庭には植えてはいけない木があることを知っていますか?
庭に木を植えようと考えた時に、このような木を選んでしまうと、大きなトラブルにつながる恐れがあります。
植物はそれぞれ特性を持っており、必ずしも全ての植物が庭に植えられるとは限らないのです。
今回は、庭に植えるべきではない木を8種類紹介しましょう。その理由についても説明しますので、これから庭に木を植えようと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。
庭に植えてはいけない木とは?
庭に植えてはいけない木には、庭に植えるべきではない明確な理由があります。どうしてもこのような植物を庭に植えたいと考えている方は、理由を理解した上で十分な検討が必要でしょう。
桜
春に美しく咲く桜は、多くの人が「庭に植えたい」と考える木ですが、夏に毛虫が発生しやすいという問題点があります。
さらに発生する毛虫の量が多いことから、手入れには多くの手間が必要です。
また、桜は大きく枝が広がるため、電線や隣家に影響が出てしまう恐れがあり、どうしても桜を植えたいという場合には、十分なスペースを用意しなくてはいけません。
ケヤキ
ケヤキは広い木陰を作ってくれ見た目も美しいことから、庭に植えたいと考える方が多い植物です。
しかし桜と同じように枝が広がりやすく、定期的にプロに剪定を依頼する必要があります。
植えっぱなしにしたいという方には、不向きだと言えるでしょう。
柳
柳は、昔から庭に植えるには縁起が悪いとされています。
縁起だけの問題ではなく、風に揺れると長い枝が家を傷つける恐れもあるでしょう。
柳の他に、ビワ・ザクロ・椿・アザミ・サルスベリなども縁起の悪い木だと言われています。植える植物の縁起が気になる方は、風水の本などを確認すると良いでしょう。
竹
竹は地下茎で増えるため、想定以上に庭で増え過ぎてしまったり、隣家の庭まで侵食してしまったりするトラブルが発生しやすい植物です。
特に竹は背が高いので、増え過ぎた竹を放置すると、手に負えない事態に陥ってしまうでしょう。
ヤシの木
南国のような雰囲気が味わえるヤシの木は、成長すると非常に背の高い木になります。高さだけでなく幹も年々太くなるため、いつの間にか自分で管理できないようなサイズまで育ってしまう恐れがあります。
風除けとしてヤシの木を植えたいという場合は、定期的な剪定をプロに依頼しましょう。
ヒイラギ
ヒイラギの葉は鋭い棘を持っているため、子供やペットがいるご家庭は、庭に植えるのを避けるべきです。
特に子供の目の高さくらいのサイズまで成長すると、大きなトラブルを招く恐れがあるでしょう。
イチョウ
秋には葉っぱが美しく色づくイチョウですが、イチョウの実は悪臭が強く、謝って食べると銀杏中毒になる恐れもあります。
ヒイラギと同じように子供やペットのいる家庭では庭に植えるべきではないでしょう。
バナナ
バナナは地下茎が非常に深く、一度根付いてしまうと掘り出すことが困難になります。木自体も大きく育ちすぎるため、一般家庭で植えるべき植物ではありません。
まとめ:庭に植えてはいけない木8選!【購入前必読】
いかがでしたか?庭に植えてはいけない木には
・桜
・ケヤキ
・柳
・竹
・ヤシの木
・ヒイラギ
・イチョウ
・バナナ
などがあります。
木は一度庭に植えて根付いてしまうと、簡単に掘り出すことができません。
そのため「庭に何の木を植えるか?」は慎重に考える必要があるでしょう。
この記事を参考に、自分が植えたいと考えている木は、庭に植えられるものかどうかを調べてみましょう。
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