 数回使っただけで切れなくなる
- 枝を“切る”のではなく“潰す”
👉 これが何を意味するかというと、木に余計なダメージを与えるということ。
とくに、切り口が潰れると…
- 回復が遅れる
- 病気が入りやすくなる
- 剪定後に調子を崩す
という悪循環に陥ります。
結果的に「安物買いの損」になりやすい
切れない道具は…
- 何度も力を入れる
- 手や腕が疲れる
- 剪定自体が嫌になる
という状態を生みます。
その結果…
- 結局買い直す
- 剪定をしなくなる
という人がとても多いです。
👉 初心者ほど「そこそこの品質」を選ぶ方が失敗しません。
刃の素材で切り口が変わる理由
剪定で意外と見落とされがちなのが、刃の素材です。しかし、ここが違うだけで「切り口の美しさ」が大きく変わります。
主な刃の素材と特徴
高炭素鋼(カーボン鋼)
- 切れ味が非常に鋭い
- 枝をスパッと切れる
- 定期的な手入れが必要
ステンレス鋼
- サビに強く、お手入れが簡単
- 切れ味はやや穏やか
- 初心者でも扱いやすい
なぜ素材で切り口が変わるのか?
切れ味が良い刃は…
- 枝を潰さず
- 繊維をきれいに断ち切る
ため、切り口がなめらかになります。
逆に、切れ味が悪いと…
- 切り口がギザギザ
- 木の回復が遅れる
- 病害虫が入りやすい
という結果に。
👉 「切り口=木の傷口」と考えると、素材選びの重要性がイメージしやすくなります。
持ちやすさ=疲れにくさの差
剪定ツールは、「使いやすさ=安全性」でもあります。
持ちにくい道具で起きやすい失敗
- 手が滑る
- 力がうまく伝わらない
- 変な角度で切ってしまう
そして、これが重なると…
- 切り口が汚くなる
- ケガのリスクが上がる
- 作業がストレスになる
という悪循環に。
チェックすべきポイント
- 手のサイズに合っているか
- グリップが滑りにくいか
- 重すぎないか
👉 とくに、女性や握力に自信がない方は、「軽さとグリップ感を最優先」で選ぶと失敗しにくくなります。
ワンポイントアドバイス
店舗で選べる場合は、「5秒間ギュッと握ってみる」だけでも、合う・合わないがかなり分かります。
失敗しない選び方の基準
迷ったら、この3点を思い出してください。
- 安さだけで決めない
- 刃の素材で切り口が変わる
- 手に合わない道具は続かない
👉 この基準で選べば、剪定がラクになり、木も元気になります。
初心者向けおすすめ剪定ツールの条件
「どの道具が良いですか?」とよく聞かれますが、答えは「商品名ではなく条件で選ぶのが正解」です。
なぜなら、同じ剪定ツールでも、選び方の基準が違うと…
- 使い心地
- 作業の快適さ
- 木へのダメージ
が大きく変わるからです。
ここでは、特に初心者が失敗しにくい条件を詳しく解説していきます。
握力が弱くても扱いやすい条件
剪定ばさみを使うときに、「手が痛い」「力が必要で続かない…」という悩みを持つ人は想像以上に多いです。
とくに、初心者や握力の弱い方ほど、「軽さだけでなく力の伝わり方」を基準に選びましょう。
握力が弱くても使いやすい設計
- テコの原理を生かした刃の形状 → 少ない力でサッと切れる
- グリップにクッション性がある → 手の負担を軽減
- 手のひらにフィットする形状 → 握り直しが少なくなる
こうした条件が揃っていると…
- 女性や高齢者でも楽に使える
- 初めての剪定でも疲れにくい
というメリットがあります。
逆に、安くて軽いだけの剪定ばさみは…
- 力がうまく伝わらない
- 何度も握り直す必要がある
- 手が痛くなる
👉 という「実際の作業負担」が大きくなりがちです。
長時間使っても疲れにくい構造
庭木の剪定は、思った以上に時間がかかります。とくに、枝が多い木や高さのある木を剪定する場合、「疲れにくさ=安全性」にも直結します。
疲れにくいツールの条件
- 軽量設計でバランスが良い → 手元が安定しやすい
- グリップ部の太さが手に合っている → 握る力が分散される
- 振動吸収素材が使われている → 長時間でも手が疲れにくい
👉 こうした要素は、数値として表示されませんが、実際に剪定をすると違いがハッキリ出ます。
そのため…
- 手が痛くならない
- いつもより長く作業できる
- 最後まで集中できる
これらは、初心者が道具で失敗しないための大きなポイントです。
最初の1本に向いている理由
では、初心者が最初に選ぶべき剪定ツールには、どんな条件が必要でしょうか?それは、「使いやすさと汎用性」を両立していること。
初心者向けに理想的な条件
- 誰でも扱えるシンプル設計 → 説明書を見なくても直感的に使える
- どんな木にも対応しやすい形状 → 庭木・果樹・花・低木まで幅広く使える
- 安全性の高い機構がある → ロック機能や滑り止め付きグリップ
こうした条件が揃うと…
👉 「道具を持っているけど使いこなせない」という失敗を避けられます。
また、最初に1本買うことで…
- 剪定の感覚がつかめる
- 太い枝を切る準備が分かる
- 他のツールの必要性が見えてくる
というメリットがあります。
したがって、「最初の1本は万能だけど疲れにくいタイプを選ぶ」のが最も失敗しません。
おすすめ剪定ツールの条件
迷ったときは、次の3つを基準にすればOKです。
- 握力が弱くても扱いやすい
- 長時間使っても疲れにくい
- 初めてでも直感的に使える
この基準で選べば…
- 剪定がラクになる
- 木もキレイに仕上がる
- 剪定自体が楽しくなる
という結果につながります。
正しい剪定ツールの使い方
剪定は「何を使うか」よりも、どう切るかで結果が大きく変わります。
とくに、初心者の失敗は…
- 切る位置
- 切り方
- 無理な姿勢
この3点に集中しています。
ここでは、「正解 → NG → なぜダメか」の順で解説していきます。
枝はどこから切る?正解とNG
正解:枝の付け根・分かれ目の少し外側から切る
👉 剪定の基本は、枝の付け根(枝の分かれ目)から、少し外側を狙って切ることです。
なぜなら、この位置で切ると…
- 木が「不要な枝が取れた」と判断しやすい
- 回復が早い
- 切り口が自然にふさがりやすい
というメリットがあるからです。
そして、切る角度は「軽く斜め」が基本。雨水が切り口に溜まりにくく、腐りにくくなります。
NG:枝の途中で切る・ギリギリで切る
初心者がやりがちなのが…
- 「長さを少しだけ短くしたい」と枝の途中で切る
- 幹ギリギリまで深く切り込む
というケース。
なぜなら、これをすると…
- 枝が枯れ込みやすい
- 不自然な位置から細い枝が大量に出る
- 見た目が一気に悪くなる
といったトラブルにつながるからです。
👉 「迷ったら途中で切らない」これだけでも失敗はかなり減ります。
❌ よくある失敗例【なぜダメなのか】
① 水平に切る → 切り口が腐りやすい
👉 枝を真っ直ぐ水平に切ると、切り口に水が溜まりやすくなります。
すると…
- 雨水が乾かない
- 菌が入りやすい
- 切り口から腐る
という状態に。
とくに、太枝ほど影響が大きく…
- 数か月後に急に枝が枯れる
- 病気が広がる
といった「あとから失敗に気づくケース」が多いです。
② 無理に一気に切る → 枝が裂けて木を傷める
「硬いけど、いけそう!」と無理に一気に切るのも危険です。
なぜなら、無理な剪定は…
- 枝が途中で裂ける
- 皮がベリっと剥がれる
- 大きな傷口が残る
という結果になってしまうことがあるからです。
とくに、太い枝は…
- 一度軽く刃を入れて位置を決める
- 落ちる方向を意識して切る
このひと手間が重要です。
そのため、切れないと感じたら…
- 道具を変える
- 枝切りばさみを使う
👉 この判断ができると、剪定の失敗は一気に減ります。
高所作業で絶対にやってはいけないこと
剪定で一番事故が多いのが高所作業です。とくに、初心者ほど、次の行動は絶対に避けてください。
❌ やってはいけない行動
- 脚立の一番上に立つ
- 体をひねったまま切る
- 「あと少し届く」と腕を伸ばす
- 枝を切りながらバランスを取る
👉 これらはすべて、転倒・落下事故の原因になります。
正解:無理を感じたら「高枝切りばさみ」
高い枝は…
- 届かない
- 姿勢が不安定
- 力が入らない
と感じた時点で、無理にやる作業ではありません。
そのため…
- 高枝切りばさみを使う
- それでも不安ならプロに相談
そして、この判断ができる人ほど…
- ケガをしない
- 剪定が嫌にならない
- 庭仕事を長く続けられる
という結果につながります。
ワンポイントまとめ
このように…
- 切る位置は「枝の付け根+少し外側」
- 水平カット・力任せはNG
- 高い枝は無理しない
剪定はうまく切る作業ではなく、失敗しない作業です。そして、この考え方を持つだけで、結果は大きく変わります。
剪定ツールのお手入れ方法【長持ちさせる】
剪定ツールは、使いっぱなしにすると一気に寿命が縮む道具です。しかし、逆に言えば、ほんの数分の手入れで…
- 切れ味が長持ちする
- サビにくくなる
- 次回の剪定がラクになる
という大きな差が生まれます。
とくに、初心者の方ほど…
- 「難しいメンテナンス」は不要
- 「最低限これだけ」を押さえる
ことが大切です。
使った後に必ずやるべき3ステップ
剪定後は、この3ステップだけで十分です。
ステップ① 汚れ・樹液を拭き取る
剪定後の刃には…
- 樹液
- 葉や枝の汁
- 細かい木くず
が必ず付着しています。
また、これを放置すると…
- 切れ味が落ちる
- サビの原因になる
- 次に使うときベタつく
という状態に。
👉 「乾いた布やティッシュで拭くだけ」まずはこれを習慣にしましょう。
※樹液が固い場合は、少量のアルコールで軽く拭くと簡単に落ちます。
ステップ② 可動部にオイルを一滴
剪定ばさみや枝切りばさみは、刃の付け根(動く部分)を中心にオイルを差します。
- ミシン油
- 専用メンテナンスオイル
どちらでもOK。
そして、オイルの役割は…
- 摩擦を減らす
- サビを防ぐ
- 動きを滑らかにする
こと。
👉 「月1回 or 使った後に1滴」これだけで、切れ味の持ちは大きく変わります。
ステップ③ 軽く乾かしてから収納する
拭いた直後に収納すると、見えない水分が残っていることがあります。
そのため…
- 風通しの良い場所で数分置く
- 直射日光は避ける
👉 このひと手間で、サビの発生リスクを大きく減らせます。
サビる人・切れなくなる人の共通点
「気づいたらサビていた」「なんだか切れ味が悪い…」こうなる人には、はっきりした共通点があります。
よくあるNG習慣
- 汚れを拭かずに片付ける
- 濡れたまま収納する
- 庭の物置にそのまま置く
- 何年も一度もオイルを差さない
👉 これらはすべて、刃を痛める行動です。
とくに、樹液は時間が経つほど固まり、刃の動きを悪くします。
結果として…
- 力を入れないと切れない
- 切り口が潰れる
- 剪定が疲れる
という悪循環に。
👉 「切れない=道具の寿命」ではなく「手入れ不足」というケースが非常に多いです。
保管場所で寿命が変わる理由
剪定ツールは、どこに置くかでも寿命が変わります。
避けたい保管場所
- 湿気の多い物置の床
- 屋外の軒下
- 直射日光が当たる場所
そして、これらは…
- サビ
- 樹脂部分の劣化
- グリップのひび割れ
の原因になります。
理想的な保管方法
- 風通しの良い室内
- 壁掛けフック
- ツールボックスに収納
さらに、刃を閉じてロックをかけておくと…
- ケガ防止
- 刃の保護
にもなります。
手入れは「作業」ではなく「準備」
このように、剪定ツールのお手入れは、「後片付け」ではなく、次回の剪定をラクにする準備です。
そのため…
- 拭く
- オイルを差す
- 正しくしまう
この3つを習慣にするだけで…
- 道具が長持ち
- 剪定が楽しくなる
- 木にも優しい
という良い循環が生まれます。
自分でやる?プロに任せる?判断基準
剪定は「自分でやるべきか」「業者に頼むべきか」で悩む人がとても多い作業です。ですが、正解は一つではありません。
大切なのは、無理せず、安全で失敗しにくい選択をすること。
ここでは、初心者でも判断しやすい基準を整理していきます。
DIYで問題ないケース
次の条件に当てはまる場合は、自分で剪定しても大きな問題は起きにくいです。
DIY向きのチェックポイント
- 木の高さが「自分の身長+α程度」まで
- 切るのは「細枝〜中枝」が中心
- 脚立を使わずに作業できる
- 枯れ枝・混み合った枝の整理が目的
- 剪定ばさみ・枝切りばさみで対応できる
このような作業は…
- 失敗しても修正しやすい
- 危険が少ない
- 剪定の感覚を身につけやすい
というメリットがあります。
👉 「まずはできる範囲だけ自分で」このスタンスが、初心者には一番おすすめです。
業者に相談した方が安全なケース
一方で、次のような場合は無理にDIYしない方が安全です。
業者相談をおすすめするケース
- 木が「2階の高さ以上」
- 太枝・大枝を切る必要がある
- 電線・屋根・隣家に近い
- 脚立の上で体をひねる必要がある
- 過去に剪定で失敗した経験がある
これらは…
- 落下・転倒事故
- 切りすぎによる樹勢低下
- 周囲への被害
につながりやすい作業です。
とくに、高所作業は…
- 慣れていない人ほど危険
- 「できそう」が一番危ない判断
になります。
「判断だけ相談」が失敗しにくい理由
「業者に相談すると、断りにくそう…」と感じる方も多いですが、実は「相談=即契約」ではありません。
判断だけ相談するメリット
- 今の木の状態を客観的に見てもらえる
- 自分でできる範囲/危険な範囲が分かる
- 剪定の適切な時期・量が分かる
- 相場感を知れる
👉 これだけでも、判断ミスによる失敗を防げます。
とくに、最近は…
- 無料見積もり
- 現地確認だけOK
- 部分剪定の相談可
といったサービスも多く、「全部頼まないといけない」ということはありません。
失敗しない考え方:DIYとプロの使い分け
おすすめなのは、この考え方です。
- 低い位置・細枝 → 自分で
- 高所・太枝・危険箇所 → プロに相談
こうすることで…
- ケガをしない
- 木を弱らせない
- 剪定が嫌にならない
という「いい循環」が生まれます。
剪定は「無理しない人」が一番うまくいく
このように、剪定は、「全部自分でやるか」「全部任せるか」の二択ではありません。
そのため…
- できるところだけ自分で
- 判断に迷うところは相談する
👉 このスタンスが、初心者にとって一番安全で、失敗しにくい剪定方法です。
まとめ:剪定は「正しい道具」と「無理しない判断」で失敗しない
いかがでしたか?
庭木の剪定は、特別な技術がなくても正しい道具を選び、無理をしないだけで失敗は防げます。
そのため、まずは…
- 細枝用の剪定ばさみ
- 無理せず届く範囲の剪定
から始めてみてください。
そして、「不安な枝・高い枝だけプロに相談する」という選択も、庭を長く楽しむコツです。
👉 道具選びと判断を間違えなければ、剪定はもっと気楽になります。
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