※本ページはプロモーションが含まれています

【庭リフォーム】タイル敷きでおしゃれな庭に:失敗しない選び方と施工のコツ

【変身!おしゃれな庭リフォーム】タイル活用完全ガイド ブログ
スポンサーリンク

「芝生や土の庭は手入れが大変」「雑草だらけで見た目も悪い…」そんな悩みを一気に解決してくれるのが、タイルを使った庭リフォームです。

この記事では、タイルのメリット・デメリット/種類の選び方/施工のコツ/メンテナンスまでをまとめて解説していきます。

 

DIY派も業者依頼派も、失敗せずにおしゃれな庭をつくるポイントが分かります。

スポンサーリンク
  1. 庭リフォームにタイルを選ぶメリット・デメリット【後悔しない判断ポイント】
    1. タイルを庭に敷く3つのメリット
      1. ① デザイン性が高く、一気に「おしゃれな庭」に変身
      2. ② 耐久性が高く、長くきれいを維持できる
          1. 強いポイント
          2. 掃除もラク
      3. ③ 雑草対策としても非常に優秀
    2. タイルを庭に敷く3つのデメリットと対策
      1. ① 雨の日・夜露のあとは滑りやすいことがある
          1. 対策
      2. ② 夏は表面が熱くなりやすい
          1. 対策
      3. ③ 初期費用がやや高め
    3. タイル庭は「手間を減らして満足度を上げたい人」に最適
          1. タイル庭が向いている人
          2. 向いていない人
          3. 今日からできる行動
  2. 庭に最適なタイルの種類と選び方:「見た目」だけで選ぶと後悔します
    1. 天然素材タイル:高級感・重厚感を求める人向け
      1. 石材タイル(大理石・御影石・砂岩など)
          1. 特徴
          2. 向いている人
          3. 種類別の違い
          4. 注意点
    2. 陶器タイル:色や柄で「個性」を出したい人向け
      1. 釉薬タイル(ゆうやくタイル)
          1. 特徴
          2. 向いている人
      2. 素焼きタイル(テラコッタなど)
          1. 特徴
          2. 向いている人
      3. 注意点(共通)
    3. セメントタイル:コスパ重視&万能タイプ
          1. 特徴
          2. 向いている人
          3. 相性がいい場所
          4. 注意点
    4. 樹脂タイル:手軽に試したいDIY派向け
          1. 特徴
          2. 向いている人
          3. 向いている場所
          4. 注意点
    5. 失敗しないタイル選び【3つの鉄則】
      1. ① 用途に合わせる(見た目より“使い方”)
      2. ② 家全体と必ず合わせる(浮かせない)
          1. チェックポイント
          2. 色の心理効果
      3. ③ 気候を甘く見ない(地域差は重要)
          1. 寒冷地
          2. 暑い地域
    6. タイル選びで「庭の満足度」は決まる
          1. 今日からできるアクション
  3. 庭にタイルを敷く前に必ずやるべき準備と下地づくり:ここをサボると失敗します
    1. 施工前に「決めておくべき3つのこと」
      1. ① タイルを敷く範囲を明確にする
          1. チェックポイント
      2. ② 仕上がりの高さを決める(段差=ケガの原因)
          1. よくある失敗例
          2. 対策
      3. ③ 雨水の流れ(排水方向)を決める
          1. 施工前に考えるポイント
          2. 基本原則
    2. 下地づくりの基本ステップ:見えない部分がすべてを決める
      1. STEP① 表土を掘り下げる(すべての精度はここで決まる)
          1. 掘る目安
          2. 注意点
      2. STEP② 砕石を敷いて転圧(ここが“地盤”になる)
          1. ポイント
      3. STEP③ 砂でレベルを出す(ミリ単位で仕上がりが決まる)
          1. 砂の役割
          2. コツ
    3. DIYが不安な人へ:無理しないのも正解
    4. タイル庭は“準備力”で勝敗が決まる
          1. 今日からできる行動
  4. DIY派向け:庭タイル施工の基本手順とコツ【初心者でも失敗しにくい】
    1. ステップ1:タイルを仮置きして全体像をつかむ
          1. この工程の目的
          2. コツ
    2. ステップ2:水勾配(すいこうばい)を意識して敷く
          1. 基本ルール
          2. 確認方法
    3. ステップ3:スペーサーで目地幅を揃える
          1. 目地幅の目安
          2. コツ
    4. ステップ4:ゴムハンマーで高さを揃える
          1. やること
          2. チェック方法
    5. ステップ5:目地材を充填する
          1. 使用する目地材
          2. 手順
          3. 失敗防止ポイント
    6. DIYをやめる判断ライン【これだけは無理しないで】
          1. 無理して後悔するより、早めに相談が正解です。
    7. 成功するDIYは「丁寧さ」で決まる
          1. 今日からできる行動
  5. タイル庭を長く美しく保つメンテナンス方法:放置しない人ほどキレイが続く
    1. 日常の掃除・お手入れ:まずは“汚れをためない”
          1. 基本ルーティン
          2. 洗剤を使うときのコツ
    2. 目地の管理と雑草対策:割れと草が老け見えの原因
          1. 目地のお手入れ
          2. おすすめ対策
    3. 防水・撥水コート:塗るだけで寿命が延びる
          1. 防水コートの効果
          2. 塗布の目安
    4. 【チェック表】これだけやればOK
          1. 週1〜月1
          2. 半年に1回
          3. 年1回
    5. こんな症状が出たら「メンテ強化サイン」
    6. キレイな庭は「手入れした人」のもの
          1. 今日からできる行動
  6. こんなときはプロの外構業者に相談しよう:DIYで後悔しない最終チェック
    1. プロに任せたほうが安心な5つのケース
      1. ① 施工範囲が広い(10㎡以上)
          1. 目安
      2. ② 勾配・排水が難しい土地
          1. プロが見るポイント
      3. ③ 車の乗り入れがある(施工レベルが一段上)
          1. 必要な施工レベル
      4. ④ 既存外構との取り合いが複雑
      5. ⑤ 仕上がりに“絶対に後悔したくない”
          1. このタイプの人はプロ向き
    2. 業者選びで失敗しない5つのチェックポイント
      1. ① タイル・外構工事の実績が豊富か
          1. チェック方法
      2. ② 施工写真を必ず確認する
          1. 見るべきポイント
      3. ③ 見積書に「下地工事」が明記されているか
          1. 要チェック項目
      4. ④ 相見積もりは最低2~3社
      5. ⑤「質問にきちんと答えてくれるか」
    3. よくある失敗事例(リアル)
    4. 「プロに頼む」は前向きな選択
          1. 今日からできる行動
  7. まとめ:タイルで「手間いらず × おしゃれ」な庭をつくろう
          1. 要点まとめ
          2. 今日からできる行動
      1. プロに任せたい人へ
          1. ロイヤルガーデン
          2. 外構・エクステリアパートナーズ
          3. 関連記事:

庭リフォームにタイルを選ぶメリット・デメリット【後悔しない判断ポイント】

魅力と利点

  • 「庭をきれいにしたいけど、芝生は手入れが大変そう…」
  • 「砂利だけだと、ちょっと物足りない…」

そんな方に選ばれているのが、タイルを使った庭リフォームです。

なぜなら、タイルは「おしゃれ・耐久性・雑草対策」を一気にかなえられる優秀な素材だからです。しかし、選び方を間違えると後悔ポイントにもなりがち。

ここでは、メリットだけでなく、デメリットとその具体的な対策まで、わかりやすく解説していきます。

タイルを庭に敷く3つのメリット

① デザイン性が高く、一気に「おしゃれな庭」に変身

タイル最大の魅力は、とにかく見た目が美しく仕上がることです。

とくに、タイルは…

  • 色(白・グレー・ベージュ・黒など)
  • 形(正方形・長方形・六角形など)
  • 模様(石目調・木目調・大判など)
  • 質感(ツヤあり・マット・凹凸仕上げ)

と、デザインの選択肢が豊富。

また、貼り方次第で雰囲気も自由自在です。

  • 市松貼り → 和モダン風
  • レンガ貼り → ナチュラルガーデン
  • ヘリンボーン → カフェテラス風

「ただの庭」から「人を呼びたくなる庭」へ

家の印象は、外構と庭で8割決まるとも言われます。そのため、タイルを取り入れるだけで、住宅の印象が一段も二段もグレードアップします。

② 耐久性が高く、長くきれいを維持できる

屋外用タイルは、そもそも屋外で使うことを前提に作られている素材です。

強いポイント
  • 雨・霜・紫外線に強い
  • 色あせしにくい
  • 凍害に強い
  • 割れにくい

そのため、同じ土間でも…

  • コンクリート・・・ひび割れる・汚れが染み込みやすい
  • タイル・・・汚れが付きにくく、美観が長続き

という明確な違いがあります。

掃除もラク

普段のお手入れは…

  • ほうきで掃く
  • ホースで流す
  • 汚れがひどい時だけ中性洗剤

この程度で十分。

そのため、「庭=面倒」という印象がある方ほど、タイルのラクさに驚かれることが多いです。

③ 雑草対策としても非常に優秀

雑草が生える最大の原因は、日光と土です。

しかし、タイルは…

  • 地面を覆う
  • 日光を遮断する
  • 土が露出しない

この3つの条件を一気にクリアします。

さらに、防草シート+タイル→ 雑草対策として“最強レベル”と言っても過言ではありません。

そのため、「毎年、夏になると草むしりに追われている…」そんな方こそ、タイル化で一気に解放されます。

 

タイルを庭に敷く3つのデメリットと対策

① 雨の日・夜露のあとは滑りやすいことがある

ツルツルしたタイルは、濡れると滑りやすくなります。

とくに…

  • アプローチ
  • 玄関前
  • 階段
  • スロープ

このような場所では要注意です。

対策
  • 「ノンスリップ加工」「防滑仕様」を選ぶ
  • 表面がザラザラしたタイルを選ぶ
  • 防滑コーティングを施工する

とくに、小さなお子さん・高齢者がいるご家庭では、「デザインより安全」に寄せるのが正解です。

② 夏は表面が熱くなりやすい

タイルは直射日光を受けやすく、とくに黒系や濃色タイルは表面温度が高くなります。

対策
  • 白・ベージュ・グレーなど「反射率の高い色」にする
  • オーニング・シェードで日陰を作る
  • 打ち水・ミストで温度を下げる

 

③ 初期費用がやや高め

正直に言えば、砂利や防草シートのみよりは、タイル庭は高くなりがちです。

とくに、費用項目としては…

  • タイル本体代
  • 下地工事
  • 施工費用(業者に依頼した場合)

がかかります。しかし、「高い=損」ではありません。

なぜなら、タイルは…

  • 張り替え頻度が低い
  • 雑草対策費がほぼ不要
  • メンテナンスコストが下がる
  • 見た目が良く資産価値にも◎

という特徴があるからです。

つまり、

「初期費用は高いが、トータルでは得する」

のがタイル外構の本質です。

タイル庭は「手間を減らして満足度を上げたい人」に最適

タイル庭が向いている人
  • 手入れをラクにしたい
  • 見た目にもこだわりたい
  • 雑草を本気でなくしたい
  • 長く使える庭にしたい
向いていない人
  • とにかく費用を抑えたい
  • DIYのみで済ませたい
  • 熱さ・滑りやすさを許容できない
今日からできる行動

まずは…

  1. 庭の写真をスマホで撮る
  2. 「全面タイル」or「一部タイル」か考える
  3. 気になるタイルを3つ選ぶ

これだけで、リフォームの第一歩が踏み出せます。

庭に最適なタイルの種類と選び方:「見た目」だけで選ぶと後悔します

タイルの種類と選び方

「タイルなら、どれを選んでも同じでしょ?」…実はそれ、庭づくりにおいて一番危険な考え方です。

なぜなら、庭は…

  • 年中、雨・風・紫外線にさらされる
  • 夏は高温・冬は凍結のリスクがある
  • 靴で踏まれる・車が乗ることもある

という、過酷な環境だからです。

だからこそ、「見た目」+「耐久性」+「使い方」この3つをセットで考えないと、「オシャレだけど使いにくい庭」になってしまいます。

ここでは、タイプ別の特徴と向いている人を分かりやすくまとめました。

天然素材タイル:高級感・重厚感を求める人向け

石材タイル(大理石・御影石・砂岩など)

特徴
  • 天然ならではの模様・色ムラが唯一無二
  • 圧倒的な重厚感と高級感
  • 時間が経つほど「味」が出る
向いている人
  • 高級住宅風の庭にしたい
  • ラグジュアリーな外構を目指したい
  • 資産価値を意識したリフォームをしたい
種類別の違い

注意点
  • 価格が高め
  • 下地工事が必須
  • DIYには不向き
  • 重量が重く、施工難易度が高い

そのため、プロ施工前提の素材と考えた方が安全です。

陶器タイル:色や柄で「個性」を出したい人向け

釉薬タイル(ゆうやくタイル)

特徴
  • 表面に釉薬のコーティング
  • 色や模様の選択肢が非常に豊富
  • デザイン性重視の人向け
向いている人
  • 他と被らない庭にしたい
  • 欧風・リゾート・アート系が好き
  • テラスをおしゃれ空間にしたい

素焼きタイル(テラコッタなど)

特徴
  • 焼き物特有の暖かい風合い
  • 南欧・ナチュラル系ガーデンと相性◎
  • 経年変化を楽しめる
向いている人
  • ガーデンカフェ風にしたい
  • 植物との調和を重視したい
  • 人工感の少ない素材が好き

注意点(共通)

  • 吸水性が高いものは凍結で割れる
  • 色あせが起きやすいものもある
  • 滑り止め加工の有無を必ず確認

👉 「屋外対応」「耐凍害」表記があるか必チェックです。

セメントタイル:コスパ重視&万能タイプ

特徴
  • 強度と耐久性が高い
  • デザインの幅が広い
  • 費用と品質のバランスが良い
向いている人
  • とにかく失敗したくない
  • 広い面積に使いたい
  • 駐車場や動線にも使いたい
相性がいい場所
  • アプローチ
  • 駐車場まわり
  • 庭の通路
  • 勝手口前
注意点
  • 表面の凹凸によっては汚れやすい
  • 白系は特に泥汚れが目立つ

そのため、掃除頻度と場所を考えて選びましょう。

樹脂タイル:手軽に試したいDIY派向け

特徴
  • 軽量で施工が簡単
  • ジョイント式が主流
  • 防水・防腐性あり
向いている人
  • 初めての庭DIY
  • 一部だけ変えたい
  • 失敗したくない人
向いている場所
  • ベランダ
  • ウッドデッキ上
  • 物置前
  • 子どもスペース
注意点
  • 紫外線で劣化することがある
  • 重い物を置くと歪みやすい
  • 長期耐久は期待しすぎない方がよい

👉 「お試し用」として使うのがベストです。

失敗しないタイル選び【3つの鉄則】

① 用途に合わせる(見た目より“使い方”)

  • 通路・・・滑りにくさ
  • 駐車場・・・強度
  • テラス・・・デザイン性
  • 子供スペース・・・クッション性

このように、「見た目」で決める前に、「使う人・動線」を想像することが大切です。

② 家全体と必ず合わせる(浮かせない)

チェックポイント
  • 外壁の色
  • フェンスの素材
  • 門柱のデザイン
  • 窓サッシの色
色の心理効果
  • 白系・・・明るく爽やか
  • ベージュ・・・自然感
  • グレー・・・モダン
  • 黒・・・高級感

③ 気候を甘く見ない(地域差は重要)

寒冷地
  • 吸水率が低いタイル
  • 耐凍害表示あり
暑い地域
  • 明るい色
  • メッシュ床
  • 日陰づくりセット

タイル選びで「庭の満足度」は決まる

  • デザインだけで選ばない
  • 使用場所を最優先
  • 気候条件を必ず考える

この3つを守るだけで、「失敗した…」はほぼ防げます。

今日からできるアクション
  • 庭の用途を書き出す
  • 気になる素材を2つに絞る
  • サンプルを実際に触る

これだけで、後悔する確率は激減します。

庭にタイルを敷く前に必ずやるべき準備と下地づくり:ここをサボると失敗します

タイルを敷く際の注意点

「タイルはオシャレだけど、施工はタイルを貼るだけでしょ?」…実は、本当の出来栄えは“貼る前の下地”で9割決まります。

なぜなら、どんなに高級なタイルを使っても…

  • 下地が甘い
  • 勾配が取れていない
  • 深さが足りない

この状態では…

  • ガタつく
  • 水たまりができる
  • 冬に浮く
  • 割れる

といったトラブルが起きやすくなるからです。

ここでは、施工前に絶対に決めておくポイントと、下地づくりの正しい手順を、初心者にもわかるように解説していきます。

施工前に「決めておくべき3つのこと」

① タイルを敷く範囲を明確にする

「テラスだけ」「通路だけ」「庭全面」など、範囲が曖昧なまま始めるのは失敗のもとです。

チェックポイント
  • 家の動線(どこをよく歩くか)
  • 日当たり(常に日陰?直射日光?)
  • 目立つ場所かどうか

👉 まずはスマホで写真を撮り、「タイルゾーン」と「別素材ゾーン」を分けて考えましょう。

② 仕上がりの高さを決める(段差=ケガの原因)

玄関ポーチ・掃き出し窓・勝手口など、既存構造物との高さ関係は最重要ポイントです。

よくある失敗例
  • 高さを合わせず、段差ができてつまずく
  • 水が玄関に逆流する
  • 見た目がチグハグ
対策
  • 仕上がり高さを最初に基準線として設定
  • タイル+下地の厚みを計算して掘る深さを決定

③ 雨水の流れ(排水方向)を決める

意外と多いのが、「完成してから、水たまりができた…」という失敗です。

施工前に考えるポイント
  • 水は「家側」か「庭側」か
  • どこに流せば安全か
  • 排水マスの有無
基本原則

水は家に流さない。外へ逃がす。

小さな傾きでも、勾配(1〜2%)をつけるだけで劇的に水はけは変わります。

下地づくりの基本ステップ:見えない部分がすべてを決める

STEP① 表土を掘り下げる(すべての精度はここで決まる)

掘る目安

仕上がり高さ −(タイル厚+砂+砕石)=掘る深さ

(例)

  • タイル:20mm
  • 砂:30mm
  • 砕石:100mm

→ 合計150mmを掘削

注意点
  • 浅すぎ → 沈下・ガタつき
  • 深すぎ → 余計な手間とコスト

STEP② 砕石を敷いて転圧(ここが“地盤”になる)

砕石は単なる「石」ではありません。地盤安定用品です。

ポイント
  • 厚さは最低でも10cm
  • 手動タンパー or 転圧機で音が変わるまで締める
  • 勾配をこの段階でつけておく

👉 この工程をサボると、数年で沈下します。

STEP③ 砂でレベルを出す(ミリ単位で仕上がりが決まる)

砂の役割
  • 高さ微調整
  • クッション
  • 水抜け補助
コツ
  • 厚くしない(3cm以内)
  • 板やトンボで必ず水平チェック
  • ゴムハンマーで叩きながら高さを微調整

DIYが不安な人へ:無理しないのも正解

以下に当てはまるなら、プロ検討ラインです。

  • 庭が傾斜している
  • 面積が10㎡以上
  • 水はけが悪い土地
  • 高低差がある
  • 初めてのDIY

…どれか1つでも当てはまるなら、「部分DIY+下地は業者」がおすすめです。

 

タイル庭は“準備力”で勝敗が決まる

  • 下地をなめない
  • 勾配をつける
  • 高さを合わせる
  • 範囲を決める

これだけで、「完成後の後悔」はほぼ防げます。

今日からできる行動
  • 庭の写真を撮る
  • タイルを敷く範囲を線で区切る
  • 玄関など基準高さをメモ
  • 水の流れをイメージする

この4ステップをやるだけで、あなたの庭づくりは「失敗しにくいリフォーム」に変わります。

DIY派向け:庭タイル施工の基本手順とコツ【初心者でも失敗しにくい】

庭タイル施工の基本手順とコツ

※ ここでは、砂+砕石ベースの簡易施工を想定しています。
※ コンクリート下地が必要なケース(駐車場・傾斜地・広範囲施工など)は、プロ施工推奨です。

「タイルを敷くだけなら簡単そう…」と思いがちですが、実は“貼る作業”よりも、並べ方と調整の方がずっと重要です。

ここでは、DIY初心者でも再現できる基本の流れとプロのコツを、1工程ずつ解説していきます。

ステップ1:タイルを仮置きして全体像をつかむ

いきなり敷き始めるのは、失敗のもと。そのため、必ず“仮並べ”を行います。

この工程の目的
  • 枚数が足りているか確認
  • 向き・柄のズレがないかチェック
  • 切り物が必要な箇所を事前に把握
  • 仕上がりイメージの確認
コツ
  • 目地幅を見越して並べる
  • 端部が細すぎるタイルにならないよう調整
  • 見える場所は「カットタイルを避ける」

👉 仮置きで8割の仕上がりが決まります。

ステップ2:水勾配(すいこうばい)を意識して敷く

タイル工事で最重要なのが、水の流れを作ることです。

基本ルール
  • 1mあたり1〜2cm下げる(1〜2%勾配)
  • これを建物の反対方向へつけます。
確認方法
  • 水平器(レベル)でチェック
  • 糸を張ってガイドラインにする
  • 長い板+メジャーで計測

目に見えないレベルでも、水にははっきり影響します。

ステップ3:スペーサーで目地幅を揃える

目地がズレると、どんなに良いタイルでも素人感が出てしまいます。

目地幅の目安
  • テラス・・・3〜5mm
  • アプローチ・・・5mm程度
  • デザイン重視・・・広めOK
コツ
  • 途中で勝手に幅を変えない
  • 十字にクロス配置
  • 調整は必ず1枚ずつ行う

ステップ4:ゴムハンマーで高さを揃える

敷いたままだと、微妙なズレが必ず出ます。

やること
  • ゴムハンマーで軽く叩く
  • 手で押すだけではNG
  • 両サイドの高さを揃える
チェック方法
  • 上から踏む
  • 水平器を当てる
  • 真横から見て段差を探す

とくに、ガタつきがあれば、その場で必ず修正!

ステップ5:目地材を充填する

ここで、完成度が一気に変わります。

使用する目地材
  • 屋外用モルタル目地
  • 防草タイプ目地材(雑草対策にも◎)
手順
  • ゴムベラで押し込む
  • はみ出しはすぐ拭き取る
  • 表面が乾く前に掃除
  • 完全硬化まで踏まない
失敗防止ポイント
  • 雨予報の日に施工しない
  • 気温5℃以下は避ける
  • 直射日光下は乾燥が早すぎる

DIYをやめる判断ライン【これだけは無理しないで】

以下に当てはまる人は、部分プロがおすすめです。

  • 切り物が多い
  • 勾配が取れない
  • 面積が15㎡以上
  • 体力的に不安
  • 水たまりが発生しそう
無理して後悔するより、早めに相談が正解です。
  • 下地だけプロ
  • カットだけ依頼
  • 勾配調整だけ依頼

👉 こうした「ハーフ依頼」も可能です。

成功するDIYは「丁寧さ」で決まる

  • 仮置きで全体を把握
  • 勾配を必ずつける
  • 目地を揃える
  • その場修正を怠らない
  • 天候を見極める

これが、後悔しないタイルDIYの鉄則です。

今日からできる行動
  • 庭のサイズを測る
  • タイルを仮並べする
  • 水が流れる方向を決める
  • 必要な道具をチェック

タイル庭を長く美しく保つメンテナンス方法:放置しない人ほどキレイが続く

タイル庭のメンテナンス方法

タイルの庭は「ほったらかしでOK」と思われがちですが、実はちょっとしたお手入れをするかどうかで“10年後の見た目”がまったく変わります。

  • 掃除している庭 → 明るく、劣化が遅い
  • 放置された庭 → 黒ずみ・苔・目地割れが進行

ここでは、誰でもできる簡単メンテナンスを「日常」「月1回」「年1回」に分けて解説していきます。

日常の掃除・お手入れ:まずは“汚れをためない”

基本ルーティン
  • ほうき・ブロワーで落ち葉・砂・ゴミを除去
  • 雨上がりに軽く水を流す
  • 泥汚れはすぐに拭き取り

とくに、汚れは乾いてから落とすより、濡れているうちに流す方が断然ラクです。

洗剤を使うときのコツ

👉 洗剤残り=白っぽい汚れの原因になります。

目地の管理と雑草対策:割れと草が老け見えの原因

目地のお手入れ

とくに、目地はタイルよりも劣化が早い部分です。

  • ブラシ・古歯ブラシで汚れ落とし
  • ひび割れは即補修
  • 削れたまま放置しない
おすすめ対策
  • 防草目地材に入れ替え
  • ひび割れ部分だけ補修
  • 不要な土はこまめに除去

雑草は、生えたら抜く → 増える → 手間が倍増という負のループに入りやすいため、「生やさない」対策が最重要です。

 

防水・撥水コート:塗るだけで寿命が延びる

防水コートの効果
  • 水染み防止
  • 汚れ防止
  • 凍害リスク軽減
  • 色あせ防止

とくに、寒冷地では水 → 凍結 → 膨張 → 目地割れというトラブルを防ぐため、防水処理は必須レベルです。

塗布の目安
  • 頻度・・・年1回
  • 時期・・・春 or 秋
  • 天候・・・晴れが2日続く日
  • 施工・・・ローラー or ハケ

とくに、湿った状態で塗ると失敗します。

【チェック表】これだけやればOK

週1〜月1
  • 掃き掃除
  • 水洗い
半年に1回
  • 目地チェック
  • 雑草除去
年1回
  • 防水コート
  • ひび補修

こんな症状が出たら「メンテ強化サイン」

  • タイル表面が白く粉をふく
  • 目地が黒ずんできた
  • 水が玉にならない
  • 雑草が増えてきた

放置すると“やり直し工事”に近づきます。

キレイな庭は「手入れした人」のもの

  • 汚れはためない
  • 目地は放置しない
  • 水は遮断する
  • 雑草は予防する

たったこれだけで、「いつ見ても気持ちいい庭」が続きます。

今日からできる行動
  • ほうきを手に取る
  • 目地をチェックする
  • 撥水剤の有無を確認
  • 汚れがある場所だけ水洗い

こんなときはプロの外構業者に相談しよう:DIYで後悔しない最終チェック

プロの外構業者に相談

  • 「できれば費用は抑えたい…」
  • 「自分でやってみたいけど、失敗したら悲惨かも…」

タイル庭は完成した瞬間より“数年後”に差が出る工事。

しかも、貼り直しがほぼ効かないリフォームです。だからこそ、少しでも「不安」があるならプロに相談するこれは“逃げ”ではなく、一番コスパのいい選択です。

プロに任せたほうが安心な5つのケース

① 施工範囲が広い(10㎡以上)

範囲が広がるほど…

  • 勾配管理が難しくなる
  • 地盤沈下が起きやすい
  • 施工日数が延びて事故リスクUP
目安
  • 〜5㎡・・・DIY可
  • 5〜10㎡・・・要検討
  • 10㎡・・・以上プロ領域

② 勾配・排水が難しい土地

とくに、水は…

  • 流れない → 溜まる
  • 溜まる → 凍る
  • 凍る → 割れる

という連鎖を起こします。

プロが見るポイント
  • 雨の流れ
  • 土質
  • 敷地の地盤
  • 周囲との高低差

👉 これを目視+感覚だけでDIY判断するのは危険です。

③ 車の乗り入れがある(施工レベルが一段上)

車の重みは、「1台=1トン超」そのため、この荷重を毎日受ける場所は、完全に“DIYの範囲外”と言っても過言ではありません。

必要な施工レベル
  • 厚い砕石層(15〜20cm)
  • 鉄筋コンクリート下地
  • 高耐荷重タイル

④ 既存外構との取り合いが複雑

(例)

  • 門柱が隣接している
  • 既存コンクリとの接合
  • 化粧ブロックとの高さ違い

こういった場合、少しのズレが「見た目のチープ化」につながるため、仕上げ精度が命です。

⑤ 仕上がりに“絶対に後悔したくない”

「とりあえずやってみて…」が一番やってはいけない施工です。

このタイプの人はプロ向き
  • 美観を最優先したい
  • 失敗が許せない
  • 将来売却も視野

業者選びで失敗しない5つのチェックポイント

① タイル・外構工事の実績が豊富か

「経験値」は、施工精度に直結します。

チェック方法
  • ホームページ施工事例
  • SNS投稿
  • Google口コミ

② 施工写真を必ず確認する

見るべきポイント
  • 目地が揃っているか
  • 勾配が取れていそうか
  • 端部が雑でないか

仕上がりは写真にすべて出ます。

③ 見積書に「下地工事」が明記されているか

タイル庭で一番大事なのが、「見えない下地」。そのため、ここが記載されていない見積もりは、要注意です。

要チェック項目
  • 掘削費
  • 砕石
  • 転圧
  • モルタル
  • 排水調整

④ 相見積もりは最低2~3社

1社だけだと…

  • 相場がわからない
  • 手抜きに気づけない
  • 値引き交渉できない

そのため、ベストは「3社比較」です。

⑤「質問にきちんと答えてくれるか」

良い業者ほど…

  • 専門用語をかみ砕く
  • メリット・デメリットを言う
  • 予算に合わせて代替案をくれる

そのため、質問に誠実に答えない業者は、施工後も誠実ではありません。

よくある失敗事例(リアル)

  • 安い業者に飛びついた
  • 勾配を確認しなかった
  • 見た目だけで業者を選んだ

→ 結果:数年でやり直し

「プロに頼む」は前向きな選択

  • 不安を消せる
  • 仕上がりが安定する
  • 将来の修繕費が減る

そのため、プロに頼むことは、贅沢ではなく保険です。

今日からできる行動
  • 施工範囲を測る
  • 写真を撮る
  • 2〜3社へ相談予約
  • 相見積もり比較スタート

👉 見積相談は「無料」なことがほとんどです。少なくとも話だけ聞くのは、タダで得しかありません。

まとめ:タイルで「手間いらず × おしゃれ」な庭をつくろう

いかがでしたか?

要点まとめ
  • タイルは「デザイン性・耐久性・雑草対策」を同時に叶えられる庭リフォーム素材
  • 種類や色、表面加工を選べば、滑りやすさ・暑さなどのデメリットも対策可能
  • 下地づくりと排水計画が、美しく長持ちするタイル庭のカギ
  • 日常の掃き掃除+年1回のメンテで、長期間きれいな庭を維持できる
  • DIYとプロ施工を上手に使い分けると、コストと仕上がりのバランスが取りやすい
今日からできる行動
  1. タイルにしたい場所を撮影(範囲・勾配・排水方向をメモ)
  2. 外観と相性の良い色・質感を選定(外壁・フェンスと合わせる)
  3. DIY範囲とプロ依頼範囲を仕分け(下地・勾配はプロが安心)
  4. 見積もりを1〜2社だけ取る(相場と工法を把握)

プロに任せたい人へ

「全部DIYは不安」「失敗したくない」なら、相談だけでもOK。とくに、仕上がりイメージと概算費用を“先に知る”のが後悔しないコツです。

ロイヤルガーデン

外構工事・修理まで幅広く相談できる外構工事専門業者。

 

👉【ロイヤルガーデン】公式サイトはこちら

外構・エクステリアパートナーズ

複数社の見積もりを比較して、条件に合う業者を選べるサービス。

 

👉【外構・エクステリアパートナーズ】公式サイトはこちら

 

まずは施工事例と料金の目安を見るだけでも、イメージが一気に具体化します。

関連記事:

 

 

外構工事なら「ロイヤルガーデン」

お見積りや出張費がなんと”0円!”まずは、外構工事にどれぐらい費用がかかるのか気になる方にもおすすめ!ウッドデッキ・駐車場・ラティス設置等。

剪定・草刈などのお手入れなら「お庭マスター」

剪定や草刈など庭のお手入れなら何でもお任せできるサービス。こちらも現地見積、出張費などが”0円”なので、超おすすめ!

砂利敷きなら「砂利110番」

1平米あたり1,400円~という超破格の砂利敷きサービス!お安く砂利敷きをプロに任せたい方におすすめ!

リフォーム一括見積なら「ハピすむ」
5ハピすむ

全国1000社以上のリフォーム会社からお近くの地域のリフォーム会社を探して一括見積り!値段で比較してお手頃リフォーム!

ブログ庭づくり
スポンサーリンク
シェアする
ビギナーガーデニング

コメント

タイトルとURLをコピーしました